オープニングセレモニーの会場からバスで30分ほど移動し、ディナー会場に。ここもまた最高のロケーション。海岸線に沿ったところに素敵なレストランがある。ブッフェ形式のディナー。飲み放題、食い放題~~~~~~~。
セレモニー後、IOCサマランチ元会長と2ショット。気さくに声をかけてくれた。IOC副会長には猪谷さん(JOAの会長です。)が務めていらっしゃるし、日本から来たんだと言うとしばらくお話をする機会を得た。大緊張だったけど・・・
46回目を数える今回のセッション、注目を集めているのがひしひしと伝わり身の締まる思いになった。吹奏楽団によるオリンピック讃歌が流れ、式がスタート。ギリシャの文化・スポーツ省の副大臣やアテネ市長、国際オリンピック委員会元会長のサマランチさん、ギリシャオリンピック委員会会長など多くの要人のスピーチを聞く。その後、オリンピック・ムーブメントの推進に多大な貢献をしたアカデミック部門の先生たちに賞が贈られた。なんだかスゴイとこに来ちゃったんだなと実感・・・
夕方には正装をしてPnyxの丘に。目の前にアクロポリスが広がり最高のロケーションの中オープニングセレモニーが行われた。周りを見渡すとTVクルーが大勢!!カメラも数台入っている。今回のセッションには、99ヵ国から200名近い参加者がいるそうだ。ホントこのような場にいることが出来て幸せだ・・・
博物館を後にし、次はパナシナイコ・スタジアムへ移動。1896年第1回近代オリンピックの会場として有名な場所だ。2004年のアテネ大会のマラソンのゴールにもなった。ちなみに建設されたのは古代ギリシャの時代。ここでスポーツ競技やお祭りが行われていた。修復の度に立派に。2世紀には、良質な大理石を使用して約5万人も収容できる総大理石造りの立派な観客席をつけたそうだ。見た目はなんとなくこじんまりとしていてそんなに入るんだ!?って感じだった。午前中を観光に費やしホテルに戻る。夕方からはオープニングセレモニーが行われる予定。
素材が大理石から青銅に変わっていく。より豊かな表現が出来るようになったという。昔の彫刻はつっ立っただけだけれど、徐々に身体の捻りや筋肉の動きなどを表現する。古代の競技会は芸術の発展にも繋がったらしい。
そうそう自分の名前について。現地では「Kats(カツ)」もしくは「ナカタ~~」と呼ばれている。なんでかって??写真のとおりナカタ選手のユニフォームを持参したのだ!!ワールドカップ期間中だし、きっとワールドカップに出場している国からのセッション参加者もユニフォームを持ってきているかなって思って。。。
クツのNike、そのネーミングになっている勝利の女神NIKE(ニケ)の神殿を過ぎ、さらに階段を登り上がっていくと白い大理石造りの神殿「パルテノン神殿」にたどり着く。想像していたよりも大きく、さらに建物の造りが細部までかなり凝っているのが見て取れる。
アクロポリス入口を入るとすぐ、ヘドロ・アティクス音楽堂を眺めることができる。ローマ時代の典型的な劇場となっている。夏には「アテネ・フェスティバル」というイベントの会場となってオペラや舞台、コンサート等が開催されているんだと。
今日は、夕方から行われるオープニングセレモニーの時間までアテネ市内観光バスツアーが組まれていた。バスごとにガイドさんがついてまずはアクロポリスへ向かう。古代遺跡が集まるアクロポリスはアテネのシンボル。古代には神殿が建てられた聖域、また戦争時には要塞としての役割を果たしてきたそうだ。