おジャ魔女どれみと徒然

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戦慄怪奇ワールドについて、そのコワすぎ!

2024-09-18 05:04:00 | Jホラー

 『コワすぎ』シリーズ、8年ぶりの新作かつ最終作。
 ちなみにロケ地は『カメ止め』と一緒になんだとか。ホラー撮りやすい現場なんかね?w

 ストーリーは、工藤プロデューサー率いる心霊現象を検証取材する映像会社。しかし、コロナ禍で倒産危機に。
 そこに会社へ届いた心霊映像。これを映画化し一攫千金を狙う。乾坤一擲の賭けに出る。


 なんか前作で地球を救ってませんでしたっけ?w コロナ禍とは世知辛い。
 別に大ファンってわけじゃないが、最終作を見届けとこうかなと。それに予告やと怖そうで期待が上がってた。が、なんか不思議な話やったw

 いつも通りの平常運転とも言えるが。期待した俺がバカだったかw
 確か前にもこういうのあったよな。花子さんの回だったか。パラレルワールドをテーマにしたやつ。

 そこは残念やったな。また同じ話かって。
 面白さは置いといて、もっと斬新なの想像してたから。

 まぁ、正直、このコワすぎシリーズは白石監督の悪い部分が出てると思うw
 『ノロイ』とか、本格的なホラーを撮れる監督やからね。遊び心あるんも良いが……複雑な気分。

 最後くらいガチホラーにしてくれても、ファンサ意識のギャグ調にせんでええのに。
 Jホラー監督全員に言えることだけど、昔みたいな作品って作れないもんなんかね?

 今公開されてる白石監督の最新作『サユリ』は凄い高評価やが。
 ただこれもコメディ色が強いらしい。それこそカメ止めからJホラーって流れが変わってきたよな。これからホラーとコメディは切っても切り離せんくなるんかね〜。

 洋画ホラーも最近はサスペンスとか、純粋なホラーじゃなく要素を足してる作品が多くなった。
 見てたら、時代の流れを感じて、なんかちょっとだけ切なくなりました。

 では、また。



クワイエットプレイスについて、そのDay1

2024-09-16 13:25:00 | モンスター映画

 『クワイエットプレイス』第3作目になります。
 正直あんま好きなシリーズではないし2作目は見てないけど、このDAY1は予告で面白そうだなと。

 劇場公開は見逃しましたが、UNEXTで配信開始。
 劇場公開から2ヶ月くらいですぐ配信とは。こちらとしてはありがたい限りやが。

 ストーリーは、音を出すと襲ってくる化け物が蔓延った世界で生きる。
 その化け物が地球へ来襲した正に1日目。偶然NYを訪れていたサミラと愛猫との逃避行。

 舞台はマンハッタン島で、化け物を隔離するためアメリカ軍は島の橋を爆破して封鎖。
 島内でのサバイバルと脱出劇という、話がシンプルでそこはまず好印象。

 主人公サミラは末期癌という設定。だから、何が何でも生き残るんじゃなく、自分の死期を悟ってる。
 思い出の地NYで自身を見つめ直すような精神的な描写。一般的なモンスター系、少なくとも主人公にはいなそうなキャラで、そこも捻った展開で面白い。

 猫のフロドちゃんも名演。ネズミ追ったり水飲んだりかわいいw
 エリックも茫然とした感じが良い。物語を引き立てるキャラ。

 化け物が水苦手ってのは初出? そんな設定あった?
 ちょっと都合良すぎではあるが、生き残りの難易度としては丁度良いんかね。

 脅威に晒され為す術のない人間達。その群像劇。
 めちゃめちゃ傑作とまでいかないけど、手頃なモンスター系作品には仕上がってる。

 この手頃感がたまらん。この前見たロムルスもこういうスリムな作品やた。
 変に気負わず作るのも大切やな。UNEXTで700円。ポイントで払ったとはいえ、ちょっと割高とは思うがw

