投資ファンドの規模

より収益性が高いことが特徴

重要な指標となる誘発投資

2017-05-11 21:20:16 | 日記

経済が活性化することの定義は様々ですが、投資家にとって重要なのは、投資した先の業績がどうなるのかです。また投資方法は様々で、ハイローなど人気の高い投資法もあります。

日本の国内で給与水準が上がった、地域的に生産量が増加したなどの内生的な要因に基づいて、自社の生産拠点を増やすといったものが誘発投資になります。規模が大きくなれば、その分だけ生産量が増加して、利益としても右肩上がりになっていくので、値上がり前にその株式を買っておこうという判断ができます。

誘発投資は、これから成長する企業を探している方にとって、最重要の指標の1つです。新工場の建設を発表したメーカーや、需要が大きくなってきた新薬の開発に力を入れると発表した製薬会社は、今後の展開に期待ができるので、長期的に保有する銘柄として好ましいと考えられます。

誘発投資をすれば必ず上手くいくわけではないので、将来的に投資した分を回収できる見通しによる規模拡大なのか、借入金が増えても資金繰りとして大丈夫なのかを決算の書類で隅々までチェックするのが鉄則です。上場企業はお金を出す投資家に対して誠実であり、常に最新情報と決算内容を公表しているので、誘発投資による今後の業績が読みやすくなっています。世界的な競争になっている現代社会では、内生的な要因だけでは決まらない部分もあるから、外生的な要因である外国人投資家や海外の主要国の状態にも気を配っておきましょう。あまり海外からの影響がない業種であれば、国内の動向を中心にチェックして、誘発投資を重視した投資判断をするのも効果的です。

ニュースとして取り上げられる規模の設備投資は、その企業にとって冒険であり、上手くいけば大企業と呼ばれる立場にまでなれるが、失敗すれば経営すら成り立たなくなるリスクを抱えています。投資先を探す基準として、誘発投資は大変分かりやすく、成長中の銘柄を見つける時に便利です。

短期の値動きによるトレードに比べて、投資家としての判断によって儲ける感覚が強く、見事に的中して株価が跳ね上がった時には大きな達成感も得られます。短くても数年ぐらいの長期的なスパンで株式を持つのが基本だから、誘発投資の兆候がある企業を監視対象にしておき、割安になった時に少しずつ買い集めておくのが一般的なやり方です。企業の成長がそのまま自分の利益になる、まさに投資家としての王道で、株主の権利を行使するために株主総会に出席する方もよく見られます。株主はその会社で最も上の立場であり、社長を決める権利すらあることが、株主総会への参加で実感できるのです。