一人でハッピーアイランド

地方の小さな大学で日々考えることなど。
やっぱり、大学ってぬるま湯で天国だなあと思うこのごろです

することがない

2006年02月26日 | Weblog
台湾最終日。すべての予定を終えて、残りの時間はゆっくりと散策とかショッピング。 ところが、 困ったことに気が付いた。 そういえば、私は、 ショッピングが苦手だった。 出張に行っても、お土産なんて買わない。 お土産を大量に買っていく観光客をみて、 「お土産買いにきたみたい」 と思ってしまうくらいだから、 「俺はお土産買いに来たんじゃない!」 と言う自己主張でもある。 そもそも、 普段から本以 . . . 本文を読む

すごく贅沢な旅

2006年02月25日 | Weblog
今日は原住民博物館と、故宮博物院そして故宮博物院附属の張大千先生記念館。 すべてその博物館の専門の研究者による解説つきという豪華さ。 というのも、 今回の調査・学習旅行の世話をしてくれた人が、実は台北市教育局の結構偉い人で、その人のおかげで社会教育施設はほとんど顔パス。 おそれおおくも、故宮博物院に故宮博物院の研究者に車で迎えに来てもらうとか、 一般の人には公開していない所まで見せてもらった . . . 本文を読む

見え透いたオチを引っ張る私

2006年02月24日 | Weblog
「小心慢行」はもちろん「気をつけてね」という意味で、 「小心地滑」は滑るから気をつけてねという意味。 どうやら、「小心」は日本語の「細心」に近い意味らしい。 実はすぐに聞いて意味が分かっていたのに、ネタにするためにここまで引っ張る私。我ながらセコイ。 今日は、中央研究院と、台北市立図書館、市立高校、コミュニティーカレッジ(社区大学)の見学と交流。 5年前もそうだったけど、台湾の人はすごく親切。 . . . 本文を読む

小心者は人生滑りやすい

2006年02月24日 | Weblog
台北市のある駐車場にあった看板。あちらこちらで見ることができる。 注意来車 小心慢行 1行目は、車が来るで注意しなさい。と言う意味だろう。 では、2行目は? 意見が分かれた。私と私以外の人で。 私には自信があった。 そして、 いい言葉だなあ、帰ったら事務所の前に張り出そう。 と思ったくらいだ。 「小心」=気が小さくて、おく病なこと(学研国語辞典) 「慢行」=辞典にないので、おそらく「慢心 . . . 本文を読む

東京より近い外国から

2006年02月23日 | Weblog
来てみたら「なーんだ簡単に来られるじゃないか」と思うのが外国。 今回も、計画は1年近く前、ギリギリまで行けるかどうか分からなかったのに、 来てみたらやっぱりそう思ってしまった。 5年前に来たときよりも、かなりあか抜けてしまっているという印象。 あの時は台中市が中心だったこともあるけど、 それにしても、 なんだ、この都市は。 特に台北三越の周辺は、アメリカンビリッジ。 アメリカンスタイルだけどア . . . 本文を読む

東京より近い外国

2006年02月23日 | Weblog
に行ってきます。明日(今日)から4泊4日。移動時間はなんと0時間。 11時に那覇を飛び立ち、現地に着くのは同じ日の11時。 もちろん、時差があるために、そうなるのだけど、 さて、そこはどこでしょう。 そう、台湾。 所要時間が1時間で、時差も1時間だから、なんだか得したような気分。 もちろん、その「お得」は、帰ってくるときに返さなくては稲ないのだけれど。 日付変更線を超えるときは、行くとき一 . . . 本文を読む

同じ空気を吸うのも嫌だ

2006年02月22日 | Weblog
(今回はインドール、スカトールな話なので潔癖症の人は読まないように・笑) 同じ空気を吸うのも嫌だ、 と思う人っていますよね。 しかし、大学教員の楽なところは、普段は全く自由に時間が使えるということ。 コイツと同じ部屋で同じ空気吸うのは嫌だ と思うのもせいぜい週に一度の会議の時くらい。 それに対して 事務職の皆さんはたいへんだと思う。 こんなのが同僚とか上司にいると 毎日が地獄 ってことになるの . . . 本文を読む

