12月の後半です。若い人はこの時期を「クリスマスだぁ~」と言いますが、年をとると「もう年末ですね」になります。巷では「アラフォー」が流行語となりました。ちなみに私は「アラサー(around thirty)」ですけど。このアラサーが今の時期を「年末」と表現するか、「クリスマス」と表現するのかは皆さんの想像に任せます。
と前書きが長くなりましたが、今日は先週土曜日のことをダンディズムを入れながら書きます。いつもと違う感じですが、よろしくです。
アラサーに似合う場所…それは大人の空間。六本木や銀座といった高級なところも捨てがたいが、やはり東京の中心で大人の空間 そう新宿…。
土曜日は仕事を切り上げ新宿に登場。ただいつものコースでは芸がない。そこで仕事の疲れを癒し、安らぎや心の豊かさを求めて美術館へ。まず損保ジャパン東郷青児美術館へ向かう。折りしも丸紅コレクション展をやっていて衣装や絵画など西洋芸術を中心に展示されている。目を養うために解説は見ず、作品の特徴から作成年代を探る。難しい…芸術の道は遠いが粋な男になるには必要なこと。そして常設の「ゴッホのひまわり」に熱い視線を注ぐ。何回見ても底知れぬ素晴らしさがある。
美術館を出て次に向かった先は新宿駅に隣接する光のアーケード。夏は天の川をイメージしていたが、冬はもの静けさや暖かさをイメージして青や白、オレンジで演出する。美術館と言う静かな芸術とアーケードという華やかな芸術のコントラストを堪能。
そして近くにある サマンサ=ベガ に入る。女性に人気のサマンサの系列店だけあって人気がある。「なぜ店内に入ったのか?」 それはブランドに対する目を養うため。仕事だけ出来れば良いという野暮な考えはアラサーには似合わない。しかし男一人で入ると違和感があるので、一緒にいた知人をだしに店に入る。クリスマスに際し人気というバッグを見ていると、なぜか店員は俺には声をかけない。どうやら他の客の目と俺の目が違うらしい。つまり「他の客=普通に見ている」、「俺=異常なほどじっくり見ている(他のブランドとの違いを分析している)」ということでどう見ても店員が俺に声をかけづらい感じである。サマンサが女性に人気との理由を何となく知る。次に俺が向かった先は…(続く)