俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

海士のみかん

2013-11-26 | インポート

冬が近づき、みかんのおすそ分けをいただくことが増えてきた。

 

先週は和歌山。甘くて美味しかった。

 

そして、ついに海士のみかんをいただいた。

 

バケツにゴロゴロと入った海士のみかん

海士のみかんは甘くて、すっぱい。

とにかく味が濃い。

一口食べたら、「ああ。海士のみかんだな」と思う。


黄色いみかんのアップ

形や色は大事じゃない。

海士のみかんは美味しいのだ。


おむつが無い!

2013-11-24 | 息子

通販で注文していたおむつが届いてないことに気が付いたのは、

残り10個を切った頃だった。

 

5日前に注文したから、さすがに届いていないとおかしい。

でも、営業時間を過ぎているからメールでしか問い合わせができない。

 

明日買えなかったら、おむつが無い!

 

海士になかったら、西ノ島や島後へ買いに行くことまで考えました。

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あった~!

菱浦の脇谷商店さんに売ってました。

新生児用からLサイズまで、メリーズとムーニーがありました。

 

普段おむつの売場なんて見たことなかったから、わからんかった。

 

赤ちゃん用品はそんなにたくさん売れるものでもないだろうけど、

置いててくれて感謝です。



出産後のお母さんを助ける制度

2013-11-22 | 息子

海士町では、出産後の母親に対してヘルパーさんを

派遣してくれる制度が始まりました。

 

もちろん、誰でも良いというわけではなく、家事を手伝える状態に

ある人がいないことも条件のうちの一つ。

 

他にもいろいろな支援を用意してくれているので、かなり助かる。

詳しくはこちら・・・

「海士町すこやか子育て支援事業の紹介」

http://www.town.ama.shimane.jp/kurashi/pdf/%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%94%AF%E6%8F%B4.pdf

このヘルパーさんお助け制度についてはまだ載ってないみたい。

 

 

ヘルパーさんは最大で合計20時間お手伝いをしてくださるとのこと。

我家では、この機会に海士町の家庭料理を教えてもらいながら

助けてもらっています。

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ゲソが入ったかき揚げ。塩と砂糖で味付きなので、そのままいただきます。

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ポテトサラダは林檎入り。

うちの母親も入れてたっけな。


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白菜をたくさんいただいたので、漬物も作ってくれました。

一緒にいただいた柚子で香りが付いています。

 

買物や調理の補助自体もかなり助かりますが、

いろいろお話を聞いたり、交流しながら子育てができる時間が

嬉しいようです。

 

 

 

本当に、助かります。

 

 


風呂かメバルか

2013-11-20 | 島暮らし術

海士町に妻と子を迎え、3人の暮らしが始まって5日目。

いろいろな人の気持ちをいただきながら楽しく暮らしております。

 

これからは海士で育つ子供を見て気が付いたことなども

ぽつぽつと記していければと思っております。

 

 

今日は、一人暮らしの最終日のお話。

めばるが釣れたよ、というお話。

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今シーズンになって初めて、そして一人暮らしをしてから3週間ほど

釣りに行けず、禁断症状が出たので寒さの中でも釣行してきました。

 

まだ時期が早いだろうとみて、大型が潜んでいそうなところを攻めると

1投目。

久々すぎて、どのくらいの魚がかかったのか判断しかねたので

抜きあげようとすると、竿が折れそう・・・

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はい!立派なサイズでした。

世にいう、「泣き尺」ですね。

29.9cmだったり、30,0cmだったり。

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お口の中はこんな感じになっちょります。

鰓が見えてますね。

 

 

調子に乗ってその後も釣り続けるも、

大きなメバルはもう一匹だけ。

あとは小さな奴と、小さな鯵。

 

そろそろ狙いに行ってもいいのかなーと思いました。

 

 

 

 

でも、最近の1番の楽しみは息子さんの入浴であります。

お風呂に入れていると、極楽にいるかのような

気持ちよさげな表情をされるので大変嬉しく、楽しい。

 

