バカンス疲れ・・・？

庭へ続くドアを開け放ち、うとうと寝ていると、少し涼しくなって
目が覚めた。外からは、人々の笑い声が聞こえてくる。
近所の人が、よく人々を招いてお庭で歓談しているので、その声だろう。
今日は美しいヨーロッパの夏。庭でビールでも飲んで、
ぼーっとすれば、自宅でバカンス気分が味わえる、というものである。
バカンス・・・。最近私はこの言葉に疲れている。
まだ本格バカンスも取ってないのに、何故？といったところだが、
たくさんの人がバカンスに出かけている今、会社では残った人々が
悲鳴を挙げているのだ！！「ええ？彼もバカンス？じゃあ、
いったいどうすればいいわけ？」毎日毎日、こんな悲鳴を聞き、
オランダ語があんまり分からないぼんやりの私でも、なんだか
事情が分かってしまうようになった・・・。

ある部では、マネージャーとつく人が一人もいなくなってしまった。
サインがないと進められない仕事って結構あるもんで、どんどん
仕事が積もってくる。どうするんだ？どうするんだ？これじゃあ、
仕事になりやしない。電話口で誰かに愚痴っている人があっちにも
こっちにも・・・。こんな状態が1日や2日、というのなら、なんとか
乗り切れるってもんだが、これが2週間も続く、というのだから、
悲劇的でさえある。

こんな話は私の働いている会社だけではない。きっと、オランダ中、
いや、ヨーロッパ中？どこでも繰り広げられている光景なんだろう。
だんなの会社では4人で新聞を仕上げなければならないことに
なって、なんだか毎日相当忙しいらしい。4人で書き上げる新聞って・・・
とその内容に疑いたくなるような気がするが（笑）、本当は10人以上
いるジャーナリストが今は4人、というのだから、相当厳しいんだろう。

去年はオランダに来たばっかりで、のんびりとしていたそら。
今年がはじめてのバカンス＠オフィスなのだが、こんなにあちこち
混乱しているとは思いもしなかった。
バカンス・・・なんだか、実際にバカンスに行く前から疲れてしまった、
そんな気分がする今日この頃。

旅の思い出

耳のことで皆さんにご心配をおかけしまして・・・
申し訳ありません（ぺこり）。そして情報を下さった方、
ありがとうございます（ぺこり）。
たしかに顎かも・・・とここ数日思うようになり、これはオランダに
住んだストレスだわ！とあんまり色んなことに努力しなく
なりました。・・・といってもまだ数日だけどさ～。
ストレスから来る顎関節症は寝ているときに歯を食いしばったり
している可能性が大・・・とのことで、寝るときくらいはリラックス、
と、だんなと別々に寝ることにしたのが一番の成果（？！）かな？
そのせいか、ちょっと良くなったようで、だんなとしては
複雑な気分らしい・・・（笑）。
本当はマウスピースをして寝るのがいい、ということで、
そういえばどっかに使ってないマウスピースがあったはず・・・
と家中探したが、見つからず・・・。（マウスピースを持っている
から、といって私はボクサー志望ではないよ・・・。あしからず♪）
購入するしかないかー、と諦めた。
家中ごそごそやっているさなかで、いろいろ見つかったけど、
私って本当にどーでもいいものをずーっと持っているのねー。
それなのにどーしてマウスピースはないんだ（笑）？！

どうでもいいものではないけど、捨てられないもの。
それは旅行にいって購入したもの。またはその時にもらった
パンフレットなど・・・。いろいろ旅行しては溜め込んで、
捨てられないから、それ関係のものが山のようにある。
その中から出てきたもの－イギリスのバッキンガム宮殿で
買ったポストカード。その時は初めてのヨーロッパ旅行、
ということでワクワクしていたらしい。ロイヤルファミリーの
ポストカードまで買いこんで・・・エリザベス女王の写真なんて・・・
送り先ナイよね～（笑）。

