小川原湖自然楽校だより

~親子自然体験、環境教育、森のようちえん、防災教育~

小川原湖冬の野鳥観察

2014-01-20 | 自然楽校
1月19日、『第10回『小川原湖冬の野鳥観察』を行いました。

朝から青空が広がり、絶好の観察日和です。

ここ数日間でだいぶ凍ってきた小川原湖の氷の上に白鳥を発見
他に野鳥がいないか、フィールドスコープと双眼鏡でよ~く探してみます。


『あそこに何かいるよ』


双眼鏡をおろしてひと休みしようと思った瞬間、木々の間からバサバサっと
何かが飛び立ちました。一瞬、「白鳥?!」と思いましたが、サギでした。
青空に真っ白な翼が映えてとてもきれいです


好奇心旺盛なHちゃんは講師の関下さんに野鳥図鑑を見せてもらいながら、
熱心にメモを取っていました。


野鳥観察はただ鳥を探して見るだけではありません。
湖には水草を食べる水鳥や、ワシやトビなどの猛禽類(もうきんるい)がやってきます。
水鳥は餌をとりながら氷の上で体を休め、猛禽類は氷の上にうちあがる魚や
弱った鳥や小動物を狙って、氷の上でじっと狩りのチャンスをうかがっています。
この鳥たちは湖が完全に凍ると餌がとれなくなるため、凍っていない水辺に移っていきます。
湖の自然環境と生き物たちの生命のつながりのドラマを見ることができます。


さて、野鳥観察が一段落し、子どもたちの次なる興味は小川原湖へ。
子どもたちは到着時から湖の上を歩きたくてウズウズ
『ここ湖なの?』『氷の上歩きたい!』
ということで、隊長の後に続いて小川原湖にGO~



まだ完全には凍っていないため、じわじわと水がにじんできます。

凍った湖で氷の上に立って歩く感覚。初めて目にし、体験した時、
なんともいえない感動をおぼえましたことを思い出します。
自然の力ってすごいなぁ、未知のことって沢山あるんだなぁと思いました。
自然の中での体験は、日常の生活では気付かないことや新たに発見することが沢山あります。
自分の生活空間を飛び出して、未知のものに触れ、五感をフルに使ってみましょう



次回の自然楽校は、2月9日(日)『ブナ林でスノーシュー体験』です。
深い雪に覆われた冬の林の中は、別世界
スノーシューをはいて冬の林を探検しましょう

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