人生発富士登山

数年前から毎年行きたいと思っていた富士山に登ってきました。

いつもの計画性の無さがたたり、夏休みにスポットで空いてしまった一日を利用しての一人登山。一人で山に行くのは嫌いなんですが、一度御来光を見たいという気持ちが強く、夜通し歩き御来光を見ようと重い腰を上げました。

夜20時、近くのエルブレスでLEDヘッドライト(3500円)を購入し、高速へ乗り富士宮口へ。
登山口までに通った富士スカイラインでは真っ暗な道を対向車も全く来ず、鹿はいるけど人っ子一人いない状況で、夜中一人登山しようとしてる自分を後悔しましたが、22時30分富士宮口5合目(2400m)に到着すると、いきなり車と人が増加。ある意味ちょっとほっとしました。

少し準備して23時登山開始、6合目(2490m)までは砂利の散歩道で全く疲れませんでしたが、そこからは急な砂利の登山道になりました。ここから山頂までの道の感じはずっと変わらず、単調なルートでした。

一人だし、夜中で全く景色も見えなかったので黙々と頂上を目指しました。

6合目2490m:23時10分
新7合目2780m:23時35分
元祖7合目3010m:0時5分
8合目3250m:0時25分
9合目5勺3590m:1時20分
山頂37??m:1時50分

5時間のルートを2時間30分で到着。本来少しずつ高度順応しながら登らないといけなかったのですが、普通の山を登るペースで進んでしまいました。予想以上にあっさり登れて、昨年夏に登った奥穂高の時のような達成感はありませんでした。
登ること自体は特に問題はなかったのですが、日の出4時50分まで3時間も待たなければいけなくなりました。山頂の気温は5℃…こんなに早く着くとは思っておらず、防寒が不十分だったので日の出まで建物を風よけにして丸まって待ちましたが、寒過ぎて寝れませんでした。防寒は一番重要かも。

なんとか寒さを耐え忍び日の出30分前に御来光がよく見えそうな場所に移動。
太陽が現れるのを待ち、4時50分沢山の雲海の上に御来光が現れました。
太陽が出るか出ないかの瞬間って空と太陽がオレンジ色になりますが、御来光のそれは何か神々しく見えました。
少し写真を撮り、雲の上に太陽が昇っていく不思議な風景をぼけーっと見て、少し土産を物色した後、6時下山開始。

帰りは休憩もとらず、8時10分に5合目駐車場に到着しました。

天候にも恵まれ、思ったより登りやすかった今回の富士山。
来年以降も誰か誘ってまた登りたいと思います!
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とりあえず帰国報告

日記を全部書ききれていませんが、とりあえず無事帰国できました。
体調はお腹がちょっとppですが、そこまでひどい事にはなっていません。

インドには呼ばれる人と呼ばれない人がいるそうです。
僕はどうやら前者のようで、すごく好きになりました。

インドの魅力は、多種多様にわたる過去の遺産だけでなく、インド人特有の人間性です。
確かにブログに書いた通りのひどい騙し方をしてくる人たちも散見できましたが、それと同等に良くしてくれる人達との出会いもありました。
またインド人だけでなく、多くの日本人・他の国の方との出会いもあり、それが今回の旅を面白くしてくれた一番の要因だと思います。久々に良い旅したな~という感じ。

またインド行きたいです。

今回は有名どころをサササっと見て回っただけなので、西部の砂漠地帯&ムンバイ、北部のカシミール地方とチベット、東部のコルカタとネパール、南部等々をまたの機会に行けたらなと思っています。
ということで、次の海外修業はインドorネパールor東欧(チェコ辺り)が候補です。

今週中には残りのインドぼったくられネタをまとめたいと思います(^^;)
明日からまた仕事にフルスロットル頑張ります!
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2泊3日ぼったくりツアーへ④

(2泊3日ぼったくりツアーへ③から続く)

タージマハルがあるアーグラーからデリーまではおよそ5時間の長旅。
結構疲れていたので、居眠りしながら車に乗っていたのですが、30分に一度位はシリオムからこの話題が。

シ:「スジュキ、ところでいくらチップをくれるんだ?」

元々高額な代金払ってツアーに参加しているので、チップなんて渡す気は無く、最初の方は「まだ考え中だよ。」とか「おれに任せろ」とか適当な事を言っていたのですが、その度に、