 

なかなか釣りに行けなくなるなぁ。

 

 




鰆は旨いぜ

2013-11-17 | インポート

漁師さんに鰆(サワラ)をいただきました。

 

1尾2.7kg(推定)のナイスサイズ。

鰆はデカいほど旨い!のです。

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直売所で店番をしていた時も、鰆を食べたことないというお客さん

多数で驚きました。

こんなに旨いのに。

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こいつはこの鋭い歯でイカ釣りの仕掛けを切ってしまうので

漁師泣かせでもあります。


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小さいものはサゴシと呼ばれ、理由は狭腰からきているとか。

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刺身で食べるなら1日目に。

2日目以降はだんだん水っぽくなり、身の色も灰色っぽくくすみます。

西京漬けで有名なサワラですから、お好きな味噌で着けて保存すれば

これまた大変美味しいです。

 

 

ちなみに、我家では塩焼きにしてこじょうゆをつけて食べたら

美味でしたよ。

 

鰆、今の時期はオススメですよ。







暮らしに何を求めるのか

2013-11-13 | インポート

ここ最近、暮らしに追い詰められている。

 

週末は出産を終えたばかりの妻と子供に会いに行っている。

家事をこなすのは平日だ。

 

たとえば、洗濯だ。

冬に向けどんどん日が短くなり、天気の悪い日も多い。

せっかく米子の雑貨屋さんで見つけた桜の洗濯板を買ったのに。

さくらの家が作ってる石鹸(我が家ではオムロ石鹸と呼ぶ)を使えば

襟の汚れがきれいに落ちて楽しい、はずだった。

 

 

 

たとえば、料理だ。

鶏ひき肉とサツマイモのカレーを作った。

ごはんは黒米を混ぜ、炊き具合も上々。

サツマイモは電子レンジで時短。

余りのパプリカで彩り。

マットな食感を狙い、味も最高によかった。

旨くて、白ワインが進む、はずだった。

 

たとえば、景色のこと。

今日は一瞬アラレが降ったほど寒かったけど

一瞬の晴れ間に大きな虹が見えた。

海から始まりフェリーにかかる大きな虹の写真を撮って

「今日、こんな景色が見えたよ」と家族に見せるはずだった。

 

 

たとえば、ストーブのこと。

漁港の事務所もすっかり冬。

ストーブを出してきて沸かしたお湯で美味しいコーヒーを入れた。

家でも我慢の限界を超え、ストーブを出してきた。

昨年の汚れを持ち越していたので、キレイにして点火。

部屋はぬくもりにつつまれるはずだった。

 

 

 

 

自然に囲まれ、季節の移ろいを感じながら日々を丁寧に暮らしたい。

そんな願いを持って夫婦で引っ越してきて3年。

飽きもせず、楽しい毎日。

 

 

ひとり暮らしのたった1か月。

これまで以上に丁寧に暮らそうと力めば力むほど

虚しさに気が付いた。

 

 

 

家族で暮らすから美味しい。楽しい。嬉しい。

そんな当たり前のことをこれまで以上に大事にしていきたい。


表情

2013-11-03 | 島暮らし術

Photo

生まれて3日目。

子供が新しい表情を見せると嬉しい気持ちになる。

驚いた顔、くしゃみしたときの顔、初めて屁をかましたときの顔。

 

手を動かし、足を動かし、五感を総動員して世界を探っている顔。

 

我が子に笑って欲しくて、こちらもいろんな表情が出ているみたい。

 

 

新米お母さんのお使いで買い物に行ったとき、エスカレーターで

前に立っていた幼い女の子と目が合った。

今までなら、そのまんま。 

今日は自然にニコッと笑いかけていた。

 

そしたら向こうもニコッと笑ってくれた。

 

 

人の笑顔が笑顔を作る。

 

 

 

あのしかめっ面の政治家も、赤ちゃんの時があったのになぁ。