ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

帯津先生の型に関しての考察

2009年09月12日 | 
帯津先生の本、いい場を創ろうの中での型に関する文章に触れたいと思います。

型に関して先生は

「型」というのはいってみれば外形です語源からいっても「かた」というのは「離手」と書くようです。

「離」ははっきりと分離して、ひとつのかたちにまとまっているもの、「手」は手本・規範という意味です。

つまり、輪郭がはっきりしていてゆるがず、お手本になるようなものを「型」といいます。


また一歩進んだ形に関しては

これに対して「形」というのは、「型」に「ち」を加えたものである。

「ち」というのは「霊」です。

これを「ち」と読む。

すなわち、「かた」を修得してから、そこに自分の個性や思考の「霊」を加えて、はじめて生気あふれる「かたち」ができあがるのです。



帯津先生は型にばかりとらわれ、美しく優雅に見せたいといった事はまったく無駄なことをしていると述べています。

型に関する帯津先生の考え方は狂言や能を演じる人とほとんど一致します。


例えばナタヨガを練習するとして教える側がいちいち型が間違っているとチェックして止め、手直しばかりしていたらそれは死んだ練習になってしまうと思います。

仮にそいういう日があったとして流れを止めず一定のリズムで行法を行わなければナタヨガからは何も得られないと思います。

結局無理やり型に押し込めるだけで終わってしまい生気溢れる形には程遠いことになってしまいそうです。

帯津先生のお話に共感できるのはやはりシャドーヨガに共通する要素が沢山あるからだと思います。


結局、私達の仕事は型に留まらず形に発展できるよう生徒さんを導くことなのかなぁと実感しました。

お腹の前で作る手の形をチェックして回ったとき細かいことより指先まで意識が行っているかが気になっていました。

死んだ手で外側の動きだけやってもなんの意味も無いことに気づいて欲しいと思います。

だらんとしていたり逆にピンと伸びすぎて緊張している手などいろいろです。

手を動かすときに踊りのようにしなをつけるなども何かが邪魔しているように思います。


一番シンプルに無駄なくリラックスして動けたら最高ですね。

一度帯津先生から気孔を教わりたくなりました。

ところどころに出てくる虚空と一体になる感覚を味わってみたいです。

でも、きっとナタヨガでも帯津先生の言うとおりにやれば味わえるはずですね。



人気ブログランキングへ


宜しかったら応援クリックお願いします

にほんブログ村 健康ブログ ヨガ・ピラティスへにほんブログ村




気功的人間になりませんか―ガン専門医が見た理想的なライフスタイル
帯津 良一
風雲舎

このアイテムの詳細を見る



いい場を創ろう―「いのちのエネルギー」を高めるために
帯津 良一
風雲舎

このアイテムの詳細を見る



「体内の循環」を良くすれば病気は治る!
帯津 良一
三笠書房

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋刀魚の炊き込みご飯 | トップ | 旅行に向けて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事