日々日々徒然。

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『ロン・ミュエック展』 in 金沢21世紀美術館

2008-08-29 00:45:32 | Art日記
だいぶ前に、たまたま観たNHKの「日曜美術館」(だったかな??)で紹介されてた、
この「ロン・ミュエック展」。


実物からかけ離れた大小様々な、とてもリアルな人間像。
1958生まれのオーストラリア・メルボルンに生まれたロン・ミュエックの彫刻です。
映画やテレビ番組の模型づくりの経歴をもち、
シリコンやファイバーグラスといった素材を駆使して作品をつくる・・・

あまりのリアルさと、
リアルでない作品の大きさが、
TVを観た後、心の中に染み付き、離れず・・・

ず~っと、観に行きたいなぁという気持ちを募らせながら、

でも、さすがにこの展示の為だけに金沢までは遠いよなぁ~~・・・

と思っていたのですが!!!!
偶然、ダーリンの休みも取れ、意外とダーリンも乗り気だったので、
金沢に行くことが決定☆☆☆☆☆☆☆☆☆

観てきましたよ~~~~!!!!


金沢21世紀美術館も前から行きたかったので、
かなり嬉しかった。(21世紀美術館の話はまた後日。)


そして、この「ロン・ミュエック展」、
金沢まで行った甲斐がありました!!!

すっごい良かったです。

入場者も多かったですよ。
皆すっごい興味津々で、とても楽しんでるご様子でした。


確かに、一見キモイのですが・・・
ダーリンも最初は気味悪がってたんですけど、
2体・3体と観るうちに、だんだんのめり込んでいってるかんじで。
かなり楽しんでました♪♪♪


展示点数は多くはないのですが、
(「マスク2」「船の中の男」「マスク3」「イン・ベッド」「野性的な男」「ガール」「寄り添う恋人たち」の7点。)
どれもこれも素晴らしく、
見応えアリ。

毛の一本一本から見事にリアルで、
じっくり観ると、皮膚の色々な所にシミや痣があったり・・・
決してキレイとは言えない人間の身体が、
リアリズムを物語ってます。

観れば観るほど面白い。
鼻毛の中の白髪とか、
皺とか、タルみ具合とか・・・
大きい作品は、特に細部まで観れるので、色々な発見があります。

後、注目したいのが、
人物たちの表情。

どの人も、何かを語りかけるような、
それでいて無感情のような・・・
すっごく複雑な表情をしています。


このリアルさは、
是非現物を観ていただきたい!!!!
と思います。


今回が日本で初めての個展ということもあり、
とにかく観に行けて良かった!の一言に尽きます。
(次、いつどこであるかわかんないもんね・・・。)
また日本でしてくれないかな~~~
次はぜひとも関西で。(笑)



気になってる方は、
是非観に行ってみてください。

行く価値アリ!ですよ!!
(ちなみに、大阪からは車で片道4時間かけて行きました。笑)


ずっと敬遠していた(あまり理解ができなかった)、
現代美術に対する見方が変わりました。
「あ、こんな直感的な見方でもいいのか。」
と、素直に受け入れることができました。
(ロン・ミュエックに限らず、21世紀美術館自体もね。)


もう後数日・・・~8/31まで!
急いでくださいね~~!




残念だったのは、
チラシがもうなくなっていたこと&ポストカードが売っていなかったこと。
(もしかしたらポストカードとか売り切れてたのかもですが:)




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『ロン・ミュエック展 RON MUECK』
金沢21世紀美術館

2008年4月26日(土)→8月31日(日)

◆開館時間
 10:00~18:00(金・土は20:00まで)
   ※休場日月曜
◆入場料
 一般 1,000円
   大学生 800円
   小中高生 400円
   65歳以上の方 800円

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今までのoliviaが巡ったart展→Art日記

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