大倉草紙

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【東京・港区】 新橋駅と鉄道 ~井上勝没後100年~

2010年08月02日 21時00分00秒 | 雑記

『東京汐留鉄道御開業祭禮圖』・歌川広重(3代)

きょう8月2日は、「日本鉄道の父」と呼ばれる井上勝の没後ちょうど100年にあたる。
誕生日は、8月1日(1843年)だったそうだ。

井上勝は萩に生まれ、文久3年(1863)に伊藤博文、井上馨、山尾庸三、遠藤勤助とともにイギリスへ密航し、ロンドン大学で鉱山や鉄道の技術を学んだ。
帰国後、明治5年に新橋-横浜間に日本初の鉄道を工事責任者として開通させた。
その後も一生、鉄道敷設に尽力した人物。

昨日は、芝会議・まちの魅力発掘部会が主催する会で、郷土史研究家の清田和美さんの講演があった。井上勝氏のこと、汐留の発掘調査のこと、米国で鉄道技師の学問を修めた平岡熙のことなど。
井上勝のご子孫の井上勝重さんのお話も伺うことができた。
夫に連れられてなんとなく行ってみただけなのだが、話を聞いてみるとなかなか面白い。

そうそう、「小岩井農場」の名前は、創業者の小野義眞・岩崎弥之助・井上勝の頭文字から付けられたそうだ。
「小岩井」って、地名だと思っていた。