『オシルの提言』

知る人ぞ知る「オシル監督」のつぶやきです。

日本サッカーの近未来について考える

2016-01-11 06:22:10 | 社会.政治.経済.旧日記
現在高校サッカーが盛り上がる中、日本の近未来像について考えてみたい....まずはグラディオFC出身OGクルミ(藤枝順心)の全国制覇を心から祝福したい...おめでとう!この大会で印象的だったのは大商戦だ....大商は個々の能力に優れ素晴らしいチーム..ゲーム内容が必ずしも結果に結びつかないのがサッカーだ...では将来の日本代表を生み出すにはどうしたら良いか?を考えなければならないだろう....JFAを初めとする組織や団体は指導者資格制度を設け、一定の方向に導こうとしている...これ自体は世界の共通であり悪いことではない....問題はその運用の中身だ....2種はS.A級コーチも存在し、3種もB級指導者が多く存在する...3種は4種に対して子供の育成方法について指導してくる....それに対して4種は反発しているのが実情ではないだろうか....Jチームが存在し3種と4種の良い関係を築いている都道府県もあるが....因みに2種.3種は公務員同士なので関係は良好だろう....では何故?4種の多くのチームが反発するのか考えられる事柄を以下に述べよう....①公務員(税金で生活してる)が一般社会人に常に上から目線で物事を言う ②指導や言うことは正論だがやっていることと乖離している (例)1..暴力やいじめを根絶などと騒いでいるが過去にも一番こぶしやビンタをしてきたのは4種か?違うだろう....自分たちの過去の振る舞いを隠蔽し偉そうに上から目線で意見する...4種の社会人からは呆れて開いた口がふさがらない...との声を数多く聞く...まだこれくらいは我慢できるが...決定的なのはほかにある...考えるサッカー、繋ぐパスサッカーをJFAは提唱しているが..4種のほうが将来性あるサッカーをしているように思える...県大会ところか全国大会に至ってもDFからロングボールばかりのサッカー...中盤がないのだ....結果主義のこのようなサッカーを未来ある子供たちにどのように説明するのか教えてほしい....小学生でいくら良いサッカーをしていても先に繋がらない...それが4種のコーチの本音だろう....少年の8人制は全員のボールタッチ数や関わりを多くするのを目的として導入されたが上のカテゴリーでこれでは.....いつまでたっても優れた日本代表が現れるとは考えにくい....3種.2種にお願いしたい..少年が観て感動するのはキックが飛ぶ...すごい...程度の感動しかないのだ....しっかり走り全員が攻撃に関わり、ピンチからでも繋いで攻撃へと結びつけるサッカーのお手本を見せてほしい....4種では近年DFからも繋ぐチームが増えている...そのことにより失点しても決して咎めないチームも数多く存在する....これからは2種.3種.4種の考え方や方向性のベクトル合わせが急務の課題だろう...そして共通の認識の中で6歳~18歳までの12年間を育成しより良い選手を日本代表候補へと....皆の思いは一緒である....。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