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森の春

17 April 2011

 

 

先週、「足元の小さな花も樹木の花も一斉に咲き始めました」と書きましたが、今日は樹木も一斉に芽吹きはじめ、森は一気に春の様相となりました。この季節の季語の一つに「山笑う」がありますが、まさに今日はそんな恩田の森でした。

 

 

 今年は3月に低温が続きましたのでまだ早いかなと思いながらもイカリソウの姿を求めてすみよしの森の北側の雑木林に入ってみました。やはり来週からなと思って足元を見ると、小さなイカリソウが咲いていました。あたためて辺りをもう一度見渡すと数株が花をつけていました。何とも奇妙な形の花ですがほんの一週間程しかその姿を見せない、貴重なスプリングエフェメラルです。

 

 

 すみよしの森南斜面の竹林では一家総出で竹の子を掘っていました。大人は竹の子堀り専用の幅の狭い鍬で、子供たちは小さなシャベルでそれぞれに一所懸命。

 

 

 春の植え付けに向けて畑を耕し肥料をまいていました。春はいくらでも仕事があり忙しそうでしたが、飼われている蜜蜂な話などを少し聞かせていただきました。

 

 今日はいつもにも増してたくさんの写真を撮りました。このページで紹介しきれませんのでblogの方に毎日掲載予定ですのでどうぞのぞいてみてください。

Blog:郷秋<Gauche>の独り言

http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (シンガポールから)
2011-04-19 19:46:18
現在シンガポールに住んでいるものです。以前、近くに住んでおりました。谷戸の春の風景、美しいお写真と文章、懐かしく心にしみました。またお邪魔したいと思います。
 
 
 
遠くから・・・ (郷秋<Gauche>)
2011-04-19 22:27:45
遠いシンガポールからのコメントありがとうございます。
最近我が家にポスティングされていたチラシによれば、東急電鉄が白山谷戸辺りの開発を凍結したこのこと。取りやめではなく取りあえずの開発休止ですので安心は出来ませんが、もうしばらくは貴重な里山の風景を楽しむことが出来そうです。
 
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