308 秀吉と鶴 2007-08-25 16:23:03 | Weblog 秀吉を鶴を愛していた。飼育する者の不注意から、空高く舞いあがった。打ち首は免れない、と覚悟してお詫びに出た。太閤は「逃げた鶴が、外国まで逃げたか」と尋ねた。「どう致しまして、日本国より一歩も出ることはありません」「それならよい。日本国中はわしの庭じゃ、籠の中に置かなくても、日本中の庭におればよい」度量の広いおはからいで、飼育者の生命が助かった。 (「教訓」p360) « 302 ビューデー | トップ | はしがき »