脳出血後のリハビリはイメージ?

2017-03-10 11:30:54 | 考える
今週で病院で受けるリハビリは終了してしまった。
2度目の脳出血前からお世話になっており、5年近くリハビリを受けることができた病院だった。
2度目の脳出血前に、病院の地域の方に中里先生が認知神経リハビリテーション(という名前は出てこなかったと思うが)による治療の仕組みについて公開講座があった。
私は病院の地域の住民ではないが、参加させていただいたのを覚えている。
そのとき副院長が挨拶されており、この方が認知による治療に理解があって私のリハビリ通院は可能になったのかと思った。最後に副院長にお礼がしたかったができず残念でった。

今後、リハビリの予定は未定だが、訪問リハビリを受けることになりそうで、ケアマネジャーさんにスケジュールなど調整をお願いしている。出張で、別の訪問看護から認知神経リハビリを勉強したことがあるが実際患者を診たことはない療法士さんにお願いできれば・・・と思ったときもあったが難しかったようだ。

これからは、認知でリハビリの家族よる自主トレである。
片麻痺のとき、リハビリの課題は家族にやってもらえそうなものが多いとおっしゃっている先生がいらした。家族が課題を思いつくのは難しそうだが、病院のリハビリで行ったことをまねることができるものは、たくさんあるのである。


最後に病院で行われたリハビリでは、課題で使うスポンジや麻の紐で作った文字などを張り付けたカードなどをくださった。
先生が課題のやり方を教えてくれて、自分でもやってみた。
見ずに先生に足を動かされたり、触ったり、まさに頭ではこの感じているものは何なのか、イメージを作ろうとしていた。

今までリハビリで行われてきたことの一部が見えたような気がした。
気づくのが遅すぎだが、身体を動かす前段階で、脳で行われる、これから動こうとすることをシミュレーションする「イメージ」。
最近のブログで、「イメージをしたい」なんて書いてしまったが、認知のリハビリを開始してから自分はずっと課題行うことでイメージをしようとしてきたのではないか。
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