はっきりしてくれ

2006年02月21日 | Weblog
今年度も全ての授業が終わり、成績も無事提出した。 毎年、あるいは半年に一度の大仕事が、この「成績をつける」という作業。 いつも真面目に出席していて、テストも良くできていて、レポートもしっかり書けている。 そんな学生は、もちろん、まったく問題ない。 出席もほとんどなく、テストも全く書けていないし、レポートも提出していない。 そんな学生は、 実は、ありがたい。 悩むことなく即座に「不可」とつけら . . . 本文を読む

秘密なのかオープンなのか

2006年02月20日 | Weblog
このブログの読者の4分の1くらいが私を直接知っているから、書けないことも多い。 例えば、大学の批判とか(笑)。 いや、書いてますねしっかり。 でも、これでもかなり抑えているのです。 このブログのせいで入学者減ると私の給料にひびくから。 それ以外に、 これは誰のことかすぐに分かってしまうな、 とか、 これは誰かのことと勘違いされてしまうだろうな、 という感じで、書きかけたのを途中でやめたのも多い。 . . . 本文を読む

このエネルギーはどこから

2006年02月19日 | Weblog
最近年取ったせいなのか、気力・体力が落ちてきたせいなのか、頑張れる人のことがわからない。 特に、 出世欲の強い人、 権力闘争に打ち込める人、 その反対に、 反体制運動に打ち込める人 その信念とエネルギーはどこから来てるのだろう。 そしてそのエネルギーが途切れることがないのはなぜだろうか。 権力を手に入れるためにがんばり続ける政治屋さんも 反体制、平和や環境の運動家も、 私にはわからない。 . . . 本文を読む

私は自虐的

2006年02月17日 | Weblog
好きな歌を集めてCDに焼いたらわかったこと。私の好きな歌はほとんど自虐的。 この坂どこまで続くのか 上り坂 一人がよく似合う いい加減なやつじゃけん、ほっといてくれんしゃい 雨が好きです。明日天気になれ。 この先どこまで行くのやら。 もうあなたに逢えなくなる。 青春は通り過ぎて。 あなたはあなたのままで変わらずにいてください、そのままで。 特に、ふられた男がみっともなく諦めきれない . . . 本文を読む

この支配からのお、卒業お~。

2006年02月16日 | Weblog
「卒業判定会議」と入力したつもりが、 出てきたのは、 卒業反転会議 んー、深いかも。 優秀な成績だと思われていた学生が、実は単位が足りなくて、 滅多に大学に来ないあの子が、なぜか4年で卒業できてしまう。 また、そんな季節がやってきた。 卒業が微妙な学生の成績表を睨みながら、毎年考えてしまう。 この学生にとって、 今卒業することがいいことなのか。 △流大学。一般的に、その△に入る数字が大 . . . 本文を読む

結局は世間の中で生きている2

2006年02月15日 | Weblog
彼が持ってきたおでんの材料のほとんどは、実はコンビニから買ってきた物だった。具も汁も。 その時 私は始めてそれを知った。 しかも、 それを、仕入れ価格と同じ値段で販売している。 でも、 目の前には、すでに購入済の材料が大量にある。 選択肢はなかった。 店を手伝ってもらったメンバーには他の大学の教えた男子卒業生が一人いた。 お祭りが大好きだから手伝わせて欲しいと言ってきたので、 事情があって帰らな . . . 本文を読む

結局は世間の中で生きている

2006年02月15日 | Weblog
普段偉そうなこと言っていても、しょせん、自分の世間=派閥とか学閥等の中でしか生きていない。やっぱり、そんな人ばっかりのような気がする。大学って。 この大学に来た年のこと。 1年生のゼミに「僕はこの大学の大学祭が大好きで、そこの実行委員になるためにこの大学に入りました」 という元気な男の子がいた。 大学祭が近づいたある日、彼がゼミで模擬店をだしたいと提案してきた。 しかし、 とても模擬店など自分た . . . 本文を読む

小さな人たち

2006年02月14日 | Weblog
人間の器のことである。 上層部がそんな人ばっかりな組織は最悪。 そう、 私が所属する○○のように。 教師と親をやっていて感じることは、子どもは褒めてはげまして育てることが一番大切だということ。 罰や脅迫で、一時的に自分の思い通りに動かせたとしても、それは教育という意味では失敗することが多い。 だから、 教師の仕事は、勉強を教えることではなく、勉強の楽しさを伝えることである。 親がやるべきことは . . . 本文を読む