
赤白二龍
走湯山縁起に拠れば
伊豆山の地下に赤白二龍交和して臥す。
その尾を箱根の芦ノ湖に付け、その頭は伊豆山の地底にあり、
温泉の湧く所はこの龍の両眼二耳鼻穴口中なり。
赤龍は火、白龍は水の力を掌り、
二龍の力を合わせて温泉を生み出すという最強の守護神であります。
(関八州総鎮護 伊豆山神社より)
年頃の娘と熱海に旅行した際
最強の恋愛パワースポットといわれる
伊豆山神社に詣でました。

なぎの葉は、葉脈が硬く横に千切ることが難しいため、
昔から縁結びのお守りとされていたそうです。
伊豆山神社の「梛の葉守」は境内にある、なぎ(梛)の木の葉っぱをお守りにしたもの。
葉っぱや石をお守りにするのは、お守りの中でも最古のスタイルだそうです。
「め梛の葉」と「男梛の葉」。
ひとりで持つと、良縁にめぐまれ、
カップルで持つ時は、男性がめ梛、女性が男梛を持つと良いそうです。
北条 政子は源頼朝との恋を成就させるため、
鏡の裏になぎの葉っぱを敷き、祈っていたということです。
娘は、このお守りが欲しかったようです。
お参りが済んで
「裏へ・・奥へ・・」の声がいうままに。
白い鳥居が、お山の入口になっていました。
ハイキングで20~30分程でしょうか。
済んだ空気を吸いながら、程よい汗をかきながら登って
小さな鳥居をくぐると
そこにはドームのような空間があります。

この中心に立って、茂る木々の葉の隙間から空を仰ぐと
まるで宇宙の一点にいるかのような感覚になります。
ここには、塩と米が置かれ
どなたかが、毎日毎日、大事に大切にこの場所を
護ってくださっていることがわかります。
一段上の拝殿でお参りし、ここでまた
「裏へ・・奥へ・・」
失礼ながら、登っていくと
磐座と大きな木の後ろ側に「白山大明神」の石の祠がありました。
白山菊理媛さま
「ようやく、逢えましたね」
「ここまで、ずいぶん時間がかかりましたこと」
はい。25年も費やしてしまいました。
穏やかに清々しく、しばし時間を忘れ
この空間を味わい
また、先に進む戒めもいただきましたことを思い出します。
あれから、数年。
ここへは
菊理媛さまにご縁のある方を、幾度もご案内しました。
「あなたが護ると決めた方は、わたしが護ります」
お連れした方々は
まさしく『地涌の菩薩』
それぞれのお役目に目覚め、奔走しています。
たまたま・・も、偶然も・・
仕組まれた中のひとつ。
娘の恋愛成就のお参りが
私にとっての、縁を太く強くしていただく大きな縁結びとなりました。
感謝。
伊豆山の地下に赤白二龍交和して臥す。
その尾を箱根の芦ノ湖に付け、その頭は伊豆山の地底にあり
幸いにも
龍神様の頭から尾までを・・おからだを
一日の中でお訪ねできる土地に住んでいますので
更に
箱根に向かって参りましょう。
つづきは また今度
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