● 読んだ本 ●
『おじいちゃんの ごくらくごくらく』 作:西本鶏介
ひまわりえほんシリーズ鈴木出版
● あらすじ ●
おじいちゃんとゆうたは、お風呂に入るのも、寝るのもいっしょ。
おじいちゃんはいつもお風呂で「ごくらくごくらく」といいます。
「とても幸せってことなんだよ、」と教えてくれました。
ところが、おじいちゃんは仏様の国へ逝ってしまったのです。
4年1組の読み聞かせは、おじいちゃんと孫の男の子の絆を描いた絵本を選びました。
「元気になって戻ってくる・・・。」と言って入院したおじいちゃんが逝ってしまいます。
でも「ごくらくごくらく」とつぶやけば、優しい顔が浮かんできて、
とても幸せな気分になれるのです。
誰もが経験するであろう大切な人との別れ。
悲しいけれどとても心あたたまる内容です。
絵もほっこりして、ぜひ秋の夜長に親子で読んでほしい絵本。
子どもたちに聞いてみたら、なんと三分の二の子が読んだことがあるとか!
それでもみんな静かに真剣に聞いてくれました。
核家族化が進む中、おじいちゃんおばあちゃんと触れ合う機会が少なくなりましたが、
敬老の日に続き10月の第三日曜18日は「孫の日」です。
また顔を見せてあげてくださいね。
(アリス)