10年以上前に何度か訪問した記憶があるが、
未だこのblogを始める前だったンで、記事にすンのはこれが初めてだ。
久しぶりに、ココを攻めようと思ったのは、
話題の 「西千葉"やまや"」 のオーナーがココの店主と聞いたからだ。
見事な ”二郎インスパイア” でホットな店主の、
自身のオリジナル・ベクトルを、改めて再確認してみたくなったのだ。
開店11:00の前に到着。なんとォ、もー待ってる人がいるゼ(驚)
店内にinすると後客が続々。ンなに人気店であったかぃ。
券売機はコチラ。賑やかなライン・ナップ。
この中から、最も端的にこの店を感じ取れそなメニューを選び出そう。
■ 『とんこつ味噌 特製らーめん(全部のせ)』 を、麺固めで。
思い出したゼ。これがこの店のラーのカオだ。
10年の星霜を経、そのココロザシが更に高められたのが肌に伝わる。
思い出したゼ。これがこの店のラーのアジだ。
中高域に集められた、甘めのまぁるいボディのこのオリジナルな感じ。
岩のり、なんてゆートッピングもあったナ。
そーだそーだ、この独特な相乗感。これでこそ頑々坊主のベクトルだ。
コリパツと明快な食感の、低加水・細麺ストレート。
このマイルド世界で、シャキッと感を担当するのは貴方であったのね。
何の申し分のない、濃い目の味玉と、
辛味噌の赤がイイ感じで視覚と味覚を締めてくれる、トロケるチャー。
そして、またまたここでも大活躍の、大判海苔。
10年前にもあったかどーか忘れたが、今日びこれはマストにござる。
ココのサービスの目玉がコレ。替玉1回無料。
さて私がこの恩恵を享受したのかどうかは、永遠の謎にしておこう^^
☆☆☆
10年前からのコンセプトは寸分変わってなさそうで、
その方向のまま、更にブラッシュ・アップされているのが確認出来た。
但しそれでも、不思議な "未完成感" が付き纏っていて、
諸手を挙げて賛成とはいかン、一縷のギモンを残しているのが面白い。
こんなにオリジナルで、客入りも良い店なのに、
あンまり話題に上らンのは、皆が同様に感じてるからなのかもしれン。
世に確立された、例えば 「二郎」 のよーな黄金の方法論は、
極めて普遍的で、真っ当にやれば、きちんと再現が出来る世界である。
それと比べて、新たな方法論を打ち立ててそれを普遍化させることの、
なんと困難なことであろう!
この店に、一縷のギモンと共に、好感を感じる理由はそこだと気付いた。