DVI ケーブル その1｜動画の学校 -06

DVI ケーブル その1｜動画の学校 -06


DVI（Digital Visual Interface）は、デジタルビデオインターフェースの一種であり、主にコンピュータとディスプレイデバイス（モニター、プロジェクターなど）との間でビデオ信号を転送するために使用されます。DVIは1999年にDigital Display Working Group（DDWG）によって導入されました。

DVIの種類

DVIにはいくつかの異なる形式があります：
- DVI-A（DVI-Analog）: アナログ信号のみをサポートします。
- DVI-D（DVI-Digital）: デジタル信号のみをサポートします。
- DVI-I（DVI-Integrated）: アナログとデジタルの両方の信号をサポートします。

DVIケーブルの特徴

- ピンの配置: DVIコネクタには通常、24ピン（デジタル）と5ピン（アナログ）の合計29ピンがあります。
- 帯域幅: DVIは高帯域幅を持っており、高解像度のビデオをサポートします。
- 互換性: DVIはVGAやHDMIといった他のビデオインターフェースとのアダプタを使用して接続することができます。
- ケーブルの長さ: 通常、DVIケーブルは最大5メートルまでですが、信号ブースターを使用することで延長することが可能です。

用途

- デスクトップコンピュータ
- ノートパソコン
- モニター
- プロジェクター
- HDTV（一部）

注意点

- DVIは音声信号を転送しないため、別途オーディオケーブルが必要です。
- 高解像度や高フレームレートのビデオを転送する場面では、より新しいインターフェース（例：HDMI、DisplayPort）が推奨される場合があります。

DVIは多くの場面で依然として有用ですが、新しいテクノロジー（HDMI、DisplayPortなど）に取って代わられつつあります。