シ:「小さな子供と体の悪い妻を養わなければいけないんだ。お願いだスジュキ」

と言われ続け、(なんだかんだ面白かったから500Rp=1000円位なら良いかな。)と洗脳され気味になってきました。
500Rpあればそこそこ良い安宿に泊まれますので、僕個人的には結構ふんぱつしてるレベル。

そんなこんなでデリー到着間近となり、

自:「ところでこの2泊3日ツアーでボスからいくらもらえるの?」

シ:「ツアーじゃなくて、月給制なんだ。一ヶ月5000Rp=10000円しかもらえない。後はお客さんのチップに頼るしかないんだ。だからスジュキ、お願いだ。いくらくれるんだ?」

自:「着いたら渡すから、心配しないで」

そんなやりとりをして、ニューデリーの駅近くに到着。

シ:「スジュキ、到着したぞ」

自:「ありがとう!なんだかんだすごい楽しめたよ。はいこれ」

と言ってなけなしの500Rpを渡しました。すると、

シ:「なんで500Rpだけなんだ!楽しめたんだったら、もっとくれよ」

自:(エー!!!自分の中で何かが切れました)
「だからおれは金無いっていってんだろ!前の日本人はくれたかもしれないけど、おれはそいつらとは違うんだよ。第一おれが金もってるんだったら、宝石もクルターパジャマもかってるだろ!違うか?ホントにインド人は理解できないんだよ。給料は自分のボスにもらえ…etc」

という感じで、とりあえず知ってる単語でまくし立てました。

シ:(さすがに結構引き気味で)「す、すまない。そうだよな、分かった…。」

最後の最後まで、インド人の金への執着心の凄さを思い知らされたツアーでしたが、人としては人間味があってユーモアがあってすごく面白い民族だと感じました。電車を乗り継いで個人で観光名所を巡っていたら体験できない事が沢山味わえたので、9000Rpの元は取れたと思います。


そんな感じで、インド編はあと、
・バラナシのラマさん
・ガンジス川のスイミングスクール
・ブッダガヤのラモス
…etc

に続きます。
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2泊3日ぼったくりツアーへ③

(2泊3日ぼったくりツアーへ②から続く。)

ぼったくりツアー中、ジャイプルではシティパレスやアンベール城、アーグラーではタージマハルに行った訳ですが、僕のプライベートドライバー・シリオムは全然頼んでないのに沢山の面白いお店に連れて行ってくれました。

①宝石屋

シ:「ところでスジュキ、何か飲んでいかないか?」

自:「うん、おれは冷たいコーラが飲みたいな」

シ:「OK、じゃあ行こう」

と言って連れて行かれたのが、カフェではなく、入り口がマジックミラーになっていて内部が見えない宝石屋。
絶対怪しいと思いつつも、どうやってぼったくられるか少しわくわくしながら入店すると、スキンヘッドのごつい店主登場。

主:「いらっしゃい、どの宝石が欲しいんだ?」

自:「金無い、宝石は必要ない」

主:「とりあえず見てくれ、チャイは飲むか?」

自:「おれは要らない」

主:(急に不機嫌になって)「…。インドではな、家に客を招いたらチャイ(ミルクティー)や飲み物を出すのが常識だし、客はそれを飲むのが常識なんだ。お前の行動はバッドだ。それとも、飲んだら宝石を買わされるとでも思ったのか?」

自:(その通りだバカヤロウ、と心の中で思いつつも)「ごめん、インドの常識を知らなかった。飲み物いただきます。」

そういってコーラをお願いし、飲み始めると同時くらいに、早速宝石の説明がスタート。

主:「お前の誕生月の3月だとアクアマリンとスタールビーを買うべきだ、どれが良いんだ?」

といって、直径1cmにも満たない石を出してきました。

自:「これいくらなの?」

主:「これで5000Rp=10000円だ」

自:(キターと心の中で叫ぶ)「高いしノーマネーだし必要ない」

主:「まあまて、3500Rpではどうだ?」

自:「いい、いらない」

主:「もっと小さなやつも見てみろ、これはグットプライスだぞ」

こんな感じの攻防戦が続きました。
正直日本でももっと安く売ってそうなパワーストーンだし、第一宝石なんて買う気でインドに来ていないので、結局30分位「見るだけタダ」を貫き、何も買わないで店を出ました。

