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インテリアコーディネーターのブログ。
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4月23日 2008年春 National 新商品展示会

2008-04-23 | イベントレポート
4月18日(金)、松下電工の新商品展示会へ行ってきました。開催地はいつもと同じ大阪ビジネスパーク円形ホール。
会場到着と同時に、新作照明器具を見る人と、IHクッキングヒーターから見たい人に分かれました。私は、人の少ないIHから。
KZ-VW33E
2008年4月に新登場したIHクッキングヒーターは更にハイテク。
1. 光火力センサーで、予熱もおまかせ
食材投入のタイミングを知らせてくれるという予熱おまかせ機能付。誰でも手際良く、おいしい料理が作れるという調理器の進化形。
2. 光る天面ナビ
次に操作するボタンが光って案内。音声ガイド付。
3. すっきりと美しい、スクエアデザインプレート
使うときのみ点灯するスイッチボタンで、とてもスッキリ。
さて、“2008年、新しいIHは光の技で差をつける。”という松下のコンセプト通り、技術の進歩を目の当たりにさせられた出来栄え。うん。たしかにスゴイ。
「こんなに簡単な操作なのですよぉ~。」と、担当の女性。
・・・?それはどうだろうか?説明書を読まないことで有名な私にとっては疑問が残るトコロ。大抵のものは、予想を働かせて操作する私ですが、この様に順を追って表示が出るようなものだと、予測不可能です。簡単だとは言われますが、お年寄りに優しいかどうか疑問が残ります。
そんな疑問をかかえつつも始まった、調理。まずは電源を入れて予熱のお知らせを待ちます。
予熱完了とともに、フライパンに投入されたのは、卵とさいの目に切ったトマト、それからしめじ。投入から約15秒で、盛り付けられました。
「さぁ、どうぞ!ご試食ください!」「食べてみないとわかりませんから」
そんな言葉に促されるも、手が出ません。だって、たった15秒。いえ、もしかすると10秒以下だったかも知れないくらいの加熱。どう考えても、しめじに火が通っているようには見えないのです。
(う~ん。おいしくなさそう・・・)
否定の心いっぱいで手にした紙皿。盛り付けも乱雑、やっぱり食欲をそそりません。
おそるおそる口に運びます。
驚☆!!!
ホント、食べてみないとわかりません。お昼ごはんを食べて間もない時間、決してお腹がすいていたわけではありません。でも、めちゃくちゃおいしかったのです。たった15秒。ほんの15秒で、トマトもしめじもアツアツ☆
人間の五感の8割を占めると言われている視覚。紙皿に乱雑な盛り付けという、圧倒的に不利な条件で、これほどおいしいと感じられるのですから、本物です。
それでもガス派な私も、見直しました。IHクッキングヒーターの底力。

さて、次に照明器具の展示コーナーへ移動します。
入口付近は照明業界の新星(?)、LEDから。省エネやエコに敏感な時代背景の下に「まるごとLED」の提案もありました。それから、光をデザインする商品群へと移動します。

まずはレンズダウン。
光の直径は約900mmと750mmに設定可能。住宅でもこんな風に灯りで楽しめるって素敵だと思います。

それから、ナロービームライト。

縦でも横でも自由に設置できるこの器具は、テクニックがなくとも空間にさまざまな景色を与えることができる優れもの。□100の溝に変則プリズムパネルが描く、光のグラデーション。住宅に全く新しい発想の器具の登場だと思います。

そして、器具の端部まで途切れず光るシームレスランプを利用したラインライト。とにかく光の美しさにこだわった商品が目立つ展示でした。
他にもたくさんの新商品が発表され、それらを全て確認してきました。松下電工の器具に共通していえることは、エッジの美しさではないでしょうか。スクエアがとてもキレイ。サイズのバランス、タテ・ヨコの比が完璧に計算されています。
最後に、事前に頂いたカタログでは、あまり注目していなかったのに、本物はスゴク良かった商品を2点、ご紹介したいと思います。

1点目は高級照明シリーズ“LUXEMONDE リュクスモンド”の中の“Bijounoir ビジュノアール”というシャンデリア。ブラックニッケルのシックな質感とスワロフスキーのブルーヴァイオレットのクリスタルガラスの煌めきは、カタログ写真では気付くことのできない品のある美しさでした。

2点目が陰影によって上質な空間を作り出す、表情豊かなあかり。間接光を手軽に楽しめる新シリーズ“AMBILUCE アンビルーチェ”の中の“Layer レイヤー”その中でも特にホワイトがお気に入りです。
過ごし方によって明るさを100%~10%にコントロールできるこの器具は、シーンに応じて様々な表情をつくります。体験空間でこの器具を見た時は、暗い部屋の中に光が浮いているようでした。

そして、すっかり下面パネルが黒若しくはシルバーを想像していたのですが、カーテンが開き、部屋全体が明るくなると、そのパネルが白だということに気付きました。つまり、照明の要らない昼間は、空間の中にひっそりとたたずんでくれる。
照明器具は、点灯する時、点灯した時だけでなく、消灯状態の昼間の美しさもチェックしたいトコロ。そんな落ち着きある光を叶えてくれる商品です。

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