押切孝雄の「社長の本棚・映画」

社長には想像力が必要です。社長の方、これから社長になる方、社長の器の方のための本と映画

書評:『ゲストハウスに住もう』今一生・著

2010-08-31 06:07:58 | 書評: リフレッシュ本
現在、シェアハウスの立ち上げ・運営に関心があり、
本書を手にとりました。

ゲストハウスに住んでいる人にインタビューしたり、
著者自らが、ゲストハウスに泊まったりして、
その内実に迫っている良書です。

とくに、シェアハウスを運営している4社の座談会が収録されているのですが、
参考になりました。

シェアハウスは、よくも悪くもそこに住んでいる人のカラーが出るもの。

よい人に入居してもらい、安全安心に運営するためには、
コンセプトが重要だと痛感しました。

前向きな人が、楽しみながら、良い経験をつめる住めるシェアハウス。
そんな文化が東京に根付くように、体現できればと思います。

ゲストハウスに住もう!?TOKYO非定住生活
今 一生
晶文社

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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
WEBブランディングのカティサーク
執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)

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書評:『もち歩きイラスト会話集 中国』池田書店

2010-08-30 06:04:41 | 書評: リフレッシュ本
旅行用の中国語会話の書籍を探しに池袋のジュンク堂書店に行きました。

10冊以上の中国語会話集がありましたが、
迷わずに、一気に2冊まで絞られました。

外してはならないチェックポイントがあり、それを満たしていたのが2冊だけだったのですが、
それでは、中国語会話の本を買うときに、外してはならないチェックポイントとは何でしょうか?

それは、ピンインがふってあるかどうかです。
ピンインとは、英語で言う発音記号のことであり、日本語でいうフリガナです。

ピンインがふってない限り、永遠に正しい発音で中国語を読むことができません。

では、10冊中8冊まではピンインではなく、何が書かれていたか。
それは、日本語のカタカナによる読み仮名です。

しかし、中国語をカタカナで発音することは、ナンセンス。
中国人に話しても、ほとんど通じないと考えていいです。

カタカナ読みではなくて、ちょっと手間はかかってもピンインを覚え、正しく発音する。
これが、中国語上達の近道なんですね。

もち歩きイラスト会話集 中国

池田書店

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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
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書評:『面倒くさがりで続かない人のための やり抜く技術』久米信行・著

2010-08-29 06:11:03 | 書評: 経営に役立つ本
毎日暑い日が続いていますが、こう暑いと何もしたくないという人がいるかもしれません。
そんな時に、本書は役立つヒントを与えてくれます。

本書に掲載されていて、やってみようと思ったことを下記に列挙します。

「人生をリードしてくれる達人に出会うための3つの方法」
という項目の中で「身近な人に下記の質問をしてみましょう」と提案しています。

その質問とは、
「10年後の夢は何ですか?」
「今、一番楽しいことは何ですか?」
「オフタイムは何をしていますか?」
というものです。

私も、ときどき「10年後は何をやっていたいですか?」と知り合いに聞くことがあります。
すると、しっかり将来のことを考えている人は、楽しそうに夢を話しだします。

逆に、ビジョンがなく流されている人は「10年後」の質問をされても
キョトンとして答えられないのですが。。

ビジョンがある人の前向きな話は聞いていて楽しく応援したくなります。

そして、ひるがえって自分の今後10年のプランを見直す良いきっかけにもなります。

著者は大学でも授業を受け持っているそうで、特に20代の若い読者にとって
得ることの多い有益な本だと思います。


面倒くさがりで続かない人のための やり抜く技術
久米 信行
日本実業出版社

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書評: 『これからの不動産投資は「ゲストハウス・シェアハウス」が絶対お得です!』柏木珠希・著

2010-08-27 06:28:33 | 書評: インターネット関連書
ゲストハウスやシェアハウスをこれから始めようと考えている人にとっては、
バイブルとなりうる書籍です。

ハウスを立ち上げたら必ずつまずくであろうことを未然に防いでくれるからです。

たとえば、ハウスのコンセプトづくり。
コンセプトは、立ち上げてからつくるのではなく、立ち上げる前につくりましょうと
提案しています。

女性専用にするのか、男女が住めるようにするのかなどは、
はじめに決めておかないと入居者を惑わすことになります。

また、立ち上げ時に入れる家具などの備品をどこから調達するか。
ちなみに本書では、おしゃれで安価に入手できる仕入れ先として、ニッセンを紹介していました。

そして、ハウスのルールづくり。
これは、「ハウス内 禁煙」、
「夜11時以降はリビングで騒がない」、
「使ったものはすぐ洗う」といったルールを定めておくことが
行き届いた運営の第一歩であるとのこと。

