杜の里から

日々のつれづれあれやこれ

ツルネンさんへのメール(4)

2009年07月27日 | EM
何人かのEMを信奉している議員さんとお話していると、どうしても彼らとは相通じない言葉の壁というか、視点の違いというものを感じてしまいます。
ツルネンさんを見ても、まずその根底にEMがあり、EMの普及が有機農業の発展に結び付くと考えているように見えます。
しかしそれは、結局一部の特定の業者だけが利する事になるという視点を彼が見逃しているのではと私は思うのです。
それを明らかにするため、私は「プリウス」の例を提示してみました。しかし、それはどうもご理解いただけなかったようです。
実は(2)で紹介した私のメールには、追伸としてこうも書いていました。
(7月14日 送信)
PS)
このような活動も、「EMの広告塔」と見られかねません。↓

実際このようなツルネンさんの講演活動はEMのサイトで大きく取り上げられ、結果的にEMの広告塔となっています。 
http://www.ecopure.info/topics/topics_054.html
ここで彼が紹介している「土佐自然塾」も実は「EMボカシネットワーク高知」のメンバーの方が主催している所であり、その中では関連業者によるEMボカシ作りの講習も行われています。
ここはEM関連団体の発表会でもありますのでどうしてもEMの話題となってしまうのはいたしかたない所ですが、結局ツルネンさんは、有機農業の普及にEMは不可欠であると遠回しに訴えているのも同然で、業者にとっても真に心強い味方に映っている事でしょう。

ツルネンマルテイ事務所からの返信内容は以下のようなものでした。
*               *               *
(7月24日 返信)
メールありがとうございます。
さて、OSATOさんからご指摘頂いた件ですが、ツルネン議員は有機農業を推進してお
り、また、自身でも永年自宅の家庭菜園で有機農業を実践してきております。
ご存知のように、有機農業と言われるものには、自然農法、循環農法など様々なもの
があります。
また、自然農法にもEM技術を活用したEM農法があり、ツルネンはこのEM農法で家庭菜
園を行っており、大変すばらしいものと考えております。
有機農業推進のため、自身が行っている農法を、その先駆的な技術として自身のホー
ムページで紹介することは、何ら問題ないと考えます。
ただ、仮に大臣、副大臣、政務官等内閣の一員となった場合、大臣規範(営利企業の
役職員の兼職の禁止等)に触れることはないと思いますが、倫理上差し控えることに
なることも考えられます。
食の安心、安全が問われている現在、有機農業の推進は大変重要な課題と考えており
ます。
ツルネン議員は、現在1%にも満たない有機農産物を、50%にすべく努力して参りた
いと考えております。
OSATOさんのブログを拝見させて頂きましたが、ご自身も家庭菜園や生ごみ処理も
やっておられるようで、「平石式生ゴミ処理機」のこと興味深く拝見させて頂きました。
食の安全と大地の安全のため、共にがんばりましょう。
ありがとうございました。
*               *               *
ようやく私が待ち望んでいた回答が寄せられました。
しかしその内容は私が懸念していた通りのものでした。
自身が行っている農法を、その先駆的な技術として自身のホームページで紹介することは、何ら問題ないと考えます。
この一言が、自分の立場というものを理解していないという事を如実に物語っています。
しかしながら次の文面には、
ただ、仮に大臣、副大臣、政務官等内閣の一員となった場合、~(中略)~倫理上差し控えることになることも考えられます。
ともあります。
つまりツルネンさん(この場合はあくまでIさんでしょうか)は、このサイトのEM表記については【倫理上】の問題も含んでいるとの考えを持っているようにも受け取れます。

私はこのような議員さんの活動に対し、一市民、一有権者からの立場で意見をしてきました。それは日頃私が議員さん達の行動を追って見るにつけ、常に感じていた思いでした。
その思いを書き綴り、私はツルネンさん宛てに最後のメールとして送らせてもらいました。
勿論このような意見は数ある投書の中の一つに過ぎず、それによって議員さんの心を動かすものでない事は承知の上です。
ただ、こういう意見もあるという事、その事を頭のほんの片隅にでも留めておいてくれればと願うだけなのです。
*               *               *
(7月24日夜 送信)
こんばんは、ツルネン様、OSATOです。ようやくご返信がありほっといたしております。
さてご返信の内容についてですが、やはり私とは違う観点をお持ちのようで、これは最後まで埋まらな
い溝なのかなと考えております。