でも、いいものも見つけた。ロイヤルファミリーの
オールドコレクションと題する絵画のポストカード。
多分これ、買ったはいいけど、購入してから開けたことなかった
気がする。へえ～、と思って広げると・・・オドロイタ！
フェルメールやレンブラントといったオランダを代表する
画家の有名な絵やら、お隣ベルギーのルーベンスの絵なんか
が出てきたの！あれまー。英国ロイヤルファミリーって
すごいコレクション持っているのね。でも、当時、
これを見たときはきっと何にも思わなかったのかもしれない。
（記憶がない、ということは。）有名な画家で名前を聞いたことが
あっても、ふうん、程度にしか思わなかったのだ。きっと。
同じ絵を鑑賞するにしても興味を持つか持たないかで、
かなりの差が出るのだな、と思った。だって、今は見てすぐ
ああ、これフェルメールだ、とか思ったもの。

だんなが帰ってきてさっそくこのポストカードを見せた。
驚いたことに、だんなは・・・有名なレンブラントやフェルメール
以外でも、ああ、これはオランダ人の顔だからオランダの画家
だね、とか、これはベルギー人だな、とか、言い当てるの。
さすがー。ヨーロッパ人（←というかうちのだんなだけ？！）！！

なかなか良い絵画ばかりなので、額でも買ってきて飾ろうか、
と思い始めている。

CMウォッチング－バカンス編

面白いTV番組やってないなあ～、とポンポンとチャンネルを進める。
うちはケーブルの一部も入っているらしく、30チャンネルぐらいある
ので、１からちょんちょんとチャンネルを進めれば大抵どっかで
興味深いものをやっていたりするのだ。大抵15チャンネルの
EUROSPORTSか、その次のDiscoveryチャンネル辺りで止まる。
自然とか旅行とか世界の不思議とかが好きなそらにとって
Discoveryチャンネル（またはナショナル・ジオグラフィックチャンネル）
は結構面白い特集をやっている。昨日はTWA747が何故空中爆発
したか？というもの。その後、チャンネルは違うがBBCでネス湖の
ネッシーのナゾもやっていて、両方ともなかなか面白かった。
あ、ネッシーはいないらしいっす（笑）。
しかし、今日はそれらもダメ、でさらにチャンネルを進めると
ジャーマン番組でサッカーをやっているのを発見！あれま、
Dortmund対高原のいるHamburg？！まだリーグは始まってないはず
だが・・・。新聞を慌てて確認するとカップ戦だ、ということだった。
前半17分で３－０！しかも高原のゴールだ～！！
今年は期待できそうなのかな？ちょっとうれしい。ちなみに
後半6分現在３－１でHamburgが勝ってます。

さて、今日はTVのCMの話。CMってその国のジョークやユーモアが
短い30秒くらいの間に詰まっていて、見ていて面白いと思うんだ。
しかも、誰が見ても分かる。日本でもウィットに飛んだCMは大好きだった。
たとえばカルビーポテトチップス、とか、カップヌードル、とか。

ここオランダでも面白いCMやらとんでもないCMがあって、
トピックに困ったときに（？）CMウォッチング、として少しずつ
紹介していこうと思う。今日はその第１編－バカンス編。

さてさてそれは・・・某欧州系電話会社のコマーシャルね。
電話、携帯電話のCMはここオランダでも大人気。特にここ最近、
写真映像を携帯にとって送ることも可能となり、そのCMが
盛んに行われている。日本と違って、あんま、実際人々が
写真をとってるのは見かけないんだけどね。
そのCMというのは、ある男性がバカンスに出かけていて、
呑気に浜辺でフリスビー遊びをしているギャルの写真を、会社で
仕事中の女友達（同僚？）に送る、というものである。
会議中にそれを受け取った彼女・・・何を思ったか、壁に掛けてあった
時計をいきなりふんだくりとり、フリスビーに見立てていきなし
投げるのである！！他の部屋で仕事をしている同僚がその時計を
受け、また投げる。そしてそれを受けた人が、また投げる・・・。
もう、他の社員も仕事どころじゃない！皆、その時計めがけて
走り出す・・・。そうすると、その時計は社長らしき人の手に渡る・・・。
一瞬、社員の間で静寂が流れるのだが、その社長、なんと再び
フリスビーを投げるのだった・・・。もうそれで、社員達は
総立ち。皆仕事を投げ出し、時計めがけて戸外に駆け出していく・・・。

