鬼橋ブログ

鬼界浩巳事務所の構成員、鬼界(きかい)と橋本が書く日誌です。ブックマークからHPにも行ってみてね。

煙草の値上げ

2010年09月30日 | 日誌

日直・鬼界


明日からタバコが史上最大幅で値上げになるということで
連日、ニュースでいろいろ報道されている。

「200カートンまとめ買いしちゃったら今月はもう小遣いなしだよ」
とインタビューに答えながら
BMWの後部座席にこれ見よがしに
タバコを積み込んでたおっさん。

→ムカツクーっ!
 200カートンって、いくらよ?しかも月末にそんな買うほど小遣いあったんじゃん。
 そのうえ、BMなんか乗りやがって。
 肺がんで死んでしまえっ!願わくば199カートンくらい吸わないままに。


「いやあ、連日、予約がドッと入って、先月よりも倍近い売り上げですよ」
とホクホク顔のタバコ屋。

→バカ?
 来月以降、売り上げ激減するに決まってんじゃん。


でもねでもね、思ったんだけど、
明日から値上げになるけど、
デザイン一新リニューアルされるわけじゃないんでしょ?
9月に売ってるタバコも10月に売ってるタバコも同じでしょ。
てことは
9月に安い価格で
ものすごーくたくさん仕入れて
10月になってから売れば
丸もうけ大もうけなのでは?

来月以降は売り上げ激減するから
売り切るのに時間はかかるけど
タバコ吸う人がいなくなるわけじゃないんだから
いずれは売れるはず。
いずれは大もうけ。

タバコ屋さん、こうゆうのはどうなんでしょう?


ホームページ その3

2010年07月18日 | 日誌

日直・鬼界


あ、それから

(って、ホームページネタでこんなに引っ張ることもないのですが・・・)

ご説明したような事情ですので、
ホームページがいつから新アドレスになるか予告できないのです。

きっと、あーでもないこーでもないと、いろいろいじってるうちに
ひょんなことから、たまたま、うっかり、移行に成功すると思われます。
つまり、その幸運がいつ訪れるのかは
神のみぞ知ることで
パウル君でもわからないでしょう。
さらに、やっかいなことには
一旦、移行してしまったら、元に戻れるとは思えません。
だって、行き方がわからぬけり、いわんや帰り方をや、でしょ。
(使い方あってる?)
新アドレスに移ってしまったら、移ったきりとなります。
というか、そうさせていただきます。
てゆうか、ヘタにいじって迷宮入りしたら困るし。

そんなわけで、
鬼界浩巳事務所ホームページは、
ある日、突然、引っ越してます。

ううむ、考えようによっては、すさまじい告知と言えよう。

新アドレスは

http://www.ye4.fiberbit.net/kikai

です。

と、たびたび言ってんだけど、
ホント言うと、それもちょっと自信ないんだよね・・・
ま、違ってたら、またお知らせしますね。

って、これもある意味、すさまじい告知と言えよう。


ホームページ その2

2010年07月17日 | 日誌
日直・鬼界


が、問題は
メールのアドレスが変わるついでに
ホームページのアドレスも変わっちゃうのです!!
(ふつう、そういうもの?そのへんのこともわかんない)

鬼界浩巳事務所ホームページ開設は、なんと、2000.4.28!

もう10年になるんだあ。

時はホームページ全盛期。
まだ、サイトなんて言葉はありません。
「ホームページビルダー」を「さくらや」で購入し、日夜かかりっきりで
ホームページを立ち上げました。
「ホームページを作るなら、ホームページビルダーが一番便利」というのが常識で
本屋に行くと、ビルダー関係の参考書がずらっと並んでいたものです。
その「さくらや」も今はなく
ホームページビルダーの会社は、どうなってんだろう?倒産した?

で、問題は
新しいアドレスはすでにわかっているのですが
その移行作業がスムーズにできるかどうかが
まったくわからない
というか、その作業ってなに?って感じなのですよ。

自分が設定したはずなのに、時間がたつとその方法をすっかり忘れてる。
そんなことがあるじゃないですか。

早い話が、今、新しいパソコンを買ったとして
ネットとメールの設定をすんなりやる自信あります?

