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インテリアコーディネーターのブログ。
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5月29日 シェアハウス

2010-05-29 | インテリア/建築
ハチセが次に手掛け始めた京町家の活用方法「シェアハウス」。
「シェアハウス」は、「ゲストハウス」とも言われるそうですが、簡単に言うと「間借り」のようなもの。
キッチン、トイレ、洗面、浴室などは、共用で使い、プライベートルームが数室。
1件の家に、数人が暮らす住宅です。

ハチセで計画中のものを例に出して説明すると、
プライベートルームが6室、共用スペースとしてダイニングやリビング、インナーテラスやバーベキューも楽しめる中庭、それから大きなルーフデッキが気持ち良い京町家です。
私たちはこれを「共」に暮らす「町家」=「共町家(きょうまちや)」としてプロジェクトをスタートさせました。
そして、2010年5月27日、シェアハウスサイトもオープンしています。

私たちがつくろうとしている「共町家」は、不便を我慢して暮らすローコストな居住空間ではなく、一人暮らしでは叶わない住居としてのクオリティの高さを持った京都ならではの建物、京町家。

特に私が面白いなぁ。と思うのは、そこに存在する新しい人間関係です。
親、兄弟、姉妹、夫婦でもなく、友人でもなければ恋人でもない、だけれども他人ではない・・・これもある意味家族。

寂しい時は、リビングでわいわい。
真っ暗な部屋に一人帰るわけでもない、「ただいま」といえば「おかえり」という返事のある暮らし。ご飯だって一人で食べるより、二人、二人よりも三人の方がきっとおいしい。
一人になりたい時には、部屋に閉じこもればいい。

病気の時に、心配してくれる誰かが居る。
心配してあげられる人が居る。

もしかしたら、すごく都合の良い人間関係なのかも知れない。
でも、考え方によっては、希薄になりがちな人間関係、お隣さんを知らないマンションでの一人暮らしより、心豊かに過ごせるかも知れない。

ひとと暮らすのだから、守らなければならないルールもある。
時には、面倒なことも、煩わしいことも、
楽しいことや嬉しいことと同じ分だけあるかも知れない。

でも、それが「シェアハウス」の醍醐味なのだと思う。

「女性の意見が聞きたい」と言われ、なんだか良くわからないままに参加した会議の後、現場管理を担当することになりました。メンバーの一人として、そこに参加しつつも、日々その魅力に引き込まれてしまっています。

詳しくは、ホームページをご覧下さい。
http://www.hachise.jp/share/index.html

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