> ご存知のように、有機農業と言われるものには、自然農法、循環農法など様々なもの
> があります。
> また、自然農法にもEM技術を活用したEM農法があり、ツルネンはこのEM農法で家庭菜
> 園を行っており、大変すばらしいものと考えております。
> 有機農業推進のため、自身が行っている農法を、その先駆的な技術として自身のホー
> ムページで紹介することは、何ら問題ないと考えます。

との事ですが、私が言っている事は国会議員としての立場からの「公平性」という観点です。
ツルネンさんのサイトを見ますと、「EM情報」と銘打って独立した項目が設けられております。
別に「有機農業」の項目もありますが、そこで他の有機農法の紹介でもあるのかと思って見てみても何
もありません。
これを他の人が見たらどう思われるでしょう。有機農業には様々な方法があると言っても、結局ツルネ
ンさんが推薦するのは「EM農法」だけなのだと思ってしまいます。

>自身のホームページ

とのお言葉ですが、国会議員というのは私人ではなく「公人」です。自分自身の言葉が大きな影響を及
ぼすという事をもっと自覚なされた方がよろしいかと思います。
ツルネンさんが良かれと思って発した言葉でも、それがある特定の業者にだけ有利に働くとなった場合、
それはまぎれもなく「利益誘導」とみなされます。

EMというのは一般名詞ではなく、特定の商品に付けられた「商品名」です。
比嘉照夫さんが開発した微生物資材に、彼が「EM」と名付けた。その言葉の意味は「有用(Effective)」
と「微生物群(Microorganisms)」の略である、それだけの事です。
ホームページで紹介されている業者のパンフレットも、「販促」のための広告でしかありません(他の
業者も同じような広告を出しております)。

EMに夢中になった人達は皆、EMこそがすばらしいと思ってしまいます。でもそれは間違いです。
他にもいいものはたくさんあるのですが、それを見えなくさせてしまうという所にその怖さがあります。
EMにのめりこんだ人達は、EMの視点からしか物が見えなくなってしまいます。つまり、そうする事
が正しい事であると思わされてしまうのです。
ご自身のサイトを見ても何も問題がないように思ってしまうのも、その良い例です。

> ただ、仮に大臣、副大臣、政務官等内閣の一員となった場合、大臣規範(営利企業の
> 役職員の兼職の禁止等)に触れることはないと思いますが、倫理上差し控えることに
> なることも考えられます。

とのお言葉ですが、内閣に入る入らないは関係のない事です。どちらも「公人」である事に変わりはあ
りません。
その事を今一度お考えいただくよう希望して、これを最後のメールとさせていただきます。

この件に関して近々エントリを挙げるつもりです。
しかしこれは、ツルネンさんに対する批判などでは決してなく、「注意喚起」であると受け取っていた
だくようお願い致します。

乱文乱筆にて失礼致しました。

ツルネンマルテイ様へ
  OSATO より。
*               *               *
最後にここでもう一度「政治倫理綱領」を紹介して、今回のエントリーを締めくくりたいと思います。

一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。

一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない

一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。

一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。

(終わり)

 




(関連エントリー)
・「ツルネンさんへのメール(1)
・「ツルネンさんへのメール(2)
・「ツルネンさんへのメール(3)