今、使ってるpcの設定は自分でやった、という記憶は鮮明にあるけど
どうやったかは、すっかり忘れてる。

そういう状態なのですよ、今の僕。
いろいろやってみたら意外とすんなりできるかもしれないけど
いろいろやってみてもにっちもさっちも行かないかもしれない。
でも、旧アドレスが使用不可になる期限が決まってるから、
「死ぬまでにはなんとかしたい」ってわけにもいかず・・・。
とにかく、ホコリをかぶった参考書を紐解くことから始めましょう。

というわけで
そう遠くない、けれど、そんなに近いはずもない将来、
ホームページが引越します。

新アドレスは

http://www.ye4.fiberbit.net/kikai

です。

ゴールはわかってんだよ、
でも、行く道がわかんないんだよね・・・。

あ、それから   (つづく)




ホームページ

2010年07月16日 | 日誌

日直・鬼界


ことの起こりは、迷惑メールだと思われます。

このブログでもしばしば、ご報告しているように
異常な数の迷惑メールが届きます。
そもそも、異常な数だということさえ知りませんでした。
つい最近まで、誰でも当然、1日1000通くらいの迷惑メールを受け取ってると思ってました。
ところがどっこい、会う人会う人、誰に訊いても
こんな膨大な迷惑メールを受け取っているのは
僕だけだったのです。

ガーン・・・ショックでした

なんで?

さらに訊けば、サーバーの段階で
迷惑メールをシャットアウトするプロバイダーもあるのだそうです!

ガーンガーン・・・

それに引き換え、僕が利用してる、バカファイバービットは
完全オープン体勢でどんな悪質なメールも完璧にスルーしてくれ、
そのスジでは
迷惑メール天国として有名なんだそうです。

ガーンガーンガーン・・・

そんな異常な状態がさらに異常になったのは春先からでした。

平均で1300を叩き出していた迷惑メールが
突然、2000通をオーバーしたり(1日でです)
3通になったりしたのです。
さすがに3通になった日は、嬉しいというより心配でした。
なんだか、世の中から見捨てられたような気がして。
2000越えの日は壮観でした。
メールを起動するたびに
300から400のゴミメールが続々と受信されるのです。
画面は川の流れのようで、
揚子江を肉眼で見るのはこんな気持ちなのかと思いました。

ざっとした感じですが
80%が英語のメールでバイアグラ関係。
10%がロシア語メールで意味不明。
5%が文字化けメールでこれまた意味不明。
残りの5%が日本語メール。

僕がバイアグラを買いそうだという情報が
なぜ世界レベルで共有されているのかわからないし、
ロシア人が僕に何を売りつけようとしてるのかもわからない。
生まれてこのかた、生ロシア人に会ったこともないというのに。

日本語メールは相変わらずHメール。

果歩「今夜、変態プレイをしてもいいですか?」
保奈美「昨日、変態プレイをしちゃいました」
みどり「変態プレイが好きだと聞きました・・・」
里香「変態プレイの写メ、送ってもいい?」
佳代「わたし、恥ずかしいけど、変態プレイが」
よっしー「今夜、変態プレイをしてもいいですか?」
志津絵「昨日、変態プレイをしちゃいました」
絵美「変態プレイが好きだと聞きました・・・」

世の中、変態プレイが流行ってんのか!!

変態プレイを含むメールを順番に並べるとこうなったのですが
たぶん、同じ業者なのでしょう。
件名が繰り返されてますから。
そして、この業者がナイスなのは
送信者名がしりとりになっているのです。
気付いたときにはちょっと嬉しかった。ウフ。

って、こんな分析してる僕はよほどヒマなのか・・・

とにかく、春先から異常なうえにも異常な迷惑メールにうんざりし
バカプロバイダーに連日連夜、暇さえあれば苦情メールを送りつけてやりました。
ま、これもある意味、迷惑メールかもしれませんが・・・

そのおかげで
(ということではないんだろうけど)
ついにバカプロバイダーがサーバーをグレードアップし
迷惑メールををブロックするシステムに移行することになったのです。

バンザーイ!

