著者:童門冬二の人生が開ける戦国武将の言葉 (単行本)より引用させて頂いています。
戦国武将の名言集



「部下は将棋の駒と思え」


言葉/細川忠興


細川忠興が自分の息子に向かって言った戒めだ。息子が、
「これから私は、部下に対してどのような態度で臨めばよろしゅうございますか?」
と訊いた。忠興は、
「部下は将棋の駒と思え」
と答えた。将棋の駒はそれぞれの働きがある。飛車はよき補佐役、角は思い切って仕事を進める重役、金銀は忠実な中間管理職、桂馬や香車は思い切って仕事をする現場のリーダーだ。が、忠興はこう付け加えた。
「しかし、いちばん大事にしなければいけないのは歩だ。歩を大事にしない王はやがて窮地に陥る」
息子はなるほどと、忠興の教訓をありがたく聞いた。

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