11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
議員発言には公式追求すべき (HIGASHI)
2010-03-18 08:48:39
 このように、ある種の「権力」を持つことを許された方たちの、メンタリティが、それこそ「科学」(この場合社会科学)として認識されず、例えば選挙に当選し権力を委託される現状こそ問題があると考えます。つまり、自分の立場を客観的に理解できていないということです。もちろん、議員であるということは、ある種の方向性からの問題点を意識し、それを万民に問いかけ、支持されその方向性から議会を通じ働きかけるものですが、その議員がEMそのものを訴えて当選したのならまだしも、EMを当選後に知り、推奨する立場になるというのは、おっしゃるような問題があると考えます。そこにEMに対する民意が無いわけですから。
 議員になる方へは、それこそ客観公正な「科学的思考と冷静さ」が必要不可欠なのです。
 しかし、私は、こうした立場の人だからこそ、EMの問題点を公式に追求しやすいと考えます。ある意味、問題意識を広めるチャンスではないでしょうか。個人は何を信奉しようと自由ですが、公人=議員は権力が付託される分「責任」の二文字が伴うことは、真実なのです。
返信する
議員であるとの自覚が… (OSATO)
2010-03-18 23:41:52
こんにちは、HIGASHIさん。
議員さんが何らかの政策を推進する場合、特に注意すべきなのがこういう問題なのですね。
ツルネンさんが有機農業を推進するのは別に構わないのですが、それが特定業者に有利になるような宣伝活動をするとなると、自分自身の立場も危ういものになるという自覚が必要でしょうね。
最近でも講演活動をしておられますが、どうも相変わらずのようですね。↓
http://emeco.main.jp/2010/02/%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A4%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1/
(以下サイトより引用)
>氏いわく、「特定のものを推奨する立場にはないが、EMで実践している農家はあまり苦労しないで有機農業を実践している」旨の話があった。<
(引用終わり)

「特定のものを推奨する立場にはないが」
と、一応断りを入れているのは一歩前進とも思われるのですが、その後結局EMを持ち上げているのですから、この時と何ら考えは変っていないという訳です。
私としてはもう、ため息しか出ません。
返信する
私の体験ですが・・・ (HIGASHI)
2010-03-19 13:37:48
実は私、日本自然保護協会の観察指導員に登録しており、よく地域の観察界などに招かれ、インストラクティングをします。こまることがあって、その会の主催メンバーが、EM信奉者である場合、私としては、冷静に、自然の仕組みをインストラクティングするのですが、どうも、彼らの言う「自然の色眼鏡」にかなわないようなのです。その場所に存在しない生き物はたとえ微生物であっても移植してはいけないというのが自然指導の鉄則ですが、それを説明できない空気があるのです。いつのまにか私が、間違った指導をしているようにレッテルを貼られました。これは、EMの是非よりも深刻だと思いました。つまり権威権力のために冷静な指導が行いにくい実態がそういう地域にあるのです。これが政治力として背後にあるのなら、怖いことだと思いました。事実その集まりは地域主催の観察会でしたが、構成メンバーに対し参加者が異論を唱えられない空気がありました。(以前、私が言い過ぎたことではありましたが、例の戦中の件・・・はこのような体験からの発言でした。)
返信する
信奉者を説得するのは難しい (OSATO)
2010-03-23 00:13:31
HIGASHIさん

相手が信奉者だと説得するのは中々容易ではありません。また彼らは、そうする事が「善い事」として行動しているのですから、参加者側もその思いに対しては中々異論は唱えられない雰囲気となってしまう事でしょう。
指導する立場としては、まず彼らの「思い」だけは決して否定したりせず、よりよい方法というものを紹介したりとか、地道に説得を続けるしか手はないのでしょうね。
農業分野などでは「土着菌」を利用してうまくいった事例なども紹介されてますから、まず地元は地元のものを使うという観点を何とか色々な方面からの情報で気付かせるという事も重要かもしれません。(参考 ↓)
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201001/chikurin.htm
あと、以下に地元の大学で行った研究論文も紹介します。
河川ごとに微生物相が異なる事などがよく分かりますし、「生徒に理解して欲しい点」などが参考になるかと。↓
http://www.eec.miyakyo-u.ac.jp/meme/data/kiyou5/02.pdf#search=%22%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%B7%9D%E3%80%80%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%B5%84%E5%8C%96%E3%80%80%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%22
返信する
おそらくなんですが (環境浄化切望者)
2010-07-11 12:01:54
ツルネンさんをはじめ、EMの信奉者の方たちは、おそらくなんですが環境悪化への焦りがあると思うんです。

数え切れないほどの科学洗剤やら有毒物質が陸を汚染し、それが河を通じて海を汚染する。
今や土着菌うんぬんを言ってる悠長な時間はないと感じてると思うんです。

そこに登場したのがEMだった。ただ流すだけで長年河に堆積していたヘドロが消えていき悪臭もなくなり海水浴客が戻ってきた。そんな光景を私自身目の当たりにしました。

企業は今も利益を求め海に汚水を垂れ流し、行政は自分たちの利権に夢中で“自然に配慮して”などとはとても言えるような行動を起こしてるようにはみえません。

今や海中のプランクトンにもプラスチックが発見されているようですし
http://wiredvision.jp/archives/200406/2004062304.html

