自分のことだけ

トモ 「自分のことだけ考えてみたら？」

ミヤジ 「自分のことだけ？」

トモ 「(中略)が逃げだとかそんなことは全然思わなくていい。どっちを選んだら家族が喜んでくれるかなぁとか、江里がどう思うかだとか、そう言うの全部取っ払ったらさぁ、何が残るかなぁ？」

ミヤジ 「………。」

トモ 「ミヤジの幸せは、ミヤジにしか分からないからさ。
だからひたすら考えて考えて考えて答えを出すしかないと思うよ。」

宮地奈央(ミヤジ) …真木よう子

安原トモ (トモ)…徳井義実

(ドラマ“セシルのもくろみ”より抜粋)

でーたー！
このドラマで一番キュンキュンポイントはヘアメイク役のトモさんですよ！

そばにいて欲しいですね！(*´ω｀*)

下らないプライド

マイコ 「(ため息)今更どうしたらいいのか…」

ミヤジ 「よく分かんないですけど…“間違ってた”って言ったらいいんじゃないですか？そう思ってるんだったら。」

マイコ 「………。」

ミヤジ 「え？そうじゃなくて？」

マイコ 「………。」

ミヤジ 「え、あ、アタシ、行かなきゃいけないんで…。スイマセン。」

安永舞子(マイコ)…長谷川京子
宮地奈央 (ミヤジ)…真木よう子

(ドラマ“セシルのもくろみ”より抜粋)

結局、その後マイコ様謝るんですよね。(;^_^A

いやぁ~
プライド高い人ってなかなかそれ言えないんですよ。負けたような気になるのよ。
まあ頑張れる原動力にはなるんですけど、言えなくて言えなくて間違ってるの分かっていても突き進むしかない自分に限界感じてたりね。
他人にはまさかそう思ってるなんて思われないけど、自分が嫌で嫌で仕方なかったりね。

ミヤジみたいな無理をせず竹を割ったようなシンプルな人には、そんなの“下らないプライド“だって気付かされますね。

“施し“への慣れ

いいこともあればその報いもある。

甘えていたらまんまと店が暇だった。

あんまり「暇だ」と書くなと常連さんには言われてるけど、盛り上がっても暇でも本当のこと書くよ。

早仕舞いして最終のバスに乗れちゃった。

やけに早く着いたから、お家で溜まった録画観ながらblog書くことにした。

先日弟の仕事手伝った時に、先週ご馳走になったお礼を改めてしたのね。
歳は下の彼だけど、どこに行っても立場的に稼ぎ的に彼がご馳走してくれてる。
当たり前とは思わないけど、変に意地を張るのも可愛くないし。

「ご馳走さま！ありがとう！」

ってニコッてするのがいいのかなって。
最近思うようになってきた。

“月末は支払いばかりで月初は貧乏だ“って話したら
「飲み歩いてばかりいるからだよ」
って言うからさ
「全部お客さんの奢りだもん」
って話したのね。
「何かそれキャバ嬢みたいで嫌じゃない？」
いやいや弟よ、姉の仕事はその同業だよ。
しかもママだぜ…。

人のお金で飲むことを潔しとは思えないけど、私の仕事はお金もらってその方を楽しませることだもの。

うちのお客様は「オレの行きつけの店にいこう！」っておっしゃる方はほぼ皆無。
「やっちさんいい店連れて行ってください！」っておっしゃる方ばかり。
だから私の行きつけの店にお連れして、その分、店でも他所でも楽しませてる自信はある。
そしてその店がその方が通う店にもなっている。

「俺はご馳走になるの嫌いなんだよね」

弟はそう言う。
そりゃそーでしょうよ。
ご馳走になるってことは、ある意味“身売り”その人の配下になることですものね。
出来ることなら私だってあなたみたいに大盤振る舞いしたいですよ。

私だって貧しいくせに立場上見栄張ること多いです。
ホント、たまに知り合いににゴチる時は気持ちよいものです。

でもね、私がお客様に頂くビールも貴重な売り上げなんです。助かってるんです。
お客さんを他所にお連れして楽しませるのもサービスの一環なんです。

そしてご飯代も助かってるんです。(てへ)

それでも昔は卑屈だったのよ。
“好きなもの飲んで！“って言われても、拒否ったり、申し訳なさそうに小さなグラスをもらっていた。

長年やっていてようやく気付いた。

お客さんの懐具合をこっちが思いやるのは失礼だって。

だから私は“同じサイズ”のものを飲むようになった。
一杯二千円以上するマースでもね。

近頃では段々図々しくなって
「やっちゃん喉渇いちゃった！(*´ω｀*)(お目目キラキラ)」
って言えるようになっちゃった。




ダメかしら…(*￣∇￣*)

言える人はそれでも限られていて
私、人によって甘えん坊になっちゃうようです。

変なプライドとっくに捨てました。
こらからもどうぞよろしくお願いいたしマース(^-^)/

※施し… ほどこすこと。恵み与えること。施与。布施。 「 －を受ける」