社会主義 資本主義
民主主義 管理統制
「ザ・コーポレーション」という映画を見に行きました。
uplinkという渋谷の奥の方にある映画館です。
http://www.uplink.co.jp/corporation/
まず、いろんな人のインタビューと、イメージ映像の連続で
問題提議が多いこと
核となる主張は
「大企業の社会的責任(CSR)問題(社会に悪影響を与えている企業)」
と
「今の’企業’のあり方はおかしい」
という問題提議。
以下はネタバレなので、ご了承ください。
会社が大きくなって、利益を追求するあまり
物価が安い国で低賃金問題が発生したり
ゴミや廃棄問題などの「人・物的被害」はもちろんのこと
人に害を与える製品や、消費者をごまかす(いい影響を与えない)製品
を作ってしまったり
大企業は知らない間に社会に浸透して、社会を支配している。
会社のトップ(CEOなど)は、「俺、金儲けしたいなんて思っていない」
「いい社会にしようと思っているし、低賃金で働かせようとも思っていない」
という。
「個」になると、みんな優秀でいい人なのに
「大企業」という集団になると、どうして「個」の倫理が崩れ
深刻は事態を招いてしまうのか。
--------------------------------------------
「だいたい、俺が何をいっても’企業’は野に放たれた野獣のように
略奪を繰り返してしまう存在なんだ」
--------------------------------------------
「企業」にカウンセリングをかけると
”サイコパス(人格障害)になる”という結論をこの映画は出す。
つまり
「社会にあふれている企業って、性質上
社会全体に危険を及ばす可能性がある」
ということだと思う。
書物を読んでから見たほうが理解度が高いような気がします。
高校のころよく授業で見せられたような映画
「かたーい」
「伝わってない」
という感想でした。
entertainする映画でも、knock outする映画でもない。
映像で、これだけの情報量が多いと、話についていけない。
そして編集もちょっと稚拙。違和感があった。
だけれど、CSRの問題はもうちょっと勉強していきたいです。