これを見たとき、そらは大うけだった。だって・・・これって、
オランダ人のダメ仕事振りそのものを現している、と思ったんだもの。
オフィスでも何か面白いものがあると、皆、ほれきた！とばかりに
仕事を投げ出して盛り上がってしまう。それでも、そこに
マネージャーがやってくると、皆、いそいそと自分のデスクに
戻るのだが・・・（学生みたいだなあ）、もしもその時、マネージャーも
話しに入って盛り上がりだすと、もう止まらない。誰も止められない～～、
って感じになるの。

もし、このCMが日本で放映されたとしたら、単なる夏のコマーシャル
として終わっていただろう。だって、現実味があまりないから。
でも、ここ、オランダではやたら現実味があることから、皮肉っぽくて
面白い。なかなかの秀作だ、と思った。

中華料理のナゾ

昨日はだんなの妹の誕生日であった。
今回は中華料理レストランに集って祝いましょう、とのこと。
彼の母のときはギリシャ料理、弟はメキシコ料理、
そして今回は中華料理・・・とかなりワールドワイドな
誕生日レストラン巡り・・・である。
今回は地元の中華料理店を訪れたのだが（そらは初めて）、
地元の人でかなり賑わっていて、雰囲気もなかなか。
へえ、って感じだった。
・・・が、しかし。
殆どのテーブルは回転テーブルではなく普通のテーブルで
何やら予期するものが・・・。
中華料理、といえば大勢でいって色々頼んでわいわい
皆でテーブルをまわしながら色んな種類を食べるのが楽しい、
と思う。昔、中国を旅行したとき、ホテルで会った日本人
に片っ端から声をかけて、大勢で夕飯を食べにいったものだ。
知らない人たちでも（大抵が学生）、みんなでご飯を
突きあえば、なんだか皆お友達！になっていたのである。

しかし、ここはオランダ。
あのオランダ名物、大きなパンケーキも一人一つずつ頼んで
それをシェアすることはしない。モクモクと同じモノを
食べるのみである。この習慣、日本人の方との集まりの時も、
飽きるよね、面白くない！と大不評であった（笑）。
ピザもしかり。日本では宅配ピザを頼むとき、人数で
大きさを見て、頼むのが普通。3人だったら、ミディアム、とか、
4人だったらラージとかさ。こちらで、初めて宅配ピザを頼むとき、
だんながそらは何がいいかい？と聞いてきた。まあ、やさしい、
そらの意見を聞いてくれるのね！と選び出したところ、ああ、そう、
じゃ、ボクはこれ！って・・・なに～？別々に頼むのかい？っと
びっくりした。もちろんそらは自分の大きなピザは食べきれず、
半分は冷凍室行きとなるのだが。

そんなオランダ。中華料理でも予期していたものは当たった。
どうやら自分で好きなものを頼んで、自分で食べる、らしいのである。
肉ばっかり一皿でもなあ・・・。野菜だけってのも・・・。
かなり厳しい選択となった。しかし、最近全然食べていない
エビチリに目が行き、ああ、ぷりぷりの海老が食べたい～、と思った。
他のメンバーは皆、なんだかお肉料理を選んでいるらしい。
そうかあ、じゃあ。とエビチリを選ぶことにした。しかし・・・
まさか本当にエビチリだけじゃあ（？）とちょっと不安に思ったけど
（付け合せもないと、辛いよねえ～）、幸いナシやらバミなるものが。
何？とお思いの方。これ、インドネシア語（なんですかい？）で、
ご飯やら麺類を意味するらしい。そらはいつもどっちがどっちだか
さっぱり分からなくなってしまうのだが。でで、結局そらは
エビチリ＆ナシのセットで食べた。結構美味しかった。

でも・・・やっぱり、中華は皆で突きあうのがいいと思う。
一日30品目にも近づくんだしさ。色々食べれて楽しいじゃない？
しかし、↑のアイデアがあるんだったら、もう取り入れてるか。
食に関してグルメな日本人とシンプル志向のオランダ人。
そんな対照的なものを見た夕方であった。