近年注目を浴びているナノ技術などは「第2のフロンガス」になるのではないかとの懸念もあります。たとえば「金」は人体に影響がないということで金歯にも使われている安全な素材ですが、この金でもナノレベルまで微細になると人体に悪影響を起こすといわれていますが技術ばかりに目がいってこういった影響についてはあまり議論されていないのです。

土着菌うんぬんというのなら、地球上の人間は肌の違う人間と交配しない方がいいのかな?とも考えてみたり地球温暖化に伴って海では新種も発見されたりと環境が変われば生物も変化するのは当然なのかも?などと考えてみたり。とにかく悠長なことを考えてる暇があるなら、じゃぶじゃぶ撒いて浄化だ!となちゃう気持ちも私にはよくわかります。

今回の「議員=公人なのだから」話は確かに正論です。本当にもっともだと思いますし、追求していかないとと思います。それに企業は利益がないと生き残れないというのも正論だと思います。
生物多様性を考えて違う地域の生物や菌を移動するのは良くないというのももっともだと思います。

でも正論では、もう地球を河を海を食べ物を浄化するのができないレベルになってきたのではないでしょうか。何かをしなきゃいきないんだろうけど、何をしたらいいのかわからない。ホントにこれでいいのか?

そんなジレンマを行政にも企業にも、そしてEM信奉者にも感じます。

私自身はEMには直接関わっていませんが、EMで河川をきれいにしている団体に寄付しようと思って色々調べていました。もちろん実際に現場に参加もして話も聞かせてもらいました。自分の目で好結果がでたのを確認をしてはいますが、でも色々と考えなきゃいけないのかもしれません。

最近私が考えているのはある程度の犠牲(絶滅や品種の入れ替わり)があっても全体の状態が良い方向へ底上げされるならばやむを得ないレベルまで環境汚染はきているのではないかと考えています。つまり昔のような「清潔な時代」の地球ではもうないということ。
もう戻れないということです↓

動画:海水にはプラスチックの破片が大量に
http://wiredvision.jp/news/200801/2008011121.html

それでも私たちは“前へ”歩いていく必要があると思います。

とりとめのない長文失礼しました。
世の中を良くしたい思いは皆一緒だと思うのでがんばりましょう。
返信する
その一面もありますが (OSATO)
2010-07-11 13:23:55
いらっしゃいませ環境浄化切望者さん、初めまして。

仰る事は確かに一理あると思います。活動している人達は確かにある種の危機意識を抱いているようにも見えます。
ただ私が気になるのは、そういう危機意識が必要以上に煽られているのではと感じる事がある事です。
土着菌の話が出ましたが、要は、わざわざEMを使わなくても同じ効果を出せるのは他にいくらでもあるという事を私はここで言いたかったのです。
そのようなものに目を向けさせないよう、大袈裟な表現を用いて不安感を煽り、自社製品の優秀さばかりを宣伝するというのは立派な不安商法です。
そして一度それにはまると、今度は別な見方というものが出来なくなってしまい、環境が改善したのが皆EMのおかげという考えしか持てなくなってしまうのですね。そしてその先にあるのが「盲信」と言う訳です。
私はこの部分を問題視しているのです。

環境浄化切望者さん(このHNは出来れば呼びやすいお名前に変えてもらいたいですが)も、コメントの文面から焦りを感じますが、焦りは禁物です。
焦れば焦るほど自分の足元というものを見落とし、思わず極端な方向に走りがちになってしまいます。
この件に関しては近々エントリーを上げる予定です。その時にでもまた。

あと気になったのですが、

>土着菌うんぬんというのなら、地球上の人間は肌の違う人間と交配しない方がいいのかな?とも考えてみたり

ここは論理の飛躍が見られます。
微生物の世界は我々人間にはまだまだ分からない事だらけで、その影響もどれほどに及ぶのかはそれこそ未知の領域なのです。
だからこそ異種交配の危険を冒すような事は慎むべきであるというのが「生物多様性」の考え方です。
ですから、たとえとしてはあまり適当とは思えません。
返信する
お返事ありがとうございます。 (環境浄化切望者 改め 礼治 )
2010-07-12 17:37:10
OSATOさんお返事ありがとうございます。
確かにおっしゃる通りですね。