 これからタダになって見る分にはオススメ。
 逃げるだけってのも良いが、次作はアメリカ軍と化け物の戦いとかあったら見たいかも。

 では、また。




みなに幸あれについて、その「幸せ?」

2024-09-14 06:29:00 | Jホラー

 KADOKAWA主催の『日本ホラー映画大賞』。
 2021年に始まった第1回大会、その優勝作品《みなに幸あれ》。

 10分ほどだった短編映画を長編化。
 大会の選考委員長である清水崇監督自らプロデュース。

 Jホラーに新風を巻き起こす。
 下津優太監督の長編デビュー作品。

 CMとか見てて、めっちゃ楽しみにしてましたよ。
 2023年の暮れからJホラーの話題作がズラッと並んでて「こりゃ忙しくなるぞ」と期待しながらの視聴。

 まぁ、結論から言わせてもらうと「よく分からん」。
 これがね、作品の持ち味ってわけでもなし。見てて苛つく部類のよく分かんなさ。

 ストーリーは、祖父母の実家へ帰省した孫。
 徐々に、実家がある集落に違和感を覚え……という閉鎖的な村で巻き起こる系のホラー。

 ただ、単純に村に代々伝わる因習、生贄がどうのとかテンプレな内容ってわけじゃなく。
 なんか哲学的な話でもあるんよね。他人の不幸の上に自分の幸せがあるとか。

 人間の内面の部分を映画として抽象的に表してる。
 でもねぇ、それがどうした?って感じでもあるからw

 ホラーが見たいんだけど?
 そういう中身の作品が見たいんじゃなくて、鳥肌立つような怖いのが見たいのよ。

 清水監督はどこを評価して、この作品を大賞にしたの?
 もしかして長編化して良さが消えたんじゃないの?