Fair Trade

フェイエノールトの親善試合を見ていたら、ぐっすり寝てしまった・・・。
今期のスタートだからか？どうも、怒涛の攻撃・・・
というよりも選手同士の攻撃パターンを確認しているだけ、
って感じだし、しかも、フェイエノールトの大きな入れ替えによって
知ってる選手がほとんどいなくなってしまった・・・。という、
問題もある。なんだか、いったいどこのチーム？って感じ
だったし。この度重なる良い選手の流出にフェイエファンは
かなーり怒っている、そうだ。そうだろうよ。うん、うん。
先日は自転車に乗って、近くの村に出かけた。そらの
住んでいる町は地下鉄が伸びている、ということもあって
かなり宅地化された地域なのだが、その先へ進むと昔の
まんまの小さな村であることが多い。先日購入した
インテリア雑誌を見ていたら、自転車で30分以内のところ
に昔の古い家を改造したなかなか素敵なインテリアショップ
があるらしきことを発見し、行ってみることにしたのだ。
近く・・・とはいっても、実はまだそこまでいったことが
なかった。だんなもイマイチ知らないところらしい。
まあ、そらも東京に住んでたとき、江東区は知ってても
隣の江戸川区なんてほとんど知らなかったから、
そんな感じなんであろう（え？違うかしら？）

その日はとっても天気が良いこともあって、かなり
たくさんの人が同じ方向目指して自転車やバイクを
飛ばしていた。そう、そっち方面に川や海があって
泳いだり裸になったりするにはちょうど良いのです。
その田舎に伸びる道はそらのお気に入りの道で、
通称：十勝平野、と呼んでいる。勝手に、だけど。
一本道に防風林がつらーっと立っていて、その木々の向こうに
つらーっと広がるポテト畑やら牧場が見えるの。
十勝平野を越えると店もない小さな小さな村があり、
その先は行ったことなかったのだが・・・、池があったり
川があったり・・・。子供達が水遊びを楽しんでいて、
すごく素敵な風景だった。あら、こんなところがあったのね、
って感じ。そしてその先に目的の村があった。

そんなに大きくない村なので、すぐに目的のお店にたどり
ついたのだが・・・。残念ながら、バケーションでお休み。
がーーん。そうか、その可能性があるんだった。今の時期。
大きなお店こそ交代でお店をOPENさせられるが、個人経営の
小さな店は本人がいないときは開けない。しかし、その
何件か隣にこれまた個人経営のかわいらしいインテリアショップ
があって、そこで小さなお盆を買った。下が鏡になっていて
ガラス類を置くと反映してきれいなの。
そして・・・その隣にはデルフト焼のお店が。外のウィンドーを
見るとかなり手ごろな値段でちょっと変わった柄のデルフト焼
を売っている。あれ、これ素敵！と入ろうとしたら・・・これまた
休みだった（涙）。なんだい、みんなバケーション？！

まあ、ついでだから回りも見てみましょう、と、とぼとぼ
歩くと、これまた小さなお店に出会った。週3日しかやってない
お店。うーん、これってモノを売ろう、とか思ってないな！
って感じ。お店を自宅で開くと、TAX控除が受けられるので、
税金目的でやっているに違いない、と思われる。中には一人の
品の良いおばさまが座っていて、お金には困ってない感じだ。
（←しかし、無駄な税金は取られたくない、てわけ。）
売っているものはアジア系の置物、小さな簾、食器など。
自分の好きなものだけ置いているんだろう。あっさりしていて
そらは結構気に入ったものがあったが、購入は留まった。

そしてお店の一番奥には、コーヒー、紅茶や飴、ビン詰なんか
が置いてあった。「Fair Trade」シリーズだった。
このFair Tradeシリーズは、普通の先進国有名会社ならどこでも
やっている現地人を搾取して安く製品を買い上げる、という図式に
反対した団体が始めた現地にフェアな貿易シリーズなのです。
以前泊まったOtterloのホテルでこのコーヒーを使用しており、
私はその存在を知ったのだけれど、売っているのは初めて見た。
だんなも、「わあ、Fair Tradeだ！」とじーっと商品を見ていたので
そうあちこちのお店で売っているわけではないらしい。

あれこれ見て購入したのがメキシコの飴、スワジランドの瓶詰
（フルーツとスパイスのペイスト）、そしてジンバブエの紅茶だ。
フェアに取引している、といっても値段はそうそう高くもなく、
手ごろに買える、というのが魅力的だ。
メキシコの飴は蜂蜜を固めた飴でなかなか美味しい。スワジランド
の瓶詰めもかなり美味しいらしく（そらは食べていないが）、
だんなが毎日せっせとパンにつけて食べている。紅茶も早く飲んで
みたいなー、と思う。

