子育て支援・・・親業

子育てが楽になる、温かいコミュニケーションの秘訣を伝えたい
親業インストラクター 堀川佳子の思い・・・

子どもの自殺予防のために

2017-05-11 23:28:41 | Weblog
 親業ふなばし 堀川よしこのブログへおいで頂き、

ありがとうございます。

 最近、私が心を痛めている、子どもの自殺。

将来のある若者の自殺は、食い止められないかな?

と、真剣に考えています。

仙台市では、短期間のうちに中学生の自殺が3件、

報道されました。

青森や岩手、山形の中学生の自殺も

記憶に残るところです。

首都圏でも、毎日のように、

人身事故のために、電車が止まっています。

自分の命を絶つしかない人の気持ちを理解できる他人は、

ほとんどいないように思います。

不幸が起きると、教育委員会や学校は原因究明をして、いじめがあったとか、なかったとか・・・

関心は、そこに行きますが、

自殺を食い止める一番の事(人)は、

そのクラスの担任や、部活の監督、コーチ、親など、

毎日一緒にいる、一番身近な人です。

不幸が起きた後に公表された「最期の言葉」は、

「先生は、僕の気持ちをわかってくれなかった」

「先生には、何を言ってもダメなんだ」

絶望的な感情を持ち、

命を絶つ。

悲惨で哀れで言葉が見当たらなくなります。

いじめに傷ついている子ども・・・

親の期待の大きさに、心が折れている子どもたちが大勢います。

そんな子供たちが、命を絶たないようにする関わり方、接し方があります。

私はゴードン・メソッドを学んで気が付いたことがあります。

それは、抱えている悩みや、気持ちをわかってほしいと思い、

辛い気持ちを理解してくれるだろうと期待して、

悩みを打ち明けた人(子ども)の気持ちに、

どれだけ寄り添えるか、

受容して、共感できるか、ということです。

この「聴く」ということは、

話した人が、「話して良かった」「理解してもらえた」

「安心して話せた」「気持ちが軽くなった」と感じる聴き方が

できるかどうかなのです。(これがポイント)

問題や事件が起きると、スクールカウンセラーを配置することが、

解決策として行われますが、

カウンセラーを生業としている人だけに任せるのではなく、

毎日、顔を合わせている教師、部活の監督、親などが、

この「聴く」ということが、できるかどうかなのです。

トマス・ゴードン博士が、世界中の人に捧げた、「聴く力」を身に着ける方法。

ノーベル平和賞に3度ノミネートされた、人間関係を良くする方法。

日本名「親業」、世界共通語「ゴードン・メソッド」

世界40カ国以上で、学び続けられてきました。

一日も早く、

一人でも多くの教師や関係者、親の皆様に、

お伝えしたいと思っています。

まずは出会ってみてください。

本を読んでみてください。

お役に立てると思います。

コミュニケーションの基本は、「聴くこと、話すこと」です。

日本は島国。

人が資源であり財産です。

全ての人が、与えられた命(寿命)を全うできますように、

心から祈りつつ、

親業を伝えて参ります。

詳しくは、「親業訓練協会」で検索してみてください。


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