やまなかまへ

いい歳をした山好きから、お仲間への山行報告です。
次の山登りの参考になれば・・・

2015.11.28  御在所岳 本谷ルート

2015-11-28 | ハイキング
久しぶりに天気が良くなったので、積雪期に登りたいと思っている御在所岳・本谷の偵察に行ってきました。
ついでに京奈和道路で鈴鹿に行くとどれくらい時間がかかるのかも興味がありました。

【コースタイム】和歌山5:30=8:45井田ノ谷山荘前P→登山口9:00→不動滝9:40→大黒滝10:15→ジョーズ岩10:30→谷の源頭10:50→山上公園11:00→御在所山頂11:15→11:30山上公園レストランで昼食12:00→国見岳12:25→一の谷新道入り口12:55→恵比寿岩13:10→鷹見岩13:15→親指岩?14:04→御在所山荘14:10→駐車場所14:20=和歌山18:00

本谷は地図にもルートが載っていないし、ネットで見ると難しそうな記事が多いので気を引き締めていきましたが、滝の直登をしなければ、それほど心配するほどのことはありませんでした。滝に取り付くのであれば沢シューズの方が良いでしょう。
土曜日で、中道や裏道にはたくさんの人が入っているようでしたが、本谷の登山中は2組4人・下山に使った一の谷新道では登ってくる人2人と会っただけで静かな秋の山を楽しめました。
本谷取り付きへは、中道から別れて小橋を渡り御在所山の家の方に行くようにネットには書いてありましたが、橋は倒壊の危険性ありとかで閉鎖されていました。一の谷山荘の方から入った方が良いと思います。
思った以上に早く登れたので、山上公園のレストランで昼をいただき、国見岳まで足を伸ばして時間つぶし。一の谷新道はひどく急勾配の下りでしたが、ルートは明瞭でした。

2015.11.20  金剛山と大和葛城山

2015-11-21 | ハイキング
天気も良くなってきて、チョット時間も出来たので、ピストンで歩いてきました。

【コースタイム】和歌山6:00=水越峠の水越橋駐車場8:00→青崩れ道入り口8:25→セト9:30→金剛山山頂広場9:55→一の鳥居10:10→カヤンボ11:05→水越峠11:30→12:35葛城山山頂13:00→水越峠13:50→水越橋駐車場14:00=和歌山

さすがに大阪府民の山だけあって、道はどれも完璧。平日でもあり、すれ違う方も高齢者が大半で、安全・安心な山であることは良くわかる。葛城山へのピストンコースは階段がつけられているが、段差が大きく膝破壊型で歩けるものでなく、結局階段脇に踏み跡が出来てしまっている。階段がなければ1メートルほどの幅の山道で済むのに、使えない階段で2~3メートルも広い道になってしまう。これも自然破壊でしょう。無駄なお金(税金?)は使って欲しくないですね。

2015.11.12 雪彦山 ハイキング

2015-11-13 | ハイキング
【天候】 晴れ 薄曇り
【メンバー】はちえもん ベラ ゆみたん たけじい ゆいちゃん
【コースタイム】 和歌山6:00=9:00雪彦山駐車場→登山口9:15→不動岩9:25→行者堂跡9:40→出雲岩10:15→セリ岩10:25→10:50大天井岳→天狗岩11:05→新下山道分岐11:15→雪彦山三角点11:40→どろかべコース分岐12:05→12:15鉾立山12:30→942ピーク12:40→どろかべコース合流13:10→虹ヶ滝(地蔵コース合流)13:35→登山口14:25

ベラさんの、「もう一度、雪彦山へ行きたい!!」と、はちえもんの「地蔵岳や三峰は知ってるけど、大天井岳は知らないな~!」から始まった計画は、次々仲間が増えて、平日登山組では最大の5人パーティーになりました(^^)/。車も軽からワンボックスに変えて、いざ出発。
湾岸から姫路方面に走り播但道・中国道 夢前スマート出口で降り、雪彦山登山口の駐車場へ。通行料は1990円と激安!!
「山歩きは久しぶり」という たけじい がトップで歩き出す。のっけから急登だが、グングン登る。最初の展望台も止まること無く登る。(山の全貌を望めるスポット、写真を撮りたかった) 急坂は続き、岩登りっぽい愉しい登りが続く。マークと鎖がしっかりとついていて危険な所は無いが、岩になれていないと時間がかかりそう。大量の落ち葉のために、岩に積もっている所では滑りやすいのと、登山道が判りにくくなっている所があった。チョット登りにくい、と感じたらルートを外れたシグナルですよ。
出雲岩で覆いかぶさる岩壁に圧倒されて写真休憩。セリ岩では、ザックを背から外し、難無く通り抜けてスリムさを競う。大天井岳には平日にもかかわらず2組の先行者が休んでいた。やっぱり人気の山なんだ! お腹が空いていたので、舎利バテになる前にエネルギーの補給。
ここからは、稜線歩きで、アップダウンも無く、三角点に到着。登りで無口になっていたメンバーもこの頃からは賑やか。鉾立山で時間つぶしの大休憩を取って下山にかかる。942ピークから、沢に向かって急降下。すねに傷は無いが、膝に故障を持っているロートル組は慎重に足を運ぶ。(ロートルってなに?って聞かれた。昔の流行語といったら良いのかな・・・
中国語由来の“年寄り“って言う意味です。)凄くきれいなナメ滝に沿って下る。黄葉がもっと鮮やかだったら素晴らしい景色になるのだろう。
沢に降りると又慎重な足運びを強いられる。虹ノ滝を過ぎて、地蔵岳の岩壁をみながら、休憩。そろそろエンドルフィンも切れてきたかなという頃、登山口に到着。
夢前温泉で汗を流し(800円)帰途につく。中国道から播但道への乗り継ぎを見落とし、吹田経由で帰る。通行料は行きの倍以上(4770円)(>_<) 