自:「シリオム、おれ宝石なんていらないぞ」

シ:「すまない分かった、じゃあ次の場所へ行こう」

たぶんこのツアーに申し込んだ日本人は強制的にこの宝石屋に連れて来られるのでしょう。ツアーを申し込んだ時点で、インドの事情が分かっていないので、適当な理屈をつけて日本人価格で売りつけて、そのマージンがツアーを斡旋してきた宿主やシリオムに流れるものと推測できます。

気の弱い日本人は買ってしまうのでしょう。
しかし、僕は海外に出ると気が大きくなるので、要らないものは要らないってはっきり言います。

ジャイプル・アーグラーはとりあえず最低限タージマハルさえ見れれば個人的にOKなので、面白ネタを増やすためどんどん怪しいとこに連れて行ってくれと内心思いながら、ぼったくり店めぐりは続いていきました。

②クルターパジャマ屋

シ:「ところでスジュキ、お前このツアーの後バラナシ行くんだろ?」

自:「行くよ、なんで?」

シ:「これはシリアスなアドバイスなんだが、ガンジス川にTシャツと短パンで行くと聖人に怒られて、最悪の場合高い金要求されるぞ。ガンジス川に行くには、必ずクルターパジャマが必要だ!」

クルターというのはインドの伝統的な綿の上着で、パジャマは綿の長ズボン。ガンジーが着てそうなやつを想像してください。
値段が安かったら(300Rp位なら)買っても良いかなと思い、店に連れて行ってもらいました。

すると、宝石屋と同じく腕っぷしの良さそうな店主登場。

主:「バラナシに行くのか?だったらクルタパジャマが必要だぞ」

といっておもむろに何種類かを出してきました。
まず襟首の部分が少し細工がしてあるちょっと高そうなやつ。

自:「これいくら?」

主:「いくらなら払える?」

インドでは値段を尋ねると必ずこちらの手の内を伺ってきます。僕はいつもここではありえないであろう低価格を要求。

自:「300Rpまで」

主:(ちょっとあきれたリアクション)「これは通常1500Rpだぞ」

自:「それだと金無いから全然買えない」

主:「お前はシリオムの友達だから、ベストプライス1100Rpでどうだ!」

自:「それでも無理」

このツアーに来る前、ニューデリーの駅前の店でジーンズが150Rpで売っている事を見ていたので、綿のペラペラの服がそんなに高額なはずがないことも知っていました。

主:「では、他のデザインのものを見てみろ」

と言って襟部分の細工が無い、シンプルなデザインの物を出してきました。

主:「これだと700Rpだ」

自:(ちょっと悩みつつも)「無理、買えない」

主:「でもお前はバラナシに行くからこれは必要なんだぞ、じゃあ600Rpは?」

自:(悩むも、日本では絶対に着ないと思い)「買えない」

主:(怒り気味の迫真の演技で)「これ以上値段は下げられない」

自:「わかった、じゃあ帰るよ」

といって店を出ました。するとシリオムが、

シ:「ベストフレンドスジュキ(←おれの機嫌をとる時にシリオムが多用してきたフレーズ)、考え直せ!おれは真面目に言ってるんだ」

自:「真面目に言ってるのは分かるけど、どうせバラナシで1回しか着ないし必要ない」

シ:「分かった、500Rpにしてもらうようおれが交渉してくるから。どうだ?」

自:(悩みつつも)「いらない。もし必要だったらバラナシで買う」

シ:「バラナシだとすごく高額だぞ、騙されるぞ」

自:(騙されるとか言うな、と思いつつ)「おれの責任だから良い」

シ:「分かった」

この翌日バラナシのガンジス川沿いに行ってみると、ほとんど誰もクルターパジャマなんて着てない(笑)
一部の日本人が着ているのを見て、同じ手口で騙されちゃったんだな、とちょっと同情…。

