出力道場

2016年から始めた出力練習

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

2018年01月25日 | 日記
ちょうど2年前、家で1人で寝ていた時、「どうして今までこんなに自分にいじわるしていたんだろう!」って急に思って、「すごいごめんね!」って自分に思って、なんか超嬉しくて、今までずっと愛してもらいたかった人にやっと愛してもらえたって感じですごいうれしくてすごい泣いちゃった時があった。そんなこと、「青い鳥」とか、「ペネロピ」とか見て、昔から頭ではわかってたはずなのに、なんでこんな簡単なことでこんなに苦労しちゃってたんだろって。本当ああよかった。ってなった。
それまでずっと自分のこと超ダメ人間て思ってきて、でもそう思うこと自体が自分の自己顕示欲だったんだって思って、あの時が初めて、この本に書いてあるような「自己受容」ができた瞬間だったんだと思う。それまでとそれからは本当に違って、もう大丈夫って本気で思えて安心したんだ。
でも今思えばそれも、ただの第一段階で、自分自身のことを少しは認められただけで、他人に対してはそれまでと同じように求めてばっかいたんだね。それどころか、自分が自己受容できたと思うことで、それができてないのではないかなと思われる人のことを、少しバカにしたりもしたのかもしれない。私は誰にもバカにされるような人間じゃないのと同様に私は誰のこともバカになんかしちゃいけないのに。
ごめんなさい。
私がヤキモチやいたり怒ったりした感情はもしかしたら、彼が私に対しても思っていたことなのかもね。お互いワザといじわるしちゃったのかもしれないね。あの人が周りに偉そうな態度をとることをすごく軽蔑したけど、私だって自分を誇示するためにあの人と一緒にいたのかもしれない。偉そうなおっさんが、自分のいうことだけは聞くなんて思って、誰も羨ましがらない優越感に浸っていたのかもしれない。ものすごい、悪い男だと思ってた。でもその人を思い通りにしようとか、支配しようとすることで自分の中にある罪悪感も支配しようとしたのかな。もしかしたら私の方がよっぽどいじわるだったかも。今思えば、何度か私の世界に入ってこようとしてくれたこともあったと思う。でも私は、歩み寄ってくれた彼に対して、素直に感謝できずに嫌な思いをさせたかもしれない。自分のアホみたいな自己顕示欲を示すためだけに。
まだわからない。どんないい本かはわからないけど、少しでも理解したくて2回読んだよ。全部はわからない。しばらく持っててまた読も。でもこんな長文書いちゃうってことは、本当に色々考えさせられたからだと思う。
このタイミングで、この本読もうと思ったことは、それなりにやっぱ、「時期」なんだと思う。
もういじわるはしない。試すようなこともしない。誰に対しても。繋ぎとめようとも思わない。無理のないようにしよう。少し楽になったよ。少しずつでいいからもっと楽になろう^ ^そして時々は、本気で考えよう。



今夜、すべてのバーで

2018年01月04日 | 日記
題名から勝手に、ナナメおしゃれデカダンス的な文学作品が始まるのだと思って身構えてたら、超ガッツリ体育会系アル中研究会の話やったぞ!行間から滲み出る「昭和尾崎感」からしてなんかもうっ、男っていうか「漢」の日記やでこれ!真面目かっ!
ところで、男の人、特に芸術家ってどうしてこんなに寂しいのだろう。もちろんみんながみんなではないし、この人なんかどっちかっていうと、エンターテイメント寄りの作家なんじゃないかと思うけど、この枯渇した感じはなんなんだ。女の人ってなんかちょっと違うんじゃないかな。表現したり生み出すことで満たされてるような感覚があるとおもう。男女脳の影響受けすぎて変なバイアスかかってるのかもしれないけど、天王寺さやかがいなければ成り立たないような、危うい芸術家が男には多いな。春樹は抜きにするとしてw。もちろん個人差あるし、男と女で区別すること自体ナンセンスかもしれないけど、愛する対象っていうか、依存先が見えるような出力をするのが、もし女だったら評価されないのではないだろうか?どうだろうか?
「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」←ここが一番お気に入りだ。うん。なんていうか久々に色々思ったし、新年一発目の日記としては去年までに比べると成長してると思う。今年はちゃんと感想書こう^ ^
ごちそうさまでした!