小さな近所の村の訪問、バケーション中で当初の目的は果たせ
なかったが、替わりに良いものを手に入れた。また訪れようと思う。

ストレス

昨日の病院訪問は散々であった。絶対におかしい、と思って
いったのに、医者の回答はこれは耳の中の病気ではなく、
あごのかみ合わせの問題！というのだ。
もともと耳が変で薬を貰い、それをつけて耳が痛くなり、
その結果があごのかみ合わせだ、というとは。。。
病院を出たときはあまりに放心状態で、何もいえなくなってしまった。
頭は真っ白、もう泣くばかり。いっしょについてきただんなが
「大丈夫？今、何考えているの？」とかいっているけど、
答える気力なんかない。もし、一言いえるとしたら、
「オランダなんて大っきらい！！」の一言じゃなかっただろうか。
八つ当たり。子供と同じ（ハアー）。

バスに乗って冷静になってくると、だんだん気分が奈落の底に
落ちていくような気分がする。もともとこういう問題が起きたのは、
オランダに住むことがストレスになってるんじゃないか？
無理して毎日を過ごしているんじゃないか．．．云々。
ちょうど引っ越してきて1年、そんな症状がでてきても
おかしくない！と思ったのだ。こういうことを考え出すと、
本当に底がない底なし沼状態。。。
ずんずんずーんずん、と暗くなってしまった。。。（ハアー）

一日たった今は・・・少し落ち着いている。たしかに医者の言うとおり
ご飯を食べた後に痛みがひどくなるし、医者が示したところを
指で押し当てると痛いのだ。もともとは耳の問題から発展した！
という自分の信念（←こんなものに信念を作ってどうする？）
は代えられないが、今はそういう症状なんだ、と思える。
ただ、日本に帰ったときは確かに調子が良かったので、
見えないストレスがあるのかな・・・？という思いも生まれてきた。
仕事は日本の時の仕事より簡単だし、毎日定時に帰ってるから、
ストレスなんて・・・そんなはずはあるまい！とかたくなに思って
きたけど、よく考えれば人生ストレスが起きるのは仕事だけじゃない
もんね。そういう仕事だって、毎日わからない言葉の中で、
ストレスを感じているのやもしれぬ。うむ、うーむ。

なんか自分ではかなり自分をいたわっていたような気がするが・・・
もっともおーっといたわるようにしよう！

野球強豪国ーオランダ？！

なんか阪神タイガースの優勝も早くも近づいてきたようね。
前回の優勝のときからファンのそら。今までずーっと、弱い阪神ばかり
見てきたから、どうしちゃったの？って感じよ。何もそらがオランダ
に来た次の年に急にこんなに強くならなくたって良いのにサ。ぷんぷん。
実は6月に日本に帰ってきた際に、阪神ーヤクルト戦、見に行ったんだ。
すごーい盛り上がりでとっても楽しかったのだけれど、その日は
あいにく（？）さよなら負け。ゲゲゲ。何もせっかくそらが行った
日にそんなことにならなくてもいいのに～。
ちょっと悲しく思うそらであった。。。
先週かな？こっちの新聞にもトリンプが出したという阪神タイガース
ブラジャーが写真付きで載っていて、阪神の話題もワールドクラスに
なった、って感じです（？！）

野球といえば、ここ数日、オランダのスポーツニュースのトップを
飾っていたのはなんと野球なんです。ヨーロッパチャンピオンス
シップが行われていて、なーんとオランダはヨーロッパチャンピオン
に輝いたのです！知っている人は知っているのですが、オランダは
ヨーロッパでは野球は比較的強いほうで、大抵チャンピオンになる
のはオランダかイタリア。今回はイタリアが早くに脱落したため、
余裕の優勝だったのです。

・・・とはいえ、結構笑っちゃうヨーロッパレベル。準々決勝か
何かでオランダ－ロシアの試合が行われたのを少しテレビで見たのだが・・・
ま、オランダのレベルはまあまあとしても、ロシア・・・！！！
高校野球よりひどい？というくらい、フライは落とす、トンネルは
しでかす、ボールを投げればヘンな方向に・・・、という有様。
特にフライは笑えたなあ。完全に落下地点に入ってるのに、
ボトッと横に落ちちゃうの。あんまり見ないよね。そういうシーン。
失礼ながら、げらげら笑ってしまった・・・。（ごめんよ・・・。）

