once in a blue moon

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「小さな恋のメロディ」 ロケ地 @ブルック・グリーン

2012-06-01 | 海外旅行


70年代のイギリス映画「小さな恋のメロディ」ロケ地巡り第3弾です。

第1弾は「ブロンプトン墓地
第2弾は「フラム・ブロードウェイ

ふたつ目のロケ地近くのバス停Fulham Town Hallから
391番のバスに乗り、次のロケ地を目指しました。

                   

ハマースミス(Hammersmith)駅に近い場所にある
ブルック・グリーン(Brook Green)というバス停が目的地です。
バス停前が、ロケ地です。

「小さな恋のメロディ(S.W.A.L.K)」 撮影地 part3

・Brook Green

こちらは、映画の中でも特に印象的な「学校のアーケード」のロケ地です。



ビージーズのFirst of May(若葉のころ)の音楽が流れ始め
ダニエルとメロディがてをつないで歩いたレンガのアーケードがここです。(ビデオはこちら)

過去のブログでは、このロケ地へ訪れた人の多くが
こちらの門は閉ざされていて、中に入ることが出来なかったとコメントを残されていたのですが
わたしが訪れるたびに門は開かれ、自由に出入りできる場所でした。
しかし、今回はしっかり施錠されていて、初めて中に入ることが出来ませんでした

ちなみに、2008年の5月の緑輝くある日に撮った写真がコチラ↓



今よりも緑がうっそうとしていますがとにかく綺麗な場所でした。



こちらは、ブログのプロフィール写真にも使用しているものです。
映画の中でも、アーケードの先の緑がきらめいていて綺麗でしたよね。
晴れた日の、この場所の美しさは言葉では言い表せません。

              

いまは、出入りすることが出来なくなったのかなぁ?
わたしは、この場所は映画ファンだけではなく、様々な人にオススメしたい場所です。
イギリスの風景の美しさの極みとも感じます。



この映画を観ていると、緑とレンガの色がとても美しく感じます。
それは、レンガ造りの家が多いソウルでも同じかも。
春先の新緑とレンガの家が続く道を歩くと
相対色がこれほどまでにお互いの色を映えさせるのだなぁ、と感動をします。

                   

これで、スカッと晴れた青空なら文句なし!なんだけれど
イギリス旅行で難しいところは、天気のタイミングなんですよねぇ
思い描く、ベストショットの写真を撮りたければ
長期間、イギリスへ滞在しないといけません。

上にある過去の写真たちも、この天気だ!と思って
急いでロケ地まで行きました。
1年暮らしていても、この天気にタイミングよくめぐり合うことはなかなか難しかったです。

緑、時間、太陽の日差し、季節、すべてのタイミングがあうのは
4月末から5月までの、ほんの一瞬の時間だけです。
「小さな恋のメロディ」のロケ地めぐりをされる方は、映画の中の美しい瞬間を見たければ
タイミングを見極めて、ご旅行のプランを練ってくださいね。



ここは前述の通り、ダニエルとメロディが手をつないで歩いたアーケードのほか
放課後にオーンショーやクラスメイト達が
「うぉー」と言いながら、走って出てくるシーンでも使われています。
この写真の右手のほうに、映画の中では抜け道があり空き地へと続く道となっておりますが
実際は、何もありません。
あの爆弾実験をしていた空き地は、南ロンドン方面Vauxhallあたりといわれております。
もちろん、クライマックスのトロッコシーンも同じく
現在は、ビルが建てられていて、ロケ地めぐりは叶いません



すごく不確かな情報、不確かな記憶になりますが
学校内の撮影は、ここBrook Greenの前にある建物の講堂を撮影で使用したと
教えてもらった覚えがあります。
このロケ地情報を教えてくれたジャック・ワイルドのファンサイトは閉鎖されてしまったため
調べる術はもうありませんが…。