シェアハウスを立ち上げるにあたり、細かいところに手の届いた良書です。

大家さん!これからの不動産投資は「ゲストハウス・シェアハウス」が絶対お得です!
柏木 珠希
秀和システム

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NHKスペシャル:『灼熱アジア』

2010-08-26 07:00:42 | TV番組
激動のアジアを紹介するシリーズの第1回目の放送を見た。

今回は、タイに焦点をあて、現状をレポートしていたのだが、
タイに拠点を持った企業が好調とのこと。

その秘密は、FTAだった。

たとえば通常、日本と中国の貿易では、関税がかかるのに対して、
FTAを締結しているASEAN諸国では、関税が0になる。

そこで、関税の恩恵を受けられるタイに工場をつくり、
そこから、インドネシアなどのASEAN諸国に輸出する企業が増えているというレポートだった。

企業は、国の政策によってその戦略を大きく左右される。

このレポートをみた限りにおいては、
タイは、1997年の金融危機から立ち直った。

その要因の1つは、FTAによる域内での関税撤廃の恩恵だ。

日本は、企業への法人税・関税などの税負担が重く、
ASEAN諸国が、関税の優遇をするなら、日本企業は、仕事のしやすい海外へ移転する。

実際、日本の町工場が一体となってタイへ移転している様子も紹介されていた。

そして、日本の熟練技術者が現地で生産の指導することで、技術移転も同時に起こる。
ますます日本のものづくりは衰退するという構図である。

日本のものづくりの企業は、選択を迫られている。
国の政策は、あまりに影響力が大きい。


◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
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書評:『僕たちの「深夜特急」 臨時便』西牟田靖・著

2010-08-25 06:54:29 | 書評: リフレッシュ本

海外個人旅行が好きな人にとっては、バイブル的存在となっている
沢木耕太郎さんの名著『深夜特急』のたどったルートを、
西牟田靖さんが再度たどった本です。

したがって、旅は香港からはじまり、シンガポールまで南進し、
インドへ入り西へ西へと進んでいき、イスタンブール、ロンドンまでの
バスの旅です。

本書が発刊されたのが1997年です。
沢木耕太郎さんの旅からは、四半世紀という年月が経っていて、
変わらないもの、変っているものがあったそうです。

西牟田靖さんは、あとがきのなかで、
「まったく別な、それでいてまったく同じ世界を見た」と感想を述べています。

変わった部分は、たとえば政治的要因だそうです。
沢木耕太郎さんのときには訪れることができたアフガニスタンなどが、
1997年には入国が叶わなかったなどのこと。

変わらない部分は「人々の営み」だといいます。

今年が2010年ですので、西牟田靖さんの「深夜特急」から数えても
すでに13年経ちます。

今、そのルートをたどってみると、また違った「深夜特急」の世界が
広がっているのでしょう。

旅に出たくなる一冊です。

僕たちの「深夜特急」―香港→デリー→ロンドン120日間バスの旅
西牟田 靖
スパイク

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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
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書評:『北京』森永博志・著 李長鎖・写真

2010-08-24 06:48:23 | 書評: リフレッシュ本
北京を何度となく訪れていて造詣の深い森永さんと、
地元北京大学出身のセンスあるカメラマンとの
コラボレーションによって生まれた書籍です。

文章が素晴らしい。森永博志さんの文章は、現代の北京をベースとしつつ、
清代、明代と時空を超えて、立体的に北京を映し出そうとします。

歴史を踏まえた上で、現実をみつめているから奥深いんですね。

そして、そのイメージでもり立てるのが、李長鎖さんの写真です。
なぜ、こんなにアートワークが良いのだろうと思ったら、
本書は、「翼の王国」や「BRUTUS」などに連載されていたものをまとめたものだそうです。

さらにもう1つ、この本の魅力をあげているもの。
それは、装丁です。

本のページをめくるごとに広がる、文章と写真のレイアウト。
このバランスが心地よくて、次のページをめくろうとする手がしばし止まります。

奥付を見てもだれが装丁をしたのかは書かれておらず、
わからないのですが、この本の装丁を担当した方に、
次の私の本も担当してほしいなんて妄想してしまいました。

北京
森永 博志 著,李 長鎖 写真
東京書籍

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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
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書評:『アジア自由旅行』島田雅彦・佐藤治彦・著