浄化資材をネットで検索してみてもでてくるのはEM or えひめAI ばかり。
他の資材を探してみても情報が少なく手をだしづらい。

できればOSATOさんのいう「同じ効果を出せるのは他にいくらでもある」という資材を記事の中で紹介していただけませんか?
※記事の中のリンクが切れていて見ることができませんでした

たとえば汚れた河川にカーボンでできた暖簾みたいなモノをぶら下げて浄化するなんてのは聞いた事があります。
返信する
同じ効果の資材 (OSATO)
2010-07-12 22:58:52
こんばんは、礼治さん(HN変更ありがとうございます)。

>他の資材を探してみても情報が少なく手をだしづらい。

実は環境事業をやっている企業のHPに色々紹介されている事が多いのです。
例えばこちらは「テトラ菌」。↓
http://www.iidabiken.com/tetra/mizu.html
また「アガリエ菌」については当ブログでもエントリーを上げてます。↓
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/481d6b5e6242d58a2b384f6ed8b6c5cd
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/87f5b9d4dfecfed509ee726ee9cc1331
最近は納豆菌由来の資材が話題になりましたね。↓
http://webnews.asahi.co.jp/you/push/2010/u20100513.html#variousInfo
ただ、こういうのは企業の宣伝という事もありますので、すべてを額面通りに受け取る事は危ないと思います。これはEMも同様ですが。

また、こういう手法も大いに参考になります。
「カキ殻利用の浄化剤」 ↓
http://www.nihonsolid.co.jp/pageB-9mizu6celca.html?gclid=COe9-t_hx6ECFYktpAodezcx-g
実際カキ殻利用の浄化方法は各地で試されており、一定の効果が上がっているようです。↓
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/hotaru/kumamoto/20070613/20070613_001.shtml
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/080520/myg0805200223000-n1.htm

>カーボンでできた暖簾みたいなモノをぶら下げて

というのはこれですね。「炭素繊維」 ↓
http://so-en.net/tansoseni.html
これはテレビでも紹介され各地で利用されてますが、効きすぎてヘドロまで纏わり付いたりする事もあるようですね。

私が好きだった番組「素敵な宇宙船地球号」でやっていた「大都会ドブ川の奇跡」、これは色々参考になります。 ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/shibakawa/index.html

実は河川浄化には様々な方法があります。だから別に【微生物資材】にだけ捉われる事はないのです。
資材にばかり目を向けてしまうというのは、それこそ一方の視点でしか見ていないという事に他ならないと私は考えます。

あと、リンク切れを起こしているエントリー紹介願えないでしょうか?
出来れば何とか復活させたいと思うのですが、自分では中々探せないのでその都度指摘してもらえば有難いです。
返信する
紹介ありがとうございます! (礼治)
2010-07-15 18:40:58
OSATOさん、こんにちは。

いや~こんなにあったんですね。紹介ありがとうございます!
もちろん効果は鵜呑みにしないのが前提ですが
一種類だけじゃなくたくさんあったほうが消費者としては
選択肢が増えていいですよね。


リンク切れを起こしているエントリーは
このページです↓
----------------------
EMというもの
http://blog.goo.ne.jp/osato512/e/4eaa2a19606374c44589f80f468756ea
----------------------


この中段ほどにある文章の


----------------------
国内では、微生物資材の種類は(100種以上も)あるとされており、
----------------------

の(100種以上も)の部分のリンクが
切れているというか、神奈川県のページに飛ぶんですが、
「エラー404 お探しのページは存在しません。」ページになってしまうのです。

何よりも資材の種類が100種以上もあるなんて知らなかったので驚き!です。
ぜひどんなものか見てみたいです。
返信する
追記しました (OSATO)
2010-07-17 01:18:19
礼治さん、こんにちは。

ご指摘のあったリンク切れの点、一応前の資料中の一覧表をリンクしておきました(100種全部ではありませんが)。
微生物資材は種類が多い代わりに、その商品寿命も短いのです。入れ替わり立ち代わり次々と新たな商品が作られており、今はその数も200種ほどと言われているようですね(私もそんなに出ているとは思いませんでした)。
追記の方もぜひご覧下さい。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。