待ち合わせを東広島にして、皆と合流いたしました。
静かな中に格式のある古いお家です。
旅館のような玄関の広さに皆、圧倒されました。
腰掛待合は、門の中につくられていました。
お正客を仰せつかり、ドキドキです。
襖をあけられ、「どうぞ、お入りください」
席主と、久しぶりにお会いし、感激です。「今日の五事式にお呼ばれされた事の感謝を述べます」
今日のクライマックス、廻り炭です。
透木釜で、皆で順番で炭をついでいきます。
正客は、亭主がついだ炭の順番の逆にあげていかなければならないので、亭主のつぎ方をかた ずをのんで見守ります。
炭が終わると、懐石です。
汁 蓬麩 辛子
初めてのお客様なので、酢物の心使いです。
煮物椀 こうや豆腐の中に鶏のミンチを入れて、蕨、椎茸、柚子を添えられて
「兜」をつくられた苦心作です。
「恐れ入ります」 有りがたく美味しくいただきました。
プロ顔負けの焼きかたでした。
器 備前
懐石が終わると、中立です。
御座
三友の式
皆でお花を入れていきます。
香盆が運ばれてきました。
私が、花で香を焚かせていただきました。
それから、亭主が、お濃茶を練ってくださいました。
薄茶は、菓子付きで花に当たった人が、点てます。
最後に、法磨の式があります。
皆で亭主のお点前の点を付けていきます。
亭主、長盆を持ち、主客一同総礼。
本当にありがとうございました。