シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0171■ベッドメイク

2006-06-20 | 猫の海外暮らし
今年は子どもと。去年はアイツらと。寝る場所が変わってるおいらたち。(去年の話はコッチから)
なんで変わったかって? 簡単さ。おいらたちのためにドアを開けとくと、連れ合いが寒いからさ。
子どもは寒くないのか?
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最近、寒いし雨が多いしで、けっこう家にいる。なにしてるかっていうと、もちろん寝てる。どれくらい寝てるかっていうと、子どものベッドが凹むくらい。

大きい子どもは、
「ピッピずっと寝てていいよ。じゃ、いってきま~す♪」
と言って学校に行く。優しいって?まぁね。でも、おいらが寝てるとベッドメイクとかいう余計なことをしなくていいからうれしいらしい。おいらもうれしい。

ベッドメイクされるとベッドがまっすぐになっちゃって、寝ててもあんまりあったかくない。
してないと、ベッドの上は凸凹。おいらがすっぽり入れる凹みもあってちょうどいい。凹んでる方がずっとあったかいし、ぐっすり寝られる。
(ベッドメイクなしだとこういと。おいらが作った凹み→)


こんなこともあった。
寒い夜だったから大きい子どもと一緒に寝た。二本足ってくっついてるとけっこうあったかいんだ。デカいしね。朝になって、外の見回りをしてご飯を喰ってベッドに戻ったら・・・、
やった!ベッドメイクしないで出かけてった。
(←すぐにおんなじ凹みに戻って爆睡さ♪)


アイツがガーガー掃除機をかけに来たけど、知ったことか。眠いし寒いし、そのまんま寝てた。
アニキもちょっと耳を舐めてくれたけど、眠いし寒いし、おいらはお返しなしでそのまんま寝てた。
「よく寝るよなー。少しは運動しろ、運動を。太るぞ!」と連れ合い。もちろん無視。
「20時間くらい寝てるわよ。病気かと思うじゃない、大丈夫?」と今度はアイツ。うるさいよなー。

トイレ2回。水飲み1回。見回りに行こうとしたら雨で、やっぱりベッドへ逆戻り。
おんなじ凹みがまだあったかい。いいよな、ベッドって。ソファーじゃこうはいかない。
「やっぱり、おいらもベッドがほしいニャン・・・・」
と寝始めたら、
「ただいまー」

げっ、大きい子どもの声。もう帰ってきちゃったのか?早いな。
まっ、いいけど。ベッドメイクだけはすんなよな。(つづく)