2017.3.22-23 野伏ヶ岳 リベンジ

前回、大雪で断念した野伏ヶ岳。あれから2週間ほどたって、ヤマレコにもたくさんのレポが入っていました。
今回はリベンジ山行です。

(メンバー)　はちえもん　デナリさん
(天候)　曇りのち晴れ 

(コースタイム)白山中居神社駐車場6:20→和田牧場跡付近8:00→ダイレクト尾根上9:00→最後の急斜面10:45→11:05野伏ヶ岳山頂11:15→ダイレクト尾根下12:50→和田牧場石碑13:10→林道14:00→14:30駐車場

22日　和歌山を17時ころ出発。22時ころ石徹白の白山中居神社駐車場に到着。先着の車が1台あり、その横に車を止めテントを立てて仮眠をとる。夜中に降雪あり。

23日　デナリさんの声でシュラフから這い出る。雲はまだ低く、すっきりとしない。6時過ぎに出発。橋を渡ったあたりから雪道になる。少し林道を歩くと左の斜面にショートカットのトレースを見つけ、山道に入る。何度か林道に出ては植林の中のショートカットの道に入るのを繰り返し、和田牧場付近で雪原に出る。目の前に野伏ヶ岳がそびえ、美しい。
朝早いこともあり、雪は締っていてツボ足で歩ける。薄く積もった雪の下のトレースを探りながら歩くが、トレースを外れると膝上まで踏み抜いてしまう。
大国山を回り込みダイレクト尾根に取りつく。短いが急斜面で息が切れる。尾根上に出ると傾斜は緩まり、少し強くなった風が心地よい。先行しているスキーの2人パーティーが頂上直下の急斜面で苦戦しているのを見て、アイゼンをつける。
山頂では360度の眺望を得、別山~赤兎・経ヶ岳へと連なる山々・荒島岳・大日ヶ岳などが一望に臨める。
雲が少しずつ取れてくるので、雪が腐る前に降りようと下りにかかる。和田牧場付近まではまだ雪も締っていたが、植林の中に入ると雪面もかなり緩み、歩きにくい。いい加減歩くのが嫌になったころ林道に出た。

駐車場で装備を片付け、白山中居神社に無事下山のお礼参り。帰路に寄った「白鳥美人の湯」は定休日だったので5キロほど走って「大和温泉・やすらぎ館」で汗を流す。とてもきれいで大きく立派な温泉でした。

登山中、歩いていたのは私たちだけ。あと7~8人の登山者はみんな山スキーで登ってきた。下りは絶対楽しいだろうな。