2015.11.5-6 果無山脈  縦走

2015-11-07 | 縦走
登山を始めて買った最初のガイドブックに、十津川にその最後の端を沈める「果無山脈 縦走」の紹介が有り、その文章と「果無し」という名前に憧れ永い間温めていた山行。とうとう、というか、やっと、歩く機会が出来た。何しろ足の便が極端に悪い。週3便しかない入山の為のバスと、一日1便しか使うことが出来ない帰りのバスを組み合わせて山行プランが出来た。
【メンバー】 はちえもん デナリ 
【コースタイム】和歌山10:05=田辺11:43=西12:41=カワセミの郷13:15→登山口13:45→和田森14:55→安堵山15:55→展望台16:10→1222ピーク16:25幕営4:40→黒尾山4:55→冷水山5:25→カヤノダン6:05→公門崩の頭6:55→筑前タワ7:15→ミョウガタワ7:40→ブナノ平8:25→石地力山8:55→果無山9:25→果無峠9:35→観音堂10:10→果無登山口11:20→11:35昴の郷12:03=五條駅=17:05和歌山

秋が深まったとはいえ、日が当たるとまだ暑く感じる時期、縦走路上には水場がないので、ひとり2日分4㍑の水を持つ。尾根を外すことの無い登山道はとても良く手入れされ歩きやすい。急登も無く、女性的な優しさのある山という印象でした。支尾根もほとんど無いし、ひたすら東向きに歩くので判りやすい。初日は水の重さでペースも落ちたが、二日目はザックも軽く、日の出前から歩いたので、夜明け前の薄明かりに広がる雲海や、日の出の金色の光、日が昇るとともにだんだんと輝きを増す黄葉の美しさを愛でながら歩くことが出来た。
ただ、前半は林道がすぐ横を走り、山歩きの楽しさを削ぐ。果無という語感からくる、深山・秘境のイメージが感じられず、看板倒れで残念だった。

2015.11.3 雪彦山 三峰東稜

2015-11-04 | 岩登り

和歌山を5:00出発。途中、尾崎のキーさんを拾い、雪彦山へ。今回は休日でも有り、宝塚トンネルの混雑を避け交通費も節約しようと、姫路から播但道へと走る。到着は8:30、中央道を走るのと変わらない。車を軽にしたことも有り、交通費は前回の半額で済んだ。登攀具をつけて歩き出し、地蔵岳東稜の取り付きを左に折れて、9:20遭難碑のある取り付きに着。
このルートは4級+A0・3級・3級の3ピッチの初級者ルート。今日は、キーさんの体調が悪く、はちえもんがリードする。1ピッチめ出だしからホールドに苦労してウロウロする。右側にルートをとり正面にまわりこみ、ペツルにアブミをかけて下部を乗り越す。上部は何とか越せた。2ピッチめはホールドがしっかりとして愉しい。ハングで1個所、A0で越した。3ピッチめはやさしいルート。12:10、終了点でザイルを解いて、目の下に広がる赤・黄・緑の錦を楽しみながら、大休憩。この後、三峰頂上へ急坂を登る。12:40 頂上では地蔵岳東稜を登る幾組ものクライミングを眺め、また左にそびえる不行岳の壁に、次のクライミングの夢を探す。下山ルートはザイルのフィックスが有りすぐに判った。しばらく降りて、不行沢へ50メートルの懸垂。急な沢筋を浮き石と滑る木の根にヒヤヒヤしながら慎重に下る。地蔵岳は時間切れで止めて車に帰り、夢前温泉でゆっくの身体を伸ばして帰和。