子供っぽさが無くなって大人の顔立ちに。行動も大人になってきたかと思ったらそうでもない。まだいたずら盛り。相変わらず部屋の中を駆けずり回っては手こずらせる。紙袋に入れてあるスーパーのビニール袋を引っぱり出して来ては部屋中に撒き散らすのは日常茶飯事。遊んでいたと思ったらもうどこかに雲隠れ。でもそんな時、押入れを覗くと大体いるんだよね。
洗面台の蛇口から水をペロペロするのが日常になった。扉を開けるとすぐに飛んできて、台の上に登る、水を出してやると顔を横にしてペロペロと絡め取る。朝、ベランダに出した後に洗面所へ移動、すぐについて来て台の上へ。その場で手足を洗っちゃう。便利、便利。ついでに顔も洗っちゃう。意外や嫌がらないんだね～。
設置したホットカーペットの上に寝た。うぶが寝ている。気が付いたら寝ていた。かまわずにいたら寝るもんだね。無理に寝かそうとしたらすぐに飛び出してくるのにね。で写真。黒いから何がないやらわからない・・画面下が顔、体を丸めてます。
うぶ用のホットカーペットを用意した。一日たっても中で寝た形跡がない。まだそんなに寒くないのだろうなと考えつつも風邪などひかないかなあと心配する親心（？）部屋を見渡すと毛布やら布の筒など寒さ対策はバッチリ。かなりやりすぎ。やばい親。いろんな心配事、そしらぬ顔でうぶがこっちを見てる。「なにもいらないわよ～、ご飯～」って言ってる気がして缶詰を開けた・・
免疫を高める飲み薬の効果か、目やにがほとんど無くなった。しつこかった結膜炎も治まって来たみたい。良かった～。まだしばらくは食事に混ぜて食べさせる。うぶはちっとも嫌がらずに食べてくれるから安心。これから寒くなる。うぶにとっては初めての季節、乗り切らなきゃねー。
冬にかけて日光浴の時間が大切になってくる。で、ベランダを正式に解禁。いままで猫草を食べる時に出てはいたが、外に出てしまう可能性があったため少しの間にとどめていた。それを延長。朝の日差しが暖かく、本格的な冬の到来の前にじゅうぶんな日光浴の必要性を感じたから。朝の日差しの中でうぶは気持ちよさそうにゴロゴロ。空を飛ぶ鳥を見上げては追いかけようと背伸びしたり、配達の小型トラックの音に部屋に戻るそぶりを見せたり。ついでに僕も気持ちが良い。うぶの見張り番の僕はベランダにパイプ椅子を出して午前中の日差しを浴びる。うぶが居なければこんなことはなかった。陽を浴びて「あ～あ」と欠伸をしてみる。うん、気持ち良い。日光浴、必要なのは僕だったか・・・
うぶの冬支度、電気で暖かくなるマット、覆いのあるベット、いつも机の椅子に寝ているので寝る前には椅子の上に毛布を敷いて暖かいようにする。最近はドアを開けっぱなしでうぶの出入りができるように、好きなところへ行けるようにしている。昨夜も明かりを消したら僕の寝床にやって来て押入れを開けてと言ってきた。中で寝るのかなあと思ったら案の定。朝になって押入れの中を覗いたらうぶが居る。いったい押し入れの中の何処にいたのかが疑問。最近荷物をさらに詰め込んであまりスペースがないはずなのに・・おまえ、寒くはなかったのかい・・ソファーの上のうぶに問いかけてみた・・
乾燥した土に猫草の種が入ったパックがスーパーで売られている。もちろん、ペットコーナーの話。それを見つけたので購入。土に水を含ませ種を蒔く。2～3日でりっぱな草になってくる。ベランダに置いておいたらさらに伸びて、もう猫草。うぶをベランダに出して鼻先に置いてみた。え～っ、ホント、食べるんだね～。引きちぎってはムシャムシャ。ふ～ん、なんか不思議。猫草という名前だし食べるのはわかっていたけれど、なんで躊躇もせずに食べるんだろう？そんなもんなんだねー。猫草食べて、またうぶの世界が一つ広がった。
あれ、うぶが居ない・・そんな時はだいたい洗面所。飛び乗って水を飲みたいのかペロペロしてる。近づいて少しだけ水を流すと舌で水を絡め取る。うぶ用の水は一回沸騰させて冷ました水道水を使っているのだが、そのままでも飲むのか・・ふ～ん、そうなんだー。流れてる水がいいんだろうね。そのまま放って置くと何をしでかすか心配なので、蛇口の水を多く出す。うぶは驚いて飛び降りた。下からこちらを見てる。「何すんのよ～急に驚かせて、動物虐待よ～、もう。ああ、もっと水、飲みたかった～。」って言いたそう。でも剃刀があったりで洗面所は危険地帯、驚かせて近づかないようにするのもうぶのためなのだと自分を正当化。
水彩画用の筆、その毛先がうぶの標的、噛み付いて離れない。面白がって口元に持っていくと、ひぇ～っ、こ、こわい・・うぶの顔。写真を見ながら、う～む、いろんな顔を持つなあ、と感心。この筆、しばらくうぶが遊んでいたと思ったらもう何処へ行ったのか不明。いつものことと、ソファーの下を見てみたがなかった・・新しい隠し場所を見つけたかもね。