まあ、ヨーロッパはサッカーの国だから・・・などというけれど、
最近はアメリカ、サッカーも強いし。スキーも強くなったし。
なーんでも強くなっちゃって超大国はスポーツの分野でも確実に
拡大しつつある・・・、ヨーロッパのヘタッピ野球を見て、なぜか
そんなことを考えた。

終身雇用は永遠の命…？！

今日は前回にお話したパーマネント（終身）雇用についてお話をする
ことにしましょう。（なんかプロフェッショナルちっくな書き出し♪）
パーマネント雇用、というのは一部のオランダ人にとって
「永遠の命」を手に入れるようなものであるらしい。
パーマネント雇用を手に入れさえすれば、勝手気ままな楽しい
人生を過ごせるのだ！
はあ、一体何のお話？とお思いの方。つまりこういうことなのです。
オランダでは雇用主（会社）は一度パーマネント雇用で社員を
雇えば、その社員にいかなることが起きても、首を切ることが難しい、
というシステムがあるのです。それを巧みに利用して、
パーマネント雇用を手に入れ、その後は長期病気欠勤になるなり、
しょっちゅう病気になるなどして、会社をずるずる休むような
ずるい人が結構オランダにはいるのです。だんなの妹さんの職場
にもしょっちゅう休みで家にばかりいる同僚がいるとか・・・。
彼女は怒りまくってますが、それだって彼女にはどうしようも
ありません。だって、その同僚は病気だ、と言っているのですから。
病気で休めば、1年間は給料が出るので、1年近く休み、会社にちょろっと
復帰してから、また1年休む。こんなずるい話も稀なことではないのです。
真面目に働き、殆どの人が昇進を試みる日本人からすると信じられない
ことですが、事実なのです！彼らは同僚がどんなに冷たい視線を送っても
のらーりくらりとしているだけ。大体冷たい視線が気になるようでは、
最初から休んだりしないって。。。（笑）。

さて、会社側としてはこういう人をなるべく雇いたくありません。
当たり前です。他の社員に悪い影響も与えるし、無駄な給料も払い
たくないからです。そのためにどうするかって？
まずは派遣で人を雇うようにし、一定期間様子を見ます。
その間に少しでも怪しい兆候があれば、絶対に社員にはさせません。
（例えば、休暇の1週間前に病気になって＋1週間丸まる休む、とか。）
社員に変更しても最初は契約期間を持つ社員として雇い、
様子を見る、という手もあります。ただ、これは何回（たしか3回）か
契約を更新するとパーマネントに変更しなければならない決まりが
あるので、その間に見極めなければならないリスクがあります。
そうやって気をつけても・・・巧みにすり抜けてパーマネント雇用を
悪用するずるい人が後を絶たない・・・こわーいことです。

こういった事実に慣れていない日本の企業などは、すぐに契約して
しまい、コロッとだまされてしまうそうな。そらの知り合いの方も
ずるずる休んでいるずるいおねえちゃんが会社にいる、と嘆いて
おりました。

さて、そらも8月1日からはパーマネントじゃ。ぐふふ。永遠の命
を手に入れたも同然！・・・なーんて、そんな悪いことを考えちゃあ
いけませんよ！！日本人のこの労働魂を見せなくっちゃね（？）

しごと

はああああ。なんかやっぱし体調が・・・。耳があんまり
よくないなあ。しばらく様子を見てみましょう、なんて
呑気なことは言っていられなくなり、慌てて予約を・・・変更した。
それでもまだ来週まで待たなければならないのだけれど。。。
まあね、「担当医は3週間のバケーションです♪」なーんて
いわれたらどうしようかと内心びくびくしちゃったけど、
それはなかったみたい。ホッ。
会社も毎日行ってるけど、もう11時くらいから頭が
重くなってきて、まさに手で頭を支えながらボーっと座ってる、
って感じ。・・・のわりには、こうやってHPを更新したりして・・・。
言ってる割に、実はたいしたことない（笑）？！・・・いやいや。
昨日は夕飯も食べず、ベッドに直行でぐっすり寝たから、
今日はちょっとは大丈夫なんですよ～。