2010-08-23 07:43:54 | 書評: リフレッシュ本
島田雅彦さんと、佐藤治彦さんがアジア各国へ旅行に行き、
その土地で出会った人や食べ物や街についてのあれこれを
つづったルポタージュです。

モンゴル、台湾、香港、マカオ、ミャンマー、ベトナム、オーストラリア、
そしてイスラエルなど、訪れた国と地域は10にのぼります。

2001年に刊行された本なので、
現在2010年とは10年近く年月が経っています。

そのため詳細な現地の細かい情報は変っている可能性があります。

ただ、当時の旅の雰囲気は、10年という時間を超えて、
リアルに浮かび上がってくるから不思議です。

たとえば、台湾の「ビンロウ」売り。
売り子のファッションは時代と共に変っても、
売り方自体は変わりません。

私は数週間前に台湾に旅行したときに、
ビンロウ売りの露出の多い過激なファッションに少なからず驚いたのですが、
この本には、10年前のビンロウ売りの写真が掲載されています。

これをみると、当時も過激だと思われていたのですが、
現在の方がもっときわどいファッションに「進化」していることがわかります。

今回、島田雅彦さんと佐藤治彦さんの文章をはじめて読みましたが、
ゆるくて休日に読むには最適でした。

アジア自由旅行 (sabra BOOKS)
島田 雅彦,佐藤 治彦
小学館

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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)

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書評:『「下半身」を鍛えれば人生は必ずうまくいく』猪狩大樹・著

2010-08-20 22:11:42 | 書評: リフレッシュ本

日の出と共に起きて、2時間ウォーキングをして、
食事は朝食をとらずに1日2食で、夜10時には寝るという
健康的な生活で、腰痛持ちだった以前の生活から一転して
健康を取り戻した著者の本です。

私の場合は、朝がっちり食べるので、1日3食、
ジョギングなどをして体力が消耗したときには4食食べることもありますが、
それ以外は、私は5時起きで6時から仕事をするというスタイルですので、
「そうだよね!」と同意しながら読み進めました。

朝早起きする人がますます増えれば、
健康的な社会になるのではないかと思います。

「下半身」を鍛えれば人生は必ずうまくいく
猪狩大樹
ナナ・コーポレート・コミュニケーション

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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)

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書評:『すごい海外旅行術』青山尚輝・著

2010-08-19 22:08:20 | 書評: リフレッシュ本

表面的な「お得感」にだまされることなく、
賢い海外旅行をするために読んでおいて損がない本です。

著者はホテルの部屋のドアに「Do Not Disturb」という札を
ずっとかけておくそうです。

もちろん、通常はハウスキーパーがタオルなどを交換するために
知らせるためのものです。

しかし、外出中もこれをかけておくことで、中に人がいると思われるので、
防犯防止になるのだそう。

また、ホテルの部屋が満足できなければ、
「部屋に手をつけず、すぐに荷物を持ってロビーにおり、
アシスタントマネージャーのデスクで交渉すべし」とのこと。

私は、台北でホテルに泊まったときに、
部屋は広く、調度品も洗練されており、文句のつけようが無かったんですが、
ただ1つだけ、部屋に窓が無かったという経験があります (笑)

結局3日間、その窓なし部屋で過ごしてしまいましたが、
ホテルに交渉すればよかったと思いました。

空港で荷物がなくなるロストバゲージに備えて、
バゲージタグには、住所や名前のみでなく、ホテル名を記載することなど、
細かいですが、知っていて損がない知恵が満載です。

すごい海外旅行術 ガイドブックには絶対載っていない100 1の法則
青山 尚輝
講談社

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◆書評執筆者: 押切孝雄 MSc.
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執筆した本:『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)
『実践!グーグルマーケティング』(毎日新聞社)
『グーグル会議術』(技術評論社)
『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)

