「最後の着信」と題された今回。
夜中の公園で、偶然にも薫ちゃんと会った「脇幸太郎」という若者が3日後、その公園内の階段から転落死。
というショッキングなシーンから始まった相棒。
そんな「相棒」のホームページはコチラ。
正直、今回はショックでした。
ちゃーんと出ていたのに、見事に見逃してしまっていたなんて。
(っつーか思い出せなかった。マジで)
貴様かあああ!!!
お好み焼き屋の兄ちゃん!!
売人の兄ちゃんでもなければ警察でもない。後は彼女の白坂さんかバーのマスターしかいない。
しかし二人に動機がありそうにもないし。
なーんて思っていたけど見事に記憶から抜けていましたわ。
そうだよー。居たんだよ。証言者の一人として。
兄ちゃん、アンタやったんか………。
しかも原因は
「お好み焼きの焼き方に文句つけられたから」
だなんて哀しい………。
まあ、(事故だったけど)殺されてしまった脇という兄ちゃんも、相当しつこかったしなあ。
焼き方に拘りすぎだお前。
幾ら自分が結婚決めた直後でテンション高かったからって、
人にまでちょっかい出すことなんてなかったのになあ。
『雉も鳴かずば撃たれまい』
ってとこですか。
でも、犯人は意外にも
大阪にいるはずの
オカンやったらどうしよう。
と、余計な心配してました。(爆)
↑有り得ないから。
ああよかった。
しかし今回の目玉は何と言っても久々のご登場。
“ピルイーター”こと
大河内春樹監察官。
(↑ちゃんと名前覚えた)
今日もピルケースから取り出し、かじってますよ。
大好きなラムネを。(笑)
クソ真面目そうな顔をして、常備している薬を常に大量にガリガリかじってるにもかかわらず、何も異常が見られないことから付けられたあだ名ですが、
実は、ピルケースに入っているのは薬じゃなくて(子供の頃から好きだったという)ラムネだったんだよね。
何でピルケースなのかと言えば、ラムネを入れるのに丁度いいから。
というエピソードに思わず笑っちゃいましたけどね。
紛らわしい真似すんな。
真相を知っているのが特命の二人だけってのも可笑しいですが。
ところで今更な話ですが、私は薫×右京派なのですが、
果たして監察官のところは
大河内×湊だったのか、その逆(笑)だったのか。
っつーか、大河内さんは只今喪中なん?。
それとも新しい恋人募集中?
一生涯愛するは、亡くなってしまった彼、ただ一人だけ?
と、事件よりもそっちが気になるピルイーター。(おい)
あらゆる所で腐女子な私のハートをぎゅっと掴みまくりです。(爆)
そして今回の私的ツボ。
■ 「被害者の所持品」として、身分証明書にもつながる脇さんの携帯電話をイタミンに見せる鑑識米沢さん。
そこまでは普通の光景。
しか-し。
次々と所持品である3個の携帯電話を出す米沢氏に向かい、
イタミン、思わず「手品かよ」。と突っ込みを。
……手品だったらある意味面白かったんだけどねー。
■ 今回の薫ちゃんは、とにかく右京さんへのセリフのバトンタッチが上手い。
合いの手とも言うべきテンポのよさ。
脚本によって薫ちゃんのノリが違うのか?
■ 鑑識・米沢さんを落語の券で買収する右京さん。
絶対アナタも同じ券を買ってるでしょー。「落語deデート」実現か?
っつーか米沢。 お前も(喜んで)買収されてんな。
↑捜査一課のホワイトボードに書かれてあった事件の内容一覧表を見た米沢さん。さっそく特命係にてすっかり丸写して説明しているところに職業魂が現れてますよ。
■ 犯人が決定。 さて、薫ちゃん、さっそく電話………。って、ありゃりゃ。
鳴ったのはイタミンの携帯。しかも登録名は【特亀】って………。
凄いネーミングセンスだよ。イタミン。
それはそうと、薫ちゃんの携帯には、イタミンのことを何て登録してんだろう。普通に「伊丹」なんだろうか。
上司である杉下右京さんのことに関しては、「右京さん」と入れてるのは知ってるんだけど。
(それも考えようによっては不思議だけどね)
■ 麻薬関連の事件とあって、めちゃめちゃ張り切る角田課長。
自分とこの情報屋を使って捜査一課と張り合う姿がコミカルです。
でも、麻薬の売人さんの鷲頭って男性が良い人でよかったね。
あんなんじゃ隙を見て逃げられちゃうぞ。
そしてそして………。
今回、小野田さんの名前が………。
もしかして、ご登場か!?