 これからJホラーの未来のため、意義のある大会が出来たと思ったのに。
 初っ端の作品がこんなんじゃこの先不安よ。

 まぁ、下津監督の処女作ってのを加味して多少甘く見れるかなぐらい。
 次作に期待ってとこですかね。では、また。



インシディアスについて、その赤い扉

2024-09-11 16:08:00 | ジェームズワン

 2010年から始まったインシディアスシリーズ。
 2018年のラストキー以来、第5作目。

 もうすっかり存在を忘れてたが、UNEXTで発見。
 正直見るの面倒臭いw でも、見つけたからには見ん訳にはいかない。ジェームズワン教の宗旨。もはや病やw

 監督は主演を兼ねたパトリックウィルソンさん。
 まさかの抜擢やが、この人も死霊館合わせて長い間ジェームズワン作品に携わっとるからな。手腕があるかどうかは知らん。

 ストーリーはインシディアス2の9年後のお話。
 どういう話かさっぱり覚えてないが、ジョシュ親子が悪霊との戦いの後、催眠療法で記憶を封印。

 父親のジョシュと息子のダントンが再び悪夢へと誘われる。
 内容覚えてない割には話はスムーズだったかな。視聴し辛さはなかった。

 冒頭の見始めで、段々期待が上がってきた。
 まぁ、良く言えば厳かな、シックなホラーすかね。悪く言えば、タルい展開ではあるかなw

 そういえばインシディアスって幽体離脱がテーマやったねと中盤で思い出し。
 幽体離脱と記憶を巡るストーリー。話自体はよく出来てたと思う。

 退屈は退屈だけどw ホラー風味の家族愛作品でした。
 悪くはないが、あーこういうのねって。インシディアスでこれをやるのかって。

 もうちょいホラーを頑張ってほしかったな。
 こういうのやりたいなら、自分で出資やプロデュースするなりして勝手に作ってくれたらいいのにw

 まぁ、今までシリーズ頑張ってくれたご褒美だよね。
 死霊館では役者に専念してね。次、監督したら許さんw

 てっきり完結作かと思ったら来年夏に第6作目が公開。
 それと内容は不明だが、『スレッド』という外伝作も一緒に公開されるとか。

 正直、インシディアスは完結で良いと思うが……お腹いっぱい。
 覚えてたら、また忘れた頃に見ようと思いますw

 では、また。



エイリアンについて、そのロムルス

2024-09-09 05:09:00 | SF

 今年初の映画館鑑賞。
 待ち焦がれたぞ。エイリアンシリーズ最新作。

 プロメテウスだなんだ、紆余曲折ありましたが、予告見た瞬間から期待大。
 で、その期待に見事応えてくれた。2時間、面白くて、見てて疲れた〜。

 まぁ、大傑作とまでハッキリ断言はできんけどw
 ただ、「これこれ!」と。「エイリアンにはこれを求めとったんじゃい!」という需要にはしっかり応えてる。

 大満足、大納得の作品。
 監督は『ドント・ブリーズ』のフェデアルバレスさん。

 後で調べて分かって「コイツかい」とは思ったがw
 こんな大作を手掛けることができるとは……感服いたしました。

 時系列とかは詳しく調べてないけど、どうやら第一作の20年後という設定。
 一応シリーズ見てるけど、どんな話だったかもう覚えてない。でも、過去作との連結は多分完璧やと思う。

 てか、過去作見る必要はない。この作品だけで全然楽しめる。その上で、雰囲気とか世界観の崩れは見てて感じなかった。
 最近はリブート多いけど過去作への敬意がない作品が多いからな。

 雰囲気、世界観の崩れがないだけでも凄いのに、それに合わせ話も面白い。
 今んとこ欠点なし。凄すぎ。感想書いてて動揺してますw

 今だに興奮が冷めん。見た後に余韻が残る。後味が続く。
 結構、ホラーとしても怖くてね。それもあって心臓が……ちょっと不整脈っぽいw

 主人公レインはケイリースピーニーさん。
 聞いたことない人で、主役としては地味だったが、その地味さが良い。普通の人がエイリアンと戦ってる感。

 酸血を潜ったり、アトラクション染みたおバカ展開もあったりするが、まずSFホラーとして作品が確立してる。要所を抑えられてます。
 強いて言うなら、もうちょい人死にが欲しかったかな。廃墟だと思った宇宙ステーションが、実はユタニ社の秘密研究所だったとか。

 宇宙ステーションに場を移すんじゃなく、植民星がずっと舞台でも良かった。
 もっとエイリアンの大立ち回りが見たかったな。ま、次作へ持ち越しか。

 後は、欠点とまでは行かないけど懸念点があるとしたらラストですかね。
 ラストの戦い自体は最終決戦で緊張感あって良かったんですが。そこは問題ないんですよ。

 ロムルス……これってプロメテウスやコヴェナントへ話が繋がってるってこと?
 一応、アイツがプロメテウスやらに出てきたエンジニアの祖ってことなんよね?

 なんか感心するような、呆気に取られたような。
 大ヒットで、まず続編製作は間違いないと思うが、この流れでの続編は、ちょっと臭うなw

 元々、人間とエイリアンの異種姦はリドリースコットが初期から温めてた構想とのことだから、そこに文句はないが。
 でも、ディズニーに買収されてのシリーズ再出発で、ポリコレ厳守のディズニー下でどこまで突き詰められるか。

 若干、スピーシーズみも出てきてるしねw 
 スピーシーズみたいにエロ展開があるなら、俺も受けて立つが、尻すぼみになりそうな気もする。

 まぁ、ホラーさえしっかりやってくれたらええんやけど。
 先々のことは置いといて、とりあえずこの作品はオススメ。今を楽しみましょうw
 
 いや〜、面白かったです。それに何と言っても「映画館ってええな」と身に染みた。
 映画館の臨場感が合わさって体全体が飲み込まれた感。

 勿論、サブスクで見ても面白さは変わんないだろうけど、この作品はぜひ映画館で見た方が良いと思います。
 映画の楽しさを久々に思い起こさせてくれた。

 今年1番の思い出かもしらんw
 では、また。