タイヤ

この前に書いた「問題があった」という話を。

てか写真みるとなんか変でしょ？
妙にフェンダーとタイヤの隙間が開いているのが判ると思う。
なぜか？
いつものバイク屋にいつものように「今度はＢＴ１６でお願いします」と伝えてタイヤが届いた。交換が終わって店の前に引き出すと妙に前がスカスカしている。
「なんかタイヤ、小さくない？」
「たしかに」
との会話の後、スイングアームのタイヤサイズのシール（剥がさないで良かった）を見るとフロントは７０、リアが５０。ところが今川崎様がお履きになっているタイヤはフロントが６０でリアが５５！
もちろん皆知っていると思うけどこの数字はタイヤの幅に対しての高さの比率なんで、タイヤ幅とタイヤ径は合っているのにタイヤの高さ、すなわち外径が正規のものより前は小さく、後ろは大きくなってしまったという訳です。

困った。どうしてこんなになったのか調べるとなんとバイク屋が使ったタイヤサイズの表が間違っていた。



この表はＰＡＲＴＳ ＵＮＬＩＭＩＴＥＤというアメリカでは大きな問屋の厚さ１０センチ以上はあるかというスポーツバイク用のカタログ。そこに書いてあれば誰だってこのサイズを注文するわけで。

どうしよう？これでタイヤをキャンセルして再注文したとしても多分取り替えてはくれるだろう。だけど取付工賃は？まず、はずした古いタイヤをもう一度つけて届いた後にまたも交換。それにいつ替わりのタイヤが来る？
めんどくさい、それにおニューのタイヤで走りに行くために朝一で交換してもらうようにわざわざ予約までしてたのに。

「これで走ると何か大変な問題が起きる？」
「前下がりになるけど、、、」
「それで？」
「走れない訳ではないけど、、、」

なんかあったら責任問題になるからバイク屋だってうかつな事は言えません。
バイク屋さんのせいではないのにあと２回も取替えをしなければならないのは可哀想な気もするし、なんたって目の前には新品のタイヤを履いた川崎様がいる。

で、結局このまま走ってなんかあったら誰も知らなかったことにしてＰＡＲＴＳ ＵＮＬＩＭＩＴＥＤのせいにしようと決めた。
そして走ってみるとクリンクリンと良く曲がりました。果たしてタイヤのせいかサイズのせいか？



ところでウェブをチェックしてみるとＢＴ１４についてはちゃんと７０と５０になっている。このカタログを作った時点ではＢＴ１６はまだ出ていないのだけれどもね。