なーんて微かな期待は、
右京さんが事件を解決してしまった為に消滅してしまいました。
(がっぴょん)
もう、右京さんたら。
小野田さんの出番を阻止しやがったな。
そんなに彼が嫌いか?
↑多分違う。
そして、最後のオチがまたすとん、と落とされた感じです。
白坂さんに、「一緒に大阪で住みたい」と言われ、本気で結婚しようと張り切っていた脇。
しかし麻薬の売人だったと知って、彼女はかなりのショックみたいでしたが、そこで薫ちゃん、
「彼は本気であなたとの結婚を考えていた」
と一応フォローを入れます。
しかし、残された白坂さんの返答は「その話は、冗談です」
「同級生が久々に会って、お酒の席での冗談で、そんなこともあるでしょう。」
って。
何か、死んでしまった脇さんが可哀想に思っちゃいました。
でも、そんな彼に対して
「当然の結果でしょう。」
と言い放つ右京さんは、薫ちゃんが言わなくても厳しい人です。
麻薬に手を染め、犯罪を犯した者の末路がどうなったとしても、
それは全て自分に返って来るものであるからにして結果は誰にも責められない、ということなんでしょうね。
でも、亀山くんにとって、今回の事件は冷やりとしたんじゃないでしょうか。
美和子ちゃんに婚姻届けを渡し、後は彼女の結果待ち状態なんだもん。
考えないわけにはいかないよね。
美和子ちゃんからの返答は、死んでしまった脇幸太郎と一緒なのか否か。
ところで今回は、前回あった
『ありふれた殺人』 という事件の形態に酷似してるような気がしました。
探っていけば警察が関与していて、「まさか、警察内の人間が犯人か!?」
なーんて緊張感を持たせておきながら、
真犯人はまったくの第三者で、被害者と面識のあまりない、殆ど関係者ではなかった人物(しかもどちらも、警察の最初の聞き込みにちゃーんと答えていた人物)が犯人だった。
というケース。
結局、警察が関与していなかったことから事件そのものを“普通の”殺人事件にしてしまって、自分達の闇の部分は上手く覆い隠してしまって
はい、お終い。
本当に、当事者たちには残酷ともいうべき結果で。
特に、「ありふれた殺人」 はとことん悲惨で残酷な話で、
『時効』 を軸に今現在の法制度の悪い部分を浮き彫りにしているような話でした。
結局、殺人事件の被害者遺族はこの「時効」という法の壁により、
“何故殺されなければならなかったのか、また真犯人は一体誰だったのか”
という真実を、何一つ知らされないままに苦しんで一生を終える。
だなんて。
あの時は、あまりにも酷すぎる結末にしばし言葉がなかったです。
でも、逆に本当に凄い脚本だなーって感心した話でした。
今回もまた、最後の最後にちゃんと気持ち悪いオチが隠されていたことに脱帽。
やっぱ、「相棒」っていいよなあ。
さて。来週はいきなりオークションすか?
珍しい蝶をめぐっての騒動。
右京さんの
「一億」 というセリフに早くもトキめいている私でした。
久しぶりの登場大河内さんにウホッとなってました。
大河内春樹と呼ばれるよりもラムネorピルイーターの方が圧倒的に多そうですね(笑)
大河内×湊か、湊×大河内か・・・。
え~っ、個人的には後者で(笑)
新しい恋人がいるなら拝んで見たいものです。
どちらかと言うと、この二人の場合は前者が多いカンジがいたします。
新しい恋人………。
できるんでしょうか。ちょっとドキドキしておりますが、多分できた時は特命の二人に報告しそうな気がします。(爆)
いい迷惑だ。(笑)