さて、映画のシーンに戻りましょうか。



アーケードを抜けて、ふたりが門まで歩いた道。



この道をちっちゃい二人が歩いてきて、お墓への道へと進んでいきます。
映画の登場シーンの順序としては、こちらが先です。
映画の編集ってすっごいなぁー。

                   

40年前と変わらない門。
確かに、ここで撮影したのですよね。
感慨深いです。



映画とは別に、わたしはこの角度の風景がとても好きでした。
古びた、でも味のある門とその奥の建物。
実際は、交通量の多い道路が後ろにあるので静かな場所ではないのですが…



こちらの螺旋階段は、駆け落ち宣言した二人とふたりの結婚式を挙げるために
授業をボイコットした生徒を探すために、先生たちが慌てて降りていく螺旋階段です。
こちらのビデオの1時間37分13秒~45秒あたりで登場します。
ドアが残っていないのが残念!

階段を下りた先生たちが、アーケードの先にある車に乗り込みます。
ほんの少しだけアーケードが別角度から観られるのもいいですよね

ダニエルママも自家用車で合流し、出て行く門も同じところ。
映画の中は、車も走れるくらいの道の広さでしたが
今は、ご覧の通り少し狭くなっていて、人が歩く道幅です。

でも、木の位置は変わらないなぁ。

                   

映画のような角度でアーケードを見たくても、このように入れなくなっています。
開放されるときはあるのでしょうか?

ちなみに、螺旋階段の写真は隙間から無理やり撮りました(←執念深い)



いかがでしたか?
こちらのロケ地も、映画の中とあまり変わらない貴重な場所です。




いつの間にか、門の横にプレートが。
ここ、すごーく貴重な歴史的建造物だったようです

近代史が苦手な私なのですが、ノルマンディー上陸作戦くらいは知っております。
(映画知識がほとんどだけど)
ココが、かの有名なD-DAY(作戦決行日)に関係あるのですかっ

うーん、ビックリ。


2015年5月追記。

2014年7月より、こちらはSt Paul's Hotelとして営業を始めたそうです♪
ホテル内のレストラン名は「Melody」だそう^^*

ブログ読者Garnetさんからの素敵な情報です^^*

ファンの皆さん、ぜひ行ってみてくださいねー☆
わたしもいつか行くぞー!


Brook Green(Stop F)】

アクセス方法  :ロンドンバス9,10,27,391番 Brook Green下車
       :地下鉄Hammersmith駅より徒歩10分
地図     :こちら()

*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓次回は、わたしとウジュンの思い出の駅を紹介★クリックしてねー!↓

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5 Comments

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ありがとうございます (ターンダウン)
2012-07-19 06:05:14
小さな恋のメロディ、大好きな映画なので、ロケ地レポ、すごく感動しました。
素晴らしい。

ありがとうございます。


この前、BSTBSの再放送番組で、ロビンギブ、フセイン監督、トレイシーハイドのインタビューを観て、またまたメロディ熱が出てきて、DVDを引っ張りだしてまた感動しておりました。

映画を観るたびに、メロディ、ダニエル、オーンショーや子供たちの生き生きとした感じや、当時のロンドンの街並の美しい風景と、人々の生活様式とか見事に切り取っていて魅力的なんですよね。

ところであの墓地は今でもあるのでしょうか?

例の金魚を泳がせた水盤のあるLambeth通りとKennington通りの交差点の後ろのホテルの場所にメロディの共同住宅があったとネットでみたんですが、ホントに今は無いのでしょうか?

メロディの共同住宅の正確な場所が知りたいといつも思ってるんですw。

この周辺は父親のいる酒場といい、オーンショーがダニエルの母親の車から降りた場所、子供たちの並ぶバス停といい、グーグルで探してると狭い地域で撮影されてるなぁと思います。


一度もイギリス行ったことなくて一生に一度はロケ地行ってみたいなぁと思っております。


突然コメント失礼いたしました。
返信する
たびたびすいません (ターンダウン)
2012-07-19 09:56:19
ブロンプトン墓地のロケ地記事、タクシー後のダニエル家外観・しょぼーん冊wの記事も読ませていた、丁寧にまた面白く説明されてて、素晴らしすぎます!

