第二十三章  幼少期

2017-03-04 09:14:05 | 日記
第二十三章  幼少期  私は岐阜県の南東にある小さな田舎に住んでいる。周りは里山に囲まれ、家の前は神社、裏は何もない公園がある。車が通る事は、ほとんどなく、とても静かな場所だ。私はこの場所が大好きで、用事がない時は一日中、家にこもり、神社の木や庭にやってくる鳥を眺めている。  神社には毎年桜が咲き、そして1、2週間ほどで散っていく。中学一年の頃、桜の季節のある日、夜、トイレに行くと部屋の . . . 本文を読む