Sotaが帰ってからもう4日経つ。
2回赤トンボ捕りに行った。
最初は9月14日の朝、近くの近隣公園というところに行った。
Sotaの手をしっかり握り、取り合えず網だけ持ってそこに行くとあまりにも多い赤
トンボがいたので又家に戻り網カゴを取りに行った。
実は、去年Sotaが来た時にSotaはおじいちゃんと赤トンボを取りにいったことを覚
えており、今回もSotaから「おじいちゃん、トンボ取りに行こう?」と言うことで実
現したのだ。Sotaは楽しみにしていたのだろう。
当然ながら、おじいちゃん「オッケーよし行こう!」と一つ返事した。
最初は、Sotaが一生懸命トンボを追うのだがなかなか取れず、「おじいちゃん、取
って!」とあきらめかけた。
「よし、良く見ておくんだよ!」と言わんばかりにおじいちゃん、頑張った。
暫くすると一匹目が取れた。そして2人でそーっとカゴに入れた。
「逃がさないようにね」「わかった」Sotaの目が輝いた。
二匹目が取れると、Sotaも自分で取りたいのか…「僕も取りたい」
「網は長く持って、こうして取るんだよ」とアドバイスした。「うん解った」
赤トンボは集団で飛んでおり、それも風に飛ぶ習性がある。
又トンボを取る時は、尻尾の方からでなく頭の方から網をかぶせた方が取れる。
そのことを少し教えて網を構えていると、暫くしてSotaがトンボを捕った。
「うーん、上手上手」と誉めたものの、後が続かず…
また元に戻って、網を短く持って捕ろうとするから取れなくなった。
それでも、その日は七匹取れた。帰るとすぐ家の庭で逃がしてやった。
2回目は帰る日の9/16…
朝から「Sota、探検に行こう。そこでトンボ捕りしよう」「うん、いいよ探検に行
きたい」
そこは、ダムの上流。夏の間は子供がいっぱいで賑やかなところなのだが、今は閑
散期。Sotaは去年そこに行った、そのときは7月の夏休みだったので家族連れで賑わ
っていたところ。
心配していたが、車も10台ほど駐車場にあり、だれもいないことはなかった。
そこは広いのでSotaは一生懸命になってトンボ捕りに夢中になった。バッタもいる
ようで喜んでいた。暫くすると網の中に入ったのはカマキリ…
Sotaもおじいちゃんもカマキリは大嫌い。すぐに逃がした…
探検も必要だな、と思い、ダムの方に行き、ダムの真上を歩いて見た。
上は水がたっぷり…下は石垣に覆われている。
Sotaはここでも「トンボ捕りたい」と言ったが「ここは狭いのでダメ」と言った。
しかたなく、又家の近くのあの近隣公園で又、トンボ捕りをした。
そこは遊園地も併設しているので、Sotaはこんどはこちらの方にも行き遊んだ。
Sotaはもっと遊びたかったのが、時間がなくやむなく家に帰ることにした。
Sotaとふたりでもっともっと遊びたかったおじいちゃんであった。