献腎移植について考えた/献腎移植登録のための受診

2017-12-11 14:31:28 | 献腎移植
自分は体調はいいが移植手術は現在2度の脳出血後のため無理である。
移植にマイナスに働く思われる既往歴もある。
受診に際し、自分の身体は腎移植についてどう悪いのかわかっていないこと、現在のリハビリの内容、移植は希望するが移植手術目途に頑張ってよいかなどを書いたものを提出した。

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昨年は、非透析日に受診しようと思い、月水金が透析日なので木曜日の先生に診て頂きました。

結果は第一印象で移植はお勧めしませんということでした。
献腎移植登録は抹消しますか?と聞かれたのですが、リハビリを続いており、目覚ましい回復はまだ見られないものの、脳のリハビリを取り入れたりしてきた為、登録抹消は正直なところもったいない気がします。
2度目の脳出血で降圧剤が不要になり、体調もとてもいいのです。

透析の医師からは、私は心臓は悪くはないと言われており、体力をつけましょう、と腎移植に対して暗いイメージがありませんでした。

現在は体力がなすぎで移植手術は厳しいと思いますが、移植手術が可能な程体力がついたかどうかは、どう判断されるのでしょうか。

現在のリハビリ内容です、

嚥下訓練、顎機能訓練
拘縮改善(特に足関節)
  ↓
   →→→ 立位保持訓練(装具を装着して)
  改善したら

リハビリの先生からは、ナースと装具の準備をはじめていると聞きました。


透析の医師が話していた、私は1歳前にウイルムス腫瘍で腎臓を摘出していて癒着を起こして腎移植手術は難しくないのだろうか、ということが気になっています。
(移植医師に聞いてみてくださいと言われております)

片方の腎臓を摘出したわりには、体を真っ二つにしたように(?)傷は大きいです。
13歳の母からの腎移植は、当時毎月移植が行われており、失敗は聞いたことがありませんでした。私は術直後に高熱を出したので、原因は適合しない腎臓を移植したかオペミスだそうですが、この後何度も病院から死体腎移植を受けないか電話があったそうです。呼吸が苦しい肺炎を起こしたばかりの腎移植だったので、また移植を受ける勇気がありませんでした。


腎移植においては、私は超ハイリスク患者かも・・・と思いつつ、腎移植症例集を見てみました。

現在の私のリスク・・・
体力のなさ、(既往歴)ウイルムス腫瘍、移植廃絶、脳出血2回、透析32年

長期透析患者は、周術期は不安定だが、そこをクリアすると短期透析患者との差はなくなるらしいこと・・・腎移植ハイリスク患者は積極的に腎移植医に受診し、透析医と腎移植医との患者の情報共有することでリスクを減らせる?・・・

あくまで例ですが、病院はハイリスクがほとんどない患者で手術を行う方がいいと思いますし、日本では数少ない献腎移植は慎重に行うべきだと思います。
なのにどうしてこういう症例が掲載されているのか、前向きな文献と感じましたが、でもマイナス要因のある自分が腎移植を受けるため頑張ってよいものか・・・

腎移植は人の善意がなければできないものだと思うので、その善意を受けようとしている(レシピエントになる)ときには、できるだけ腎移植用の検査などを受け自分で移植を受けられそうだと納得できなければいけないとは思うのですが・・・



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