研修合宿

この週末は私の所属する正絃社関東支部の研修合宿でした。
泊まりがけの研修にフル参加するのは、もしかしたら初めてかも？

今年はなんと地元・筑波山のとあるホテルが会場でした。
つくばに移り住んで１６年、まさかこの地に家元の祐子先生や
家元補佐の哲子先生・倫子先生がいらっしゃるとは…
なんだか感慨深いものがありました。

でもそんな感慨にひたるヒマもなく、
まるっと一日半、お箏＆十七絃＆三絃漬け。
一コマ90分×６でみっちりと弾きました。
普段なかなか大編成の曲はやれませんし、
こういう時は尺八も含め、全体像をしっかりと見ながら演奏する大事なチャンスです。


今回は「三絃基礎」の講座もあり、三絃の調整、バチのあて方から各種奏法までこれまたみっちりと。
　＃90分ではまだまだ足りない！

十七絃は普段あまり弾いていないので、ちょっとやろうかな、ぐらいの軽い気持ちでエントリーしたら、
十七絃パートが結構重要な曲で私一人が演奏するはめになり、
冷や汗どころか、脂汗ものでした
　＃ちゃんと練習していかなかった自分を呪うわ

講習は３曲ずつ別々の部屋で平行して進むので、やりたいのに重なってやれなかった曲もあり。
またの機会に期待してます。

何より今回は、祐子先生と音色や表現、演奏することの意味などについて
個人的にお話ができ、自分としては得るものが大きかったです。

先生は全て答えを教えてくれるわけでも
「あなたはこうしなさい」と指示してくれるわけでもないけれど
先生のこれまでの経験談や、ご自身のお考えをお聞きすることで
私は私なりの道を歩いていくエネルギーがまた湧いてきたように思います。