家も冊のスロープも、後ろの家もまだあるんですねぇ!

二人で林檎をかじって話し合った墓地は別の場所だったんですね!知らなかった!
たしかに急に俯瞰のアングル映像から明るい雰囲気になり開けた場所に出たような印象を受けたので、なるほど。

他の場所もですが、ロケ地の風景がかなり残ってて嬉しいです!
なんとか、これからも、なくならないでほしい!


ロケ地への行き方、素晴らしいレポありがとうございました!

返信する
コメントありがとうございます! (まみを)
2012-07-19 17:57:47
ターンダウンさん

はじめまして&コメント嬉しく思います

メロディのファンは多いので、こうして少しでも多くの方にメロディのロケ地の雰囲気やアクセス方法を
お伝えすることが出来て、こうしてコメントを頂戴できて光栄です

すでに紹介させていただいたロケ地に加え
今後は、メロディの共同住宅と思わしき場所
(残念ながらだいぶ変わっていて確証がもてません…)や
数々のパブなども全て記事にしていく予定ですので
気長に待っていただけたらと思います

メロディファンには嬉しいほどに、ロケ地は当時の様子を残したままなのですよね
私も、これからも永久に残っていて欲しいです!

返信する
いいなあ!! (Garnet)
2012-12-14 20:12:36
こんにちは。

「小さな恋のメロディ」のロケ地めぐり、この「ハマースミス地区」は特にとても胸キュンの場所ですよね。私もロケ地めぐりをした経験のある者ですが、ランベス地区ばかりでハマースミスには行きませんでした。いいなあ!! ここ。

さて、その後の情報です。
実は、映画本編のエンドクレジットにはいくつかのヴァージョンがあり、たとえば「to love somebody」という赤い文字があるものとないもの。・・・そのほかいろいろなのですが、その中に「hammersmith の Colet Court で撮影された」と明記されているものがあるのです。たとえば、you tube に up されている、
 Melody (S.W.A.L.K.) (1971)【HD】小さな恋のメロディ
という動画の最後を見てください。
この「Colet Court」というのは、まみをさんも書いてらっしゃる、153 Hammersmith Road の道を挟んだ向かい側で、100 Hammersmith Road にあたります。1968年ころに閉校された、もと学校だった建物です。
ここは(アーチの建物もそうですが) St. Pauls という名門パブリックスクールの一部でした。ただし今、ここはオフィスビルに改装されていて昔の雰囲気はまったく残っていないようです。
返信する
Unknown (まみを)
2012-12-16 21:53:52
Garnetさん

こんばんは^^
コメント嬉しいです!

そうなんですよね、「ランベス地区」はとても狭い範囲にたくさんロケ地があるので
ついつい足しげく通ってしまうのですが
ちょっと歩くものの「ハマースミス地区」もなかなかロケ地が密集しているんですよね^^
とりわけ、この場所はGarnetさんもおっしゃるとおり胸キュンのロケ地です♪

前は、アーケードもくぐれたのでもっと胸キュンでしたよ!

えーーーーー!!そうなんですかっ!
というかGarnetさんの情報量が凄くて、嬉しくて、わたし泣きそうです;;

そうだったのですね!!
意外とたくさんロケ地が残っているとはいえ、やはりなくなってしまったロケ地もあり
そのうちのひとつが「Colect Court」という場所なのが
なんだか残念でさびしいです。
エンドクレジットがいくつかのヴァージョンがあるというのも初めて知りました!

いつも素敵な貴重な情報をありがとうございます!
いつかまたロンドン旅行へ行く機会が訪れましたら
必ず「跡地」もめぐりたいと思います!!

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