ちなみにこんな感じのぼったくりショップに連れて行かれた回数は、
宝石屋・3店
クルターパジャマ屋・1店
陶器屋・1店
大理石の土産屋・1店
合計・6店

そこで買ったのが、大理石土産450Rpのみ。
時間の縛りがそんなに無い僕にとってはこのコテコテの騙し方が結構面白かったですが、疲れてるときは結構めんどくさかった…。

そんな感じで車はデリーへの帰路に。
ここからシリオムのチップクレクレ作戦が始まるとは知らず…。

(2泊3日ぼったくりツアーへ④へ続く)

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2泊3日ぼったくりツアーへ②

(2泊3日ぼったくりツアーへ①から続く。)

宿主が連れてきたドライバーが、自称35歳でアルシンド型ハゲオヤジのシリオム。結構男前ですが、英語が訛り過ぎてて全然聞き取れない事多々あり。

そんなシリオムとの、ドイツが誇るビックカーカンパニー、TATA製コンパクトカーでの旅が始まりました。

初日はデリーからジャイプルまでの5時間の旅。
そんな中での車中の会話はこんな感じ。

■会話パターンその①:ピンクトーク

シ:「ところでお前、日本での彼女は何人いるんだ?」

自:「は?1人だけだよ」

シ:「why?お前はダメだなー、人生損してるな」

インド人は彼女が複数いないと、決まってオーマイガー的リアクションをします。ちなにぼったりツアーをオファーしてきた宿主も同じ質問をしてきて、同じリアクションをされました。その先会ったインド人もこの質問から入ってきます。日本人の「今日は暑いですなー」同じレベルの社交辞令的質問なようです。
そして、公共のブログでは書けないようなピンクトークを繰り広げ盛り上がりました。

エロは国境を越える!

そんな事を思いながらシリオムと徐々に仲良くなっていきました。

■会話パターンその②:超強引なチップの要求

シ:「スジュキ(スズキと発音するのは難しいらしい)、シリアスな話していいか?」

自:「どうした?」

シ:「実は妻が体が悪くてさ」

自:「…」

シ:「腰とかひじとか、いろんな所が良くないんだ」

自:「そうなのか」

シ:「そして5歳の息子と7歳の娘がいるんだが、さっき『お父さん、いつ帰ってくるの?』って電話がかかってきた」

自:「…」

シ:「妻と子供達を頑張って養わなければいけないんだ」

自:(この流れは…)

シ:「だからスジュキ、チップを沢山くれ!」

自:(心の中でキターと叫ぶ)

シ:「お願いだスジュキ」

自:「お前のボスに金払って金が無いんだよ!」

シ:「スジュキこれを見ろ」

おもむろに出してきたのは、そう、ツアーぼったくり宿主と同じ、日本人の感想ノート。

日本人A子「シリオムは、英語の訛りがすごい酷いけど、いいキャラしてます。」

日本人B男「このドライバーのオヤジにチップすごい求められ、黙れといいました。チップいくら払うか悩み中です。」

シ:「どうだスジュキ、いっぱい日本人乗せて、特にA子は学生なのにチップを100ドルもくれたんだぞ!」

自:(100ドルも払うアホがいるわけねーだろ。しかも文句書かれてるのに気づけ、思いつつ)「おれがチップ払う義務はない、金無いし」

シ:「でもこのツアーに申し込んだって事は金持ちの証拠だ」

自:「申し込んだから金ないんだよ!払わねーぞ!」

その後僕が不機嫌になり、車内に沈黙が続くと、その異変に気づいたシリオムが空気を変えるためににピンクトークやインドの歌をかけ始める、といったような事が2泊3日で10回位は繰り返しました。ありえない。

でも都合が悪くなると、ご機嫌をとるために身を張って馬鹿な事をして頑張る姿というのが、すごく人間臭くて、インド&インド人の面白さは底知れないと思ったきっかけでした。

そんな感じで高い金を払った代償に、インド人とすごーくディープな話が出来て、おまけにたくさんのネタが生まれました。今となっては宿主とシリオムに感謝。

ほったくりツアーはまだまだ続きます。

(2泊3日ぼったくりツアーへ③へ)

※補足※
ジャイプルの観光名所で、会社の同期:コニタンとばったり出くわしました。
正直驚きすぎて笑いが止まりませんでした。

地球って案外狭いですな。
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