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書評:『旅に出よう』近藤雄生・著

2010-08-18 06:48:02 | 書評: リフレッシュ本
オーストラリアや中国、スイスなど、
世界の様々な国を5年かけてめぐった著者の処女作です。

それぞれのエピソードは、
主にその土地で出会った人にフォーカスをあてて語られます。

たとえば、ハットリバー公国のプリンス(といっても80歳超の高齢の王子)
にインタビューをしています。

オーストラリア大陸内に「ハットリバー公国」という独立国があることは、
日本ではほとんど知られていません。

その土地の人とコミュニケーションすることで、
風土に根ざした考え方、法制度などが浮かび上がってきます。

著者の旅のスタイルは、気に入った場所で少し長めに暮らして、
語学や文化を吸収して、また他の土地へ移動します。

少し長めに滞在してみると、単なる短期の旅行ではわからなかった
その土地のことを知ることが可能になるのですね。

旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)
近藤 雄生
岩波書店

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書評: 『iPad仕事活用術』山崎潤一郎・著

2010-08-15 11:46:18 | 書評: インターネット関連書
iPadは、仕事にプライベートに本当に使えるツールですが、その活用方法はまだまだ未知数です。
そこで、活用方法を身につけようとしたときに、本書は役に立ちます。

個人的に、参考になったところを列挙します。

・「パスコード」を設定する
・「Duet Lite」で、複数のアプリを並列に立ち上げて、画面に表示させる
・「IMDb Movies & TV」で、アメリカの映画情報を確認する

パソコンにパスワードを設定して、立ち上げ時にパスワードを入力して
ログインする人は多いと思いますが、それと同じことがiPadでもできます。

「パスコード」は、4桁のパスワードで、iPadを立ち上げたときに入力します。

シンプルことですが、iPadは持っているけれど、
まだ設定しない人は案外多いかも知れません。

iPadのセキュリティを考える上で、設定しておいて損はないでしょう。

『iPad仕事活用術』は、なかなか得ることの多い書籍でした。


iPad仕事活用術!
山崎 潤一郎
ソシム

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書評: 『iPadでつかむビジネスチャンス』板橋悟・著

2010-08-12 22:31:44 | 書評: インターネット関連書
本書は、「ピクト図解」でおなじみの板橋悟さんが
iPadのビジネスモデルをテーマにして書いた本です。

電子携帯端末の未来を考えるにあたって、
ピクト図解で考えるとわかりやすいです。

まぁ結局は、カーナビも本も教育も、
アップルを介してビジネスが構築される可能性が高いとのこと。。

ピクト図解は、現状を把握するツールとしてだけでなく、
未来を考えるときにも役に立つということがよく分かりました。

iPadの流れにのってビジネスを構築するもよいでしょう。
個人的には、iAdという広告で課金できるシステムに注目しています。

iPadでつかむビジネスチャンス ピクト図解ですっきり見える! (朝日新書)
板橋 悟
朝日新聞出版

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書評: 『洗面器でヤギごはん』石田ゆうすけ・著

2010-08-11 19:58:14 | 書評: リフレッシュ本
7年半に渡る石田ゆうすけさんの世界一周自転車の旅の3作目です。
今回は、食にフォーカスして旅を語っています。

食は風土に根ざしていて、
その土地の人の価値観や人格までも作っているのではないかと読んでいて思いました。

食にこだわりを持つ人々は、やはりこだわりのある人々だったりします。

逆説的ではありますが、食事を大量に作ってテーブルに並べるけれど、
全ては食べられず食べ残す国が出てきますが、
その国は見栄の文化を持つ国だったりします。

それにしても石田ゆうすけさんの本を読んでいると、
心の奥の方がムズムズしてきます。

それは、自分も旅に出たいと思う衝動です。
著者のように自転車というわけにはいきませんが、
いつか気ままな旅に出かけたいものです。

洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III
石田 ゆうすけ
実業之日本社

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書評: 『いちばん危険なトイレといちばんの星空』石田ゆうすけ・著

2010-08-01 21:17:55 | 書評: リフレッシュ本

本書は、昨日紹介した『行かずに死ねるか!』の第二弾の旅行記です。

今回は、「世界一の●●」というテーマで、
食べ物や場所や人など旅で出会った世界一のものについて書かれています。

石田さんの語り口が面白く(しっかりオチが用意してあり)、
ついつい速く読んでしまいそうになります。

しかし、本を読んでいる時間が至福の時なんですね。

ビジネス書のように、要点をなるべく速くつかみ取って読んでいくような読書は、
こういう旅行記には適していません。

なるべく長いこと楽しい時間を味わうために、
ゆっくりペースで読み進め2日かけて読みました。


いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
石田 ゆうすけ
実業之日本社

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