1998年は、
自殺者数が 32,863人と
前年の1.4倍
8,472人増加
初の3万人台
という異常な年でした。
この現象は、
1996年からの
パート比率増加による
現金給与総額押し下げに、
1998年の
一般労働者給与の減少
という 2つの要因が
重なることによって発生しています。
現 . . . 本文を読む
私は、常日頃から「失業率増加は大問題だ、政治家は何もしてくれないし、我々でどうにかしなくてはいけない」と周りの人々に言っています。
理由は、完全失業率と自殺者総数には強い相関があり、失業率が上昇すれば、それに比例して自殺者数が増加するからです。明日は我が身かもしれませんし、あなたかもしれません。それは、つまり憲法25条にある我々の「生存権」、別な言い方をすれば「我々の命」が脅かされているというこ . . . 本文を読む
長野オリンピック、和歌山カレー毒物混入事件、パイレーツの「だっちゅーの」がテレビを賑わせた1998年。 その年の自殺者は、戦後統計を取り始めて最悪の3万人越えの32,863人を記録しました。
内閣府政策統括官が発行している自殺対策白書には、1998年における自殺者数の急増は、雇用・経済環境の悪化が原因であると書いてあります。
仮に1997年から1998年にかけて増加した8,472人が、すべて経 . . . 本文を読む