が、問題は     (つづく)


ひそかな喜び

2010年07月04日 | 日誌
日直・橋本

人に恩は売っておくものだ。
昨年末、イタリアからの帰国時。
あちらの空港で、
10万円近い超過料金を支払うハメになった上に、
復路の航空券では、夫婦隣り合わせではなくバラバラの席をあてがわれ困っていた
中年日本人旅行者夫婦。
イタリア語はもちろん、英語も会話はダメだという夫婦を、
すぐ後ろに並んでいた私が、通訳もどきで手助けしたのである。
なんと、この私が。不完全なイタリア語で。
あっちこっちのカウンターへと一緒に付き添ったりもし、
非常に有り難がった二人は、
乗り換え地のパリでは、
食事処でワインやら何やらを色々ご馳走してくれ、
おかげで、乗り換え便待ちの3時間強、3人で飲み食い喋り、退屈せずに過ごせた。
成田到着時、
何かの時の為に連絡先を教えて欲しいということで、メールアドレスを交換。
何かの時って、何の時?とは、いつも思うことだが、
まぁ、いいや。
好感度バツグンの親切な夫婦だった。
そして、昨日。
1ヶ月ほど前に「ご一緒にお食事を。」とメールをもらい、
再会が実現。
場所は、イタリアの有名店で数年修行をした料理人が出したという本格派イタリア料理屋。
食前酒、ワイン、アラカルト料理、デザート、食後酒。
3人で飲んで食って飲んで食って飲んで食った。
お腹パンパン。
ワインも高けりゃ料理も高い。
ハマグリのなんたら焼き¥800(1個)だからな。
ハマグリ1粒¥800。
3つ4つ食わなきゃ、食った気しないよ、ハマグリなんて。
一体、会計はいくらになったんだろう。
トイレに行ってる間に旦那が支払い済ませてたから判らん。
なにしろ、イイモン食った。飲んだ。

で、そのトイレ。
お店はビルの中に入っていて、
トイレは、店を出て、同じフロアの奥のほうに位置するらしい。
表示どおりに進み、無事、トイレ発見。
通路に面したドアを開けた時、
なにやら背後からの視線を感じた。
振り向くと、
名札をつけたビルの関係者らしきスーツ姿のオッサンが、私を凝視している。
「なんだなんだ・・・?」
中途半端にドアを開けたまま、オッサンを見詰め返すしかない私。
ドアノブを持つ手がこわばる。
オッサンが、ようやく口を開いた。
「・・・こっちで・・・いいんですか?」
「?」
「・・・男性用で、ね・・?」
最後の‘ね?’は、自分への念押しなのか、
答えを待たず、去った。
間違えて男性用に入る女性は少ない。
ということは、ワザト。
ははぁ、なるほど、この人は、ニューハーフなのね。
と、こう、オッサンは解釈したのだろう。
と、こう、私は解釈した。
掲示板で「ニューハーフに間違えられる人は美人の証拠」という結果に到達して以来、
一度は間違えられてみたいと密かに思っていた私は、
この突然の喜びを押さえ切れず、鼻歌まじりに排尿。
間違えられちゃった。
ニューハーフに。
うふん。


南アフリカちゃん

2010年06月11日 | 日誌
日直・鬼界


ちょうど、去年の今頃、南アフリカの治安がヒドい、ということを書いてましたが、
いよいよ、ワールドカップが始まるにおよんで
その治安はますます悪化しているらしい。

各国代表選手がホテルで盗難にあうのは当たり前、
各国報道陣がホテルで就寝中に強盗に襲われるのも当たり前。

ま、このへんはホテルを狙う犯行だからスジが通ってます。

問題は、想定できない犯罪です。

テレビのドキュメンタリー番組のスタッフたちが
撮影が休みの日に
繁華街のファーストフードに行き
カウンターでオーダー後
ディレクターが一人でトイレに行きました。

ごく当たり前の、どこでもやることですよね、これ。

んが、
そのディレクターはトイレ内で
武装した3人組に襲われ、首を絞められ、気絶させられ、
所持金を奪われたのです。

こっわ~。
闇雲にランダムにテキトーに襲ってるわけ?
それとも、尾行の末に、襲ったわけ?
どっちにしても、こわい・・・。

なんてったって、南アフリカは
年間の犯罪件数が210万件以上、
1日の殺人事件が50件以上のハイスコアを誇るのです。

どんなもんだい!
1日50件よ、50人じゃないのよ。
百歩譲って、とても遠慮深い国民で1回の殺人で1人しか殺さないとしても
1年で18250人が殺されてるのよ。
事故じゃなくて、悪意を持って殺されてるの。
その甲斐あって、平均寿命は48.98歳!

