阿佐ヶ谷のフナレ。その３。

■さて。大分経っておりますが、フナレ第1回公演『the othe side nipples ～瀬戸際の女達～』、無事公演終了いたしました。観に来てくれた人、遠くの地で応援してくれた人、本当にどうもありがとう！連日満員の大盛況。評判も良く、旗揚げ公演を引き受けた作・演出家としてホッと胸を撫で下ろしております。今後この劇団がどんな方向性で進んで行くのか解りませんが、このままガンガン突き進んもらいたいもんです。また機会があったら一緒にやりましょう！俺も修行しとくんで。

■公演の余韻に浸る暇も無く、つい3日前まで脚本の執筆。例のオムニバスホラー企画。物語的にはファンタジー寄りでそんなに怖い話ではないのだが、執筆中に数多くの恐怖体験に遭遇した。金縛りに合いまくったり、突然部屋が揺れたり。昔から俺は色々と感じるタイプの人間で（母方の血筋が霊媒体質）、たまに見たり触られたりするのだが、極度の怖がりゆえに「全ては気のせいだ」で片付けている。とりあえず、脱稿したからどうでもいいのだ。

千葉のCM撮影と『フナレ』のその後。

休演日を利用して、千葉でCM撮影。久々の24時間撮影。すげぇ画が撮れた。残りは車両（商品）の関係で9月に撮影。スタッフが皆な素敵。詳細はまた後ほど！

日々『フナレ』の公演が続いている。その昔役者として舞台に関わっていた自分にとって、メイクをせずに過ごすスタンバイ時間というのは「暇」以外の何ものでもなく、あっちをブラブラこっちをブラブラ、制作に「邪魔です」と罵られながら、仕方なくヴィオロンの近所を散歩する毎日を過ごしている。
思えば色々あった。本番1週間前に諸事情で主役が降板したり。急遽新しい役者を探して、多くのシーンを組みなおしたり。しかし、沢山の人たちの力でこの舞台は本番を迎えることができた。のである。それも一重に、主宰である熱田さんとたくしさんの「吸引力」の賜物ではないだろうか。
おかげさまでチケットは連日完売。芝居の評判は良く、リピーターも多い。
今日は、いよいよ楽日です。
見逃すな！まだキャンセル待ちがある！

そして、気付いたら28歳の誕生日を迎えていた。阿佐ヶ谷の飲み屋で。
メールくれた皆な、ありがとう。
俺は何とか生きています。

阿佐ヶ谷のフナレ。その２。

いよいよ本日より公演開始。

フナレ第1回公演
『the other side nipples ～瀬戸際の女たち～』
作・演出　及川拓郎
出演　熱田福美　杵鞭麻衣　たくしせいこ　奈々恵　　with 渡邊巨樹（ハラホロシャングリラ）
場所　阿佐ヶ谷　名曲喫茶ヴィオロン
料金　1000円（ワンドリンク付き）

■Time table
8/12（土）　20：00
8/14（月）　18：00　20：00
8/16（水）　20：00
8/17（木）　20：00
8/18（金）　20：00
8/21（月）　18：00　20：00

■注意
舞台が名曲喫茶のため、毎公演20人限定。
12日と21日はキャンセル待ちらしいです。
予約はこちらへ→　　oitaku@goo.jp



俺はアニー役で出ます。嘘です。

銀座のCM打ち合わせ。他。

午後。
久々にCMの監督をやることになり、というか撮影まで1週間を切っているのだが、その打ち合わせのために銀座へと出かける。まだ詳細は話せないが、ちょっとびっくりな外車のCMで、タッグを組むのは洋裁ブランド「Future eyes」の山本華漸氏。山本氏は言わずもがな、「仕立て屋工房」という深夜番組で一世を風靡したデザイナーで、今回はこの山本氏の衣装とメインとなる車のコラボレート作品だ。ラインPには監督仲間の廣田氏（無理言って）、そして撮影監督には長野氏（無理言って）を迎え、準備は着々と進行している。多くの人たちに無理を言ってる状態だが（予算的に）、きっと素敵なCMになるだろう。と思う。放送は10月くらいから？ギャラと一緒に車をください。

夕方。
3日後に迫った「フナレ」第1回公演初日に向けて今日も稽古。仕上がりは順調である。皆な観に来ればいいと思う。おもしろいから。

夜。
プロデューサー樋口氏から頼まれた映画シナリオを執筆。数話オムニバスで、何人かの監督が演出を担当する。らしい。予定通り行けば年内撮影開始。自分の脚本を他人が撮るのを観るのは初めてなので、かなり楽しみな企画である。無駄に現場に遊びに行こう。

現在。
引き続き脚本執筆中。ちょっとイライラ。実は、3週間前から煙草をやめている。理由は急激な胸の痛みに襲われたため。これまでにも何度かあったが、今回はかなりやばかった。ちょっとだけ死を覚悟した。やはり、1日3～4箱吸っていたのが原因なのだろうか？「やめよ」と思った日からすんなりやめれたが（命にかかわることなんで）、何だか少しだけ寂しい。肺ガンで入院していたじいちゃんは、死ぬ直前まで「吸わせろ！」と煙草を吸いまくっていた。それはそれでかっこいいと思う。
精神的依存度は低かったようだが、肉体的依存度がかなり高い。1日中続く眠気、そして不安感、集中力の欠如。どれもニコチンが体内から離脱するときの症状らしいが、ちょっとやっかいだ。一体いつまで続くんだろう？5キロ太った。

阿佐ヶ谷の『フナレ』。

年末に初の舞台演出をするぞと言っておきながら、その前にもう一本、とある劇団の作・演出を手がけることになった。と言っても、もうすでに一週間前だ。最近なぜかやることが多すぎて（相変わらず金は無いが）、ブログのことなどすっかり忘れていた。なので慌てて宣伝だ。
劇団の名前は『フナレ』。女優・熱田福美、たくしせいこによって設立された劇団で、毎公演違った作・演出家を招いて公演を行う。栄えある旗揚げ公演は、様々な出会いが重なって俺が担当することになった。旗揚げ公演…。俺でいいのか？いや、いいんだ、きっと！詳細は下で。





及川拓郎、初めての舞台演出。
名曲喫茶『ヴィオロン』にて、女だらけのドラマを紡ぐ。
密室シュールナンセンスコメディ。
「好きなら殺せば？セトギワだから」。
ワンドリンク付き千円なり！

2006.8.12（土）～21（月）
フナレ第一回公演
『the other side nipples ～瀬戸際の女たち～』
作・演出　及川拓郎
出演　熱田福美　杵鞭麻衣　たくしせいこ　奈々恵
場所　阿佐ヶ谷　名曲喫茶ヴィオロン
料金　1000円（ワンドリンク付き）

■Time table
8/12（土）　20：00
8/14（月）　18：00　20：00
8/16（水）　20：00
8/17（木）　20：00
8/18（金）　20：00
8/21（月）　18：00

■注意
舞台が名曲喫茶のため、毎公演20人限定です。
予約はこちらへ→　　oitaku@goo.jp

■地図