王様の耳はロボの耳。

王様の内なるアレを侃々諤々と何人ものキモい人格が脈絡なくオエッてなる場。誰にも止められない!
躍動せよ!俺の平和主義!

オニオンゾンビーズ。

2012-05-25 02:04:00 | Weblog


どうもこんばんわ。
吉木りさです。

Beastie boysの名盤Hello Nastyをかけながら台所に立ち、丸ごと玉ねぎのコンソメスープを作ろうとしたところ、どうも玉ねぎから『玉ねぎの腐ったような臭い』が立ちのぼってくるではありませんか。
そこで勘のいい私は思うわけです。
「この玉ねぎ…腐ってるんじゃあないのか?」
身に張りは無く、押せばぶよぶよとした触感にすかさず新垣結衣を思い浮かべ現実逃避。
ヴィーナスだってチュッチュッチュチュ。
腐ってない、玉ねぎ全然腐ってない、おまえは、腐った玉ねぎじゃない!



そう言い聞かせ、再び玉ねぎに目を落とすとそこには変わらずアンデッドと化した玉ねぎの姿が。
……。
腐った玉ねぎと言えば思い出すのがちびまる子ちゃん第90話「おっちょこちょいのかよちゃん」。
登場早々に犬のウンコを踏むかよちゃん。
でもかよちゃんは失敗しても全然くよくよしないですぐ笑うから大好き、とまる子が言うのだけれど私も大好き。
かよちゃん可愛いよかよちゃん。
しかし、思い出すのは可愛いかよちゃんではなく話の中で球根を腐らせた永沢君。



これはもう永沢君に対する作者からのいじめとしか思えない。それほどまでのメタファー。
後に腐ったのは藤木君の鉢で自分の鉢は大丈夫だったと彼は知ることになるのですが、腐った球根にウジがわいたことを告げる彼の表情は完全にサイコパス。
シリアルキラーの素養があるぜ。

さて、腐った玉ねぎにショックを受けた私ですが気持ちは完全に丸ごと玉ねぎのコンソメスープに向かっているわけです。邁進しているわけです。
もうこうなったら止められない。なぜなら頭に思い浮かべている味は「あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!~~ツウ~よーな味だぜェ~~っ きっとおお~~お~~お~~っ!」なのだから。
近所のスーパーまでひとっ走り玉ねぎを買いに出かけました。
家に戻ってさっそく調理開始。
私と妻に一つずつ、上部に十時に切れ目を入れた丸ごとの玉ねぎを鍋に投入。
他の具材は人参、さやえんどう、ウインナー。
ウインナーはパリッっと弾けるのも旨いけど、おでんで煮込んだようなホロっとくずれるウインナーが好きなんよね!ウチ好きなんよね!
それらを二時間ほど弱火でコトコト。それから一度火を切って妻が帰宅してから温める寸法。
冷めた時に味が染み込みよるからね!

十時半位に妻を駅まで迎えに行って、帰宅後鍋を温め直し皿に盛りつけ。
すっかり柔らかくなった玉ねぎと他の具を持った上にチーズを乗せてアツアツのスープをかければ出来上がり。
スプーンを玉ねぎに突き刺せば抵抗なく滑り込む柔らかさ。新玉ねぎの甘さとコンソメ、他の具材の旨味のハーモニー。
そこに押しつけがましくないコクを絡ませるとろけるチーズ。
超うまいでやんの。



あまりの出来の良さに(愛しの妻も大絶賛)すぐ食べちゃったので写真は無しというチョドジ(超ドッキンミラクルドジ)っぷりでしたが出来としては最高のスープになりました。
また作ったら写真載せます。
いや、載せない。載せるものか!料理の話をして写真を載せないアプローチ。
そんな私もありかもしれない。そんな私はロックかもしれない。
時代に逆行、セオリー無視、お昼時に犬のクソでもアップしてやる!
そんなパンクに私はなりたい。

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