パリ協定の実現に動き出したCOP22の報告会を開催しました

全ての国が参加して、脱炭素化社会を目指す歴史的な合意「パリ協定」が11月4日に発効しました
このパリ協定を実現するための実施方針等が話し合われたCOP22に関する報告会を大阪市内で開催しました。

当日は137名の方にご参加いただきました。
会場は満員で、皆さま、熱心に話を聞かれていました


名古屋大学の高村ゆかりさんからは「COP22の成果と課題」というタイトルで、パリ協定が合意された経緯やCOP22で決まったことに加えて、アメリカ大統領交代の影響などをお話いただきました。


スカイグループホールディングス株式会社の麻生義継さんからは、アジア地域で再生可能エネルギー事業を実施するにあたって実感されていること、特に、パリ協定を受けて、アジア地域でも再生可能エネルギーの導入が加速しており、ビジネスチャンスを迎えているとのお話でした。


NPO法人地球環境市民会議の早川光俊さんからはパリ協定を受けての日本の課題について、お話しいただきました。
その後の意見交換会では、会場の皆さまから多くの質問が出され、大変盛り上がりました。

当日は、アンケートを通じて、私たちにできる取り組みや周りの方と一緒に取り組めることも考えてもらいました。
気温上昇・真夏日の増加や異常気象など温暖化の影響と感じられる現象が身近なところでも感じられるようになってきています。
パリ協定が動き出すことが決まった今、小さなことからでも温暖化対策を皆さまとともに取り組んでいきたいと思います。

幼稚園での環境学習in泉大津市

今年度、大阪府地球温暖化防止活動推進センターでは、環境省がすすめる『COOL CHOICE国民運動』の一環として、泉大津市内のすべての保育園と幼稚園で、『エネルギー』をテーマとした環境学習を実施しており、今季は、熱エネルギーに気づくことを目的として、８０分ほどの授業を実施しています。
　今回の授業は、浜幼稚園での実施！
２０名の園児を対象に、紙芝居やクイズ、熱気球の実験やXmasオーナメントの工作などを通して楽しく学習を行いました。
　工作終了後は、園児たちの作品をクリスマスツリーに飾り、発電機を使っての点灯式！
色とりどりの明かりが灯った瞬間、園児たちの歓声が教室中に響きました。
　驚きや不思議、といった感情を素直に表す園児たちと素敵な時間を過ごすことが出来ました。
改めて関係者のみなさまに感謝申し上げますとともに、今後も、幼児期からの環境学習を大切にし、実施していこうと決意を新たにしました。

豊中市民環境展に行ってきました！

１１月２５日（金）・２６日（土）の二日間、豊中市の豊島体育館で開催された環境イベントに出展しました。
初日は、近隣の小学校から２００名を超える児童が参加し、発電実験で盛り上がりました。
Xmasシーズンということで、今回は『手回し発電でイルミネーションを点灯させよう！』を実施し、園児から児童まで多くの子どもたちが体験し、電気をつくる大変さを体験しながら発電機の仕組みを学習しました。
　二日目は、初日に発電実験を体験した児童が、再びセンターのブースにたくさん集まってくれました。
初日よりも自分たちのペースで学習できたので、さらに理解が深まったのではないでしょうか。
　地域の団体と連携して、このような教育の場を提供することはとても有意義なことだと思います。
ますます取組みが広がるといいですね。