海士町では、出産後の母親に対してヘルパーさんを
派遣してくれる制度が始まりました。
もちろん、誰でも良いというわけではなく、家事を手伝える状態に
ある人がいないことも条件のうちの一つ。
他にもいろいろな支援を用意してくれているので、かなり助かる。
詳しくはこちら・・・
「海士町すこやか子育て支援事業の紹介」
http://www.town.ama.shimane.jp/kurashi/pdf/%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%94%AF%E6%8F%B4.pdf
このヘルパーさんお助け制度についてはまだ載ってないみたい。
ヘルパーさんは最大で合計20時間お手伝いをしてくださるとのこと。
我家では、この機会に海士町の家庭料理を教えてもらいながら
助けてもらっています。
ゲソが入ったかき揚げ。塩と砂糖で味付きなので、そのままいただきます。
ポテトサラダは林檎入り。
白菜をたくさんいただいたので、漬物も作ってくれました。
一緒にいただいた柚子で香りが付いています。
買物や調理の補助自体もかなり助かりますが、
いろいろお話を聞いたり、交流しながら子育てができる時間が
嬉しいようです。
本当に、助かります。
海士町に妻と子を迎え、3人の暮らしが始まって5日目。
いろいろな人の気持ちをいただきながら楽しく暮らしております。
これからは海士で育つ子供を見て気が付いたことなども
ぽつぽつと記していければと思っております。
今日は、一人暮らしの最終日のお話。
今シーズンになって初めて、そして一人暮らしをしてから3週間ほど
釣りに行けず、禁断症状が出たので寒さの中でも釣行してきました。
まだ時期が早いだろうとみて、大型が潜んでいそうなところを攻めると
1投目。
久々すぎて、どのくらいの魚がかかったのか判断しかねたので
はい!立派なサイズでした。
世にいう、「泣き尺」ですね。
29.9cmだったり、30,0cmだったり。
お口の中はこんな感じになっちょります。
鰓が見えてますね。
調子に乗ってその後も釣り続けるも、
大きなメバルはもう一匹だけ。
あとは小さな奴と、小さな鯵。
そろそろ狙いに行ってもいいのかなーと思いました。
でも、最近の1番の楽しみは息子さんの入浴であります。
お風呂に入れていると、極楽にいるかのような
気持ちよさげな表情をされるので大変嬉しく、楽しい。
なかなか釣りに行けなくなるなぁ。
漁師さんに鰆(サワラ)をいただきました。
1尾2.7kg(推定)のナイスサイズ。
鰆はデカいほど旨い!のです。
直売所で店番をしていた時も、鰆を食べたことないというお客さん
多数で驚きました。
こんなに旨いのに。
こいつはこの鋭い歯でイカ釣りの仕掛けを切ってしまうので
刺身で食べるなら1日目に。
2日目以降はだんだん水っぽくなり、身の色も灰色っぽくくすみます。
西京漬けで有名なサワラですから、お好きな味噌で着けて保存すれば
これまた大変美味しいです。
ちなみに、我家では塩焼きにしてこじょうゆをつけて食べたら
美味でしたよ。
鰆、今の時期はオススメですよ。
ここ最近、暮らしに追い詰められている。
週末は出産を終えたばかりの妻と子供に会いに行っている。
家事をこなすのは平日だ。
たとえば、洗濯だ。
冬に向けどんどん日が短くなり、天気の悪い日も多い。
せっかく米子の雑貨屋さんで見つけた桜の洗濯板を買ったのに。
さくらの家が作ってる石鹸(我が家ではオムロ石鹸と呼ぶ)を使えば
襟の汚れがきれいに落ちて楽しい、はずだった。
たとえば、料理だ。
鶏ひき肉とサツマイモのカレーを作った。
ごはんは黒米を混ぜ、炊き具合も上々。
サツマイモは電子レンジで時短。
余りのパプリカで彩り。
マットな食感を狙い、味も最高によかった。
旨くて、白ワインが進む、はずだった。
たとえば、景色のこと。
今日は一瞬アラレが降ったほど寒かったけど
一瞬の晴れ間に大きな虹が見えた。
海から始まりフェリーにかかる大きな虹の写真を撮って
「今日、こんな景色が見えたよ」と家族に見せるはずだった。
たとえば、ストーブのこと。
漁港の事務所もすっかり冬。
ストーブを出してきて沸かしたお湯で美味しいコーヒーを入れた。
家でも我慢の限界を超え、ストーブを出してきた。
昨年の汚れを持ち越していたので、キレイにして点火。
部屋はぬくもりにつつまれるはずだった。
自然に囲まれ、季節の移ろいを感じながら日々を丁寧に暮らしたい。
そんな願いを持って夫婦で引っ越してきて3年。
飽きもせず、楽しい毎日。
ひとり暮らしのたった1か月。
これまで以上に丁寧に暮らそうと力めば力むほど
虚しさに気が付いた。
家族で暮らすから美味しい。楽しい。嬉しい。
そんな当たり前のことをこれまで以上に大事にしていきたい。