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ノースベイ・ファイヤー  North Bay Fire:

2017年10月14日 00時33分07秒 | 画家のツブヤキ


先回ブログを更新してからもう五ヶ月以上になる。 長い間何故か発信したい話題もこれといってなく、もっぱらネットで受信をしているだけであった。



そういえば何時ぞやのトータル・イクリプスのときも回りがその話題であふれていたので、折角興味深い画像があってもリブログする気になれなかった。



これといって目新しい事も無く平穏な生活の中で、なかなか思うように進まない制作活動を続けているだけで、新しいプロジェクトもなかなか進展せず、発表する段階までにはまだ時間が掛かりそうだ。



そんなこんなで半年近くが過ぎてしまった。 いずれにしてもそろそろ何かをアップロードしないともうくたばってしまったと思われかねないなどと思いつつやる気が出ないでいた。 



多分以前のようなブログを更新する面白さや新鮮味が無くなったのかもしれない。 結構マンネリ化した毎日の続くなか記録的大火事が北カリフォルニアを襲った。



大惨事は悪条件が運悪く重なる事で起こる。 今回は夜中で強風に乾季の超乾燥地と三拍子そろっていた。 10月8日は日曜日、多くの北カリフォルニアの人々は、このあたりならではの快適な気候のなか、秋の連休を楽しんでいたことだろう。



世界的に地名が知られてきたカリフォルニアのワイン・カントリーであるナパ郡の北に位置する小さな町カリストガ。 その近くで夜の10時半過ぎに山火事が起きた。 



今の時期は丁度乾季の終わりで草木は乾燥しきっている。 
乾燥注意報とワイルド・ファイヤーの警告が毎日伝えられていた時期であった。



丁度その頃ダィアブロおろしとも言われる強風が北カリフォルニアに吹いており時には風速100キロを越える突風も吹いていたそうだ。 その風に煽られたカリストガの火事はあっという間に200エーカー程の規模になり大きな高い木に燃え移った火は上空で火の粉となって遠くまで飛ばされてそこで新しくスポット・ファイヤーになり広がっていく。



そうして真夜中から夜明けまでに火の粉は次々と飛び火してサンタローサの街まで飛ばされてきたのです。 その後も山火事は広がり続けカリフォルニアの史上最悪のワイルド・ファイヤーになったのです。
強風や突風に追われ火の足は速く、夜中にたたき起こされた住民は着の身着のままの避難を余儀なくされたのでした。 朝になっても人名救助最優先で人々の避難活動の援助のみで消火活動はまったく進みませんでした。 その間火事の場所が増え広がっていくので手のつけられない状態でした。



翌日9日月曜日はコロンブス・デーの休日で、我が家ではいつもの様に早く起きて、朝のやることを片付けてハム・ルームでニュースをみようとするとネットにつながらない。
こういう事は時々あるのでしばらく様子を見ることにして居間でテレビをつけると、どの局でも大火事のニュースで大騒ぎをしていた。



翌日11日火曜日には、風向きが変わって北に煙がやって来た。 我が家でも向こうの山は見えなくなり車の上には白い灰がかなり溜まっていた。


 
テレビでは完全に燃え尽きて灰になった家の後やレンガ造りの暖炉と煙突だけ残った家や燃えている山の映像と関係者や避難した人々の取材を1日中やっていた。



昨日13日金曜日は、何時ものように隣町のウィリツまで買い物に行った。
ハイウェイ101号線を南に40キロ程走ると山から煙が上がっているのが見えた。 ウィリツの町もなんとなく閑散としていた。









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