ヤッホー!!
これをお読みのなかには
お前はすでに死んでいる、という方もいらっしゃるのでは?

はっきり言って、異常でしょう、あの国。

僕が南アフリカの犯罪者なら、当然、
日本人を襲うね。
金持ちそうなお坊ちゃまたちだもんね。
世界のサッカー界的にはいくら襲われてもなんの問題ないから
どんどん襲ってやってよ、修羅場をくぐらせて鍛えてやってよ
って感じです。
その代わり、スペイン代表とメッシだけはカンベンしてね。

そして、『殺す女』

2010年06月05日 | 日誌

日直・鬼界


まあ、よくある、連続殺人のサイコ・サスペンスなのですが
なぜ、読んだかというと
犯人が、女性のサイコ野郎という

ん?
女性のサイコ野郎、って間違った日本語?
女性のサイコ女郎、が正しい?
でも、これって
イカれた遊女、っていうか、キチガイ売春婦って感じじゃない?
「お兄さん、遊んでかな~い?1万円でいいわよお~ん」と
言葉巧みに誘いかけ
いざ、ことが終わると、突然、目の焦点が合わなくなり
「欲望にまみれた卑しきヤツ、さあ、これが約束のものよっ!」と
手も切れんばかりのピン札を突きつけてくる。
こんなキチガイ?
いや、こんな都合いいサイコ女郎はいないはず。
となると、やっぱり、新月の夜に寂しい土手で

いかんいかん、こんなことを書くためにやってんじゃないんだ。
話を戻そう。

サイコな犯人像を女性に設定してるという(始めからこう書きゃいいんだな)点に
引かれたわけです。

が、はっきり言って、ダメでした。


言葉巧みに誘いかけ
欲望にまみれた男を次々に殺していくのですが
動機が弱い、というか、信じられない。
幼児期から少女時代に受け続けた虐待が一応、もっともらしく描写されてるのですが
だからといって、こんなことする?
って感じなのですよ。
そもそも、女性のサイコは、
不特定多数の男性に対して、殺人を犯し続けるのか?ってことですよ。
男ならやります。理解もできます。
女性のサイコなら、
『危険な情事』になるんじゃないかと思うのですよ。
次々に、ではなく、一人に限定してどんどん執念深くなる。
つまり、
女性の連続殺人サイコ犯を登場させるなら
男のサイコ野郎とは全く違う視点で描かなければ成立しないのでは?
と思うわけです。
どういう視点かは、皆目わかりませんが・・・。
とにかく、そういう魅力的な女性サイコ野郎の登場を切望させてしまう作品です。

結論:読まないほうがいい。

ps・もうひとつの致命的なつまらなさは、
読者をだますためだけに、どんでん返しを設定してること。
どんでん返しの醍醐味は、伏線やらいろんなことが見事に繋がって
「こりゃあやられた!」と敬服するカタルシスにあるはず。
作者に言いたいのは、たった一言
しょーもないことすな!です。


『殺す女』

2010年06月03日 | 日誌

日直・鬼界


むむ、なんか意味深なタイトル・・・と期待してはいけません。
これは文字通りタイトルです。

この前、友達に会ったとき
「そうそうこの前、本を読んでさ」、と話を始めたわけです。
麻薬取引の疑いがあって厳重に監視されてるのを本人も重々承知してる主人公が
なんと屋外プールで
静かな深夜
バシャんバシんャと音をたてながら
その町で超有名な超高級レストランの
超超美人オーナーと
4時間も
Hする、いや、し続ける、し倒すという場面について、
これはありえねえーっ!!
全体のバランスを逸して、その場面の描写があまりに長すぎる!!
てゆうか、
こんなヤツはありえねえーっ!

