あきもせずに・・

長い棒の先にフワフワの毛玉のようなものが付いた猫のおもちゃ。鼻先でコチョコチョ、頭の上でユサユサ振ってみる。すぐに飛びつく。もの思いにふけっていても、眠そうでもすぐに飛び掛る。あきもせずに毎日。猫パンチを繰り出したと思ったら今度は大ジャンプ。体をかがめて獲物を狙う仕草。おお・・野生の本能！今日もおもちゃでお付き合い。疲れたのでおもちゃを放り投げても、くわえて僕の所へ持ってくる。仕方がないのでまた遊ぶ。こうなったら「猫に負けない鳥の王様ごっこ」。僕が操るおもちゃの攻撃！すばやく動いて上からのスピード攻撃。うぶが回転する、そこでボディーをコチョコチョアタック！やった！ははは・・どうだ！・・・うぶは飽きたみたいにあくびをひとつ。振り向きもせずに去ってゆく。う～む、遊ばれたのはこっちだったか・・

想いは外へ

ベランダのサボテンの鋭い棘が心配で、つきっきりなベランダでの日光浴。だが違う問題が発生。外の世界の音や景色に興味があるうぶは、室外機の上からベランダの外へのジャンプを試みた。間一髪、阻止。うぶの外への冒険はしばらくは延期、ベランダにもしばらくは出ることができない。なので部屋の中から外の空気を嗅ぐ。雨上がりの今朝は少し湿った匂い。これから晴れる予感、太陽の香りもしてくる。冒険者たちが行き止まりの高い絶壁の上から遥か水平線を眺め、遠くの異国に思いをはせる姿にうぶがだぶる。チャレンジャー達はいずれ船で大海に漕ぎ出すだろう。果たしてうぶは・・・
家猫なので外の自由行動はダメ。いほこちゃんの病院には通っているので外の空気はなんとなく知っている。今度、近所の公園で散歩をしてみようかなあ・・変かなあ・・

アップ！

夜中のうぶを撮ると可愛く撮影できる。目がくりくりして、体の黒い色も心なしか艶が出る。それなのに朝は、気持ちの良い日差しの中で「さあ、うぶ、気持ちいいねー。太陽がいっぱい・・はい、良い顔して・・」ってカメラを向けると、明るさで目が猫目の牙をむいたうぶが「な～によ」って振り返る。朝は悪魔の顔。うぶは真夜中の天使。（娼婦ではありません！）イエ～ィ。なんか歌のタイトルみたい・・

♪うぶは真夜中の天使

仕事で疲れた気持ち　引きずって
重い自転車　真夜中の帰り道
階段上がる足音さえ　むなしく響く

でもドアを開ければ　気が晴れる　晴れてくる
くりくり目をした　うぶの出迎え
「お帰り」「ただいま」のご挨拶
僕を気持ちを癒してくれる
うぶは真夜中の天使だね。（イェーィ）

かなりいい加減な歌詞、ひどいもんだ・・・・まあいいか・・・

ベランダにて

いほこちゃんの病院に行って来た。インターフェロンの飲み薬は中止、免疫を高める効果のある成分が入った目薬をいただく。それと免疫能力を強くするサプリメントを2週間分。体重は少し増えて2,95Kg。骨格はもう大人の猫なのでこれ以上は骨格が大きくなることはないみたい。大きくなるとしたらあとはデブ猫になるだけ。よく食べるから少し心配だね。さて、最近は朝にベランダで日光浴、毎朝の行事になっている。僕は椅子をベランダに出して監視員役。うぶが転がったり、枯葉を食べたりするのを見守る。とげがあるので室外機の上にと避けておいたサボテンにうぶが近づく。とげで怪我をしないかとヒヤヒヤする。で、写真を撮ったらすぐに抱えちゃった。

黒猫の置物・・

居間のテーブルの上、そこに寝そべって体を伸ばしているのは日常茶飯事。もう「こら、食事をするとこだから退きなさい！」って大声を出す気も萎えた。でれ～っとしてテーブルの上から眺められると、もう可愛くて・・先日、居間に行くと、うぶはテーブルの上で置物みたいに座ってた。それで写真に。水曜日、「キャッツ」を観に五反田まで行って来たのだが、帰りに猫商品を扱っている店を発見、通りから眺めたら、店内に写真のうぶのような猫の置物があった。（白猫だったけれど）

部屋中がうぶの居場所

食器棚に付いている炊飯器を置く場所、うぶは、日ごろから炊飯器の上に乗っかって上目使いに見上げることもしばしば。どかしたら、当然のようにするっとその場所に入り込んだ。理解不能、なんでそんな所に入りたがるんだろうね。「そこから何が見えるの？、うぶ。」僕の問いかけには知らん振り、でもどかそうとすると「なにすんのよ～、この狭い感じが良いのに～」って抵抗。部屋中がうぶの場所。僕の心の中もね。

新しい仲間

出かける度にペットコーナーでおもちゃを見る。棒の先に羽がついた猫用のおもちゃはもう５本ある。これはもう実によく遊ぶ。頭がどうにかなっちゃったんじゃないかってくらい無我夢中。可愛い小さなぬいぐるみなんかも良いかなと思い捜すも、猫用は小さなねずみのおもちゃがあるくらい。犬用は色とりどりの可愛いぬいぐるみがたくさん売っている。それでつい小さなぬいぐるみを買ってくる。うぶの新しい仲間だ。だけど、うぶは見向きもしない。なので、強引にぬいぐるみと写真を。やっぱり、猫は動くおもちゃがいいんだね。

掃除機が怖い

うぶはいつまでたっても掃除機が苦手。掃除機を手に取っただけでも押入れに逃げ込む。掃除機でうぶに何かをしたとかの記憶がないだけに「何故～？」。音が大きいし、音の種類が嫌なんだろうな。逃げ込んだ押入れの一番上の棚から首を出して、掃除機を見張る。掃除が終われば押入れから出てきていつもの顔をしている。まあ怖いものがあったほうが良いかな。自分が一番だって錯覚しないからね。

薬

いほこちゃんの病院で診察、体重は2,85Kg。あまり大きくならない感じだ。食欲は僕以上にあるのでちょっと不思議。肝心の目の結膜炎、とりあえず目薬はいったん中止して、ウィルスが取り付いた細胞の抵抗力をつけるため、猫インターフェロンを飲ませることにした。いつもの食事にふりかけても何も変わらずに食べている。薬を飲むのには多少抵抗があるのだが、免疫力をつけて元気に生きて欲しいから故の決断。副作用で下痢が考えられるということだったが、全然平気。副作用はいまのところない。