と、こんな調子で、会社での仕事はのらーりくらり状態
なんだけど、半年間の契約期間が終わり、8月からは
パーマネント（終身）雇用にしてもらえることになった。
お給料も多少UP付きで。まあ。うれしい♪お給料UPは素敵な
響きよね。でも・・・。

実のところ、自分の中では、このまま仕事を続けて
いくべきなのか？フルタイムで働くべきなのか？という
疑問があったりする。だって・・・。フルで働いていると、
はっきりいって～、オランダ語の勉強がまったくできないのよ。
とはいっても、まあ、これを週4日にしたところで、
勉強しないような気もするが・・・。ホームペイジ～♪なんて
いってさあ。うーん、ありえる、ありえる・・・。
でも、真面目に自分のやりたい仕事、と考えたときに、
やっぱりオランダ語ができるとできないとでは、大違い！
なのは日々感じるのよ。オランダ語ができて、かつ、
日本語もできたら、かなーりいろいろ出来そうだぞ、って。

でも、結局は、やる気の問題ね。本当に心からそう思ったら
きっと、絶対やるわけで。今は、こうやって母国語が
できなくたって、終身雇用で雇ってもらえちゃうんだから
心の奥底では、ま、いいか・・・程度に思っているに違いない。
いろいろ出来そう、たって、きっと具体的な案がないから
何が何でも！のやる気も起きないわけで。。。
とりあえず、今は契約を更新して・・・流されてみるかな。
やりたいことが徐々に見つかるかもしれない。

犬の散歩

いやあ、暑い！かなりの暑さです。ノースリーブでも
ミニスカ（？！）でも平気！！この暑さでは、昼間に庭に出る気には
なりません・・・。でも、9時過ぎからの外の気持の良いこと・・・！
連日（といっても、今のところ2日連続して、ですが）
夜は庭にでて、ぼーっとしてます。
やっぱりオランダは北国なのかしらね？夜は10時くらいから
うっすらと暗くなり始めますが（9時の今はまだまだ夕焼け）
暗くなり始めてから、まったく暗くなるまでの時間もやたら
長いような気がする。というか、一体何時に真っ暗になるのん？
って感じなんです。いつも11時くらいまで外にいるんだけど、
まだうっすらと暗い、というか、遠くの影が見えるくらいの
暗さなのよね。もしかして、その後も暗くならないとか？！
・・・て、さすがに白夜の国ではないとは思うんだけど・・・。
しかし、このうっすらと暗い影・・・ってなあんか
とってもいい感じなのよねえ。ロマンチックというか。
ここでこれだけロマンチックなんだから、北欧の白夜は
さぞロマンチックなんだろーなー。いいわああ♪行って見たい。

さて、うちの庭は目の前が牧場で目の前の視界がものすごくよく
開けているのですが・・・。その牧場の先には、小さな道路があって
色んな人がサイクリングしたり、犬をつれて散歩したり、
ローラースケートしたり・・・、と結構この辺の人の散歩コースに
なっているらしいんです。そして、このうっすらと暗い中を
人影が歩くのが見えるの。犬の散歩かなあ。犬は小さくて見えない
んだけれどね。

犬の散歩といえば、こっちの人は、11時でも12時でも散歩しとるよ。
朝も会社行く前の時間、7時とか6時とか・・・。犬好き、ネコ好き、
多いよね。日本だって、環境が許せばみんなペットは大好き！って
とこなんでしょうけどね。まあ、こっちで許せないのは、
犬の散歩にいって、犬のおトイレの始末をしないってことね。
うちの庭を出たところに、ボンボン！と置いてあると・・・
なあんかやたらショックというか・・・。はあ～～、って
ため息でちゃうねえ。あんま見て気持ちいいもんじゃないし（笑）。
まあ、犬を飼っている人の言い分としては、私達は特別な
犬税金を払っている！ってとこなんでしょうけど。
（そう、知らない人に一言。犬を飼うと、税金を払わなければ
ならないの。その税金で市は清掃するんですよー。）

まあ、税金で綺麗にしてくれるのはいいんだけど、やっぱり
短期間でも道路にボンボコ見たくないものが置いてあるのは
やだなあ。。。と思いません？