ただの露出狂じゃねえか!!
現実の世界にいるわけねえ!
でも、もし、万が一、
そんなヤツがいるんだったら絶対見に行く!!!
どこにいるんだ??
教えてくれよっ!!
絶対見つからないように覗いてみせるからさっ!
と、延々とその作品の批評をしていたら、
聞かれました。
「その場面が面白そうなのは、よぉーーくわかった。
で、なんていうタイトルの本?」

「・・・ん?なんだっけ?え?なんだっけ?あれ?なんだっけ?」

タイトルが思い出せないのです。

お気に入りの、いや、蛇足の場面ばかり印象に残ってて
題名さえ忘れるとは・・・ショック。
いまだに思い出せない・・・
誰か知りません?そんなシーンがやたらと長い、あの本のタイトル?


というわけで、忘れないうちに読んだ本のことを書いとこうかと。

『殺す女』というタイトルの本を読みました。

あら、時間切れ。
ごめんなさい、つづきは明日、書きますわ。


愚友

2010年05月29日 | 日誌
日直・橋本


 ダンテの『神曲』(寿岳文章:訳)を読み始め、やっと「煉獄篇」も終わりに近づいた。
今後の人生の糧にも、
ここらで私自身の世界観を見詰め直そうではないのと思い読み始めた。
うそ。
来年のイタリア滞在に向け、話のタネを1つでも増やしておこうと思ったから。
非常に読み難い。
忍耐。
解説にも有る。
「我慢が必要なのだ。
地獄篇・煉獄篇・天国篇と辿るについて、その我慢を維持できさえすれば、
読者諸氏は必ず報いられるであろう。」と。
そうですか。
まるで煉獄ですね、『神曲』を読み進めていく状況は。
早く報われたい。

 そんな煉獄での友人の苦しみになぞまるで頓着しない、
8歳からの親友R子と久し振りに飲んだ。
「ブログ、全然書いてないじゃん。」とR子。
「書くとなると、それなりに時間かかるんだよねぇ。」
「いいじゃん、ちゃちゃっと書けば。」
「(じゃ、おめーが書けよ。)
 今、ダンテの神曲にかかりきりなんだよねぇ。」
それを聞いて、
R子、一瞬の間のあと、こう言った。
「ダンテのしんきょく?グループ?」
・・・・・。
「新曲」じゃねえよ!
歌手じゃねえぇぇ!

 おら!R子!書いたぜ!
貴様の愚かさを思い知れ。



ある意味汚点

2010年02月19日 | 日誌

日直・鬼界


最近、背中の痛みがとれなくて困っていたら、
患部がじわじわと広がり出し
いまや、首から腰までがピキッピキッと痛い。
そのうえ、指先までがこわばってきた。

なにかの奇病なのだろうか。

しかも、痛いのは背中も首も手も右側だけ。
ということは
左脳に障害が起こっているのか。
細かな脳梗塞が群発しているとか?

明日にも死ぬのだろうか。
ああ、人生なんてはかないもんだ。
死ぬ前にやっておきたいことは・・・
と考えても、すぐには思いつかないので
とりあえず、日課となってる練習でもするか。
が、
開始するやいなや、背中から首に激痛が!
アウチッ!!
もしや、痛みの原因はこれなの?
この練習が命取り?
お箸の持ち方の練習が死を招くのかっ!

は?

は?ですよね、当然。

恥ずかしながら、私、鬼界は箸の持ち方が異常なのです。
小指と人差し指で下の箸を押さえ、
薬指を二本の箸の間から突出させつつ
親指と中指で上の箸を動かします。

できる?

できないっしょ。
全然、無理っしょ。
そうなんです、一般人には到底不可能な
天才的に器用な超人的箸ワークをこなす男なのです、僕は。
どうだい!!

どんなに人並み優れていようと
お箸の作法としては×なわけで
出る杭は打たれる、と申しましょうか、
世間から白い目で見られるので
矯正に踏み切ったわけです。

でもね、これが大変なんだなあ。
はっきり言って、想像を絶するよ。
長年の習慣で凝り固まってるのを直すんですから。
野口英世の指でジャンケンして
グーに勝とうとするようなもんよ。
右半身も痛くなるさ。

そんないばらの道を歩む今日この頃なのです。