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 「神の手」福島氏、患者の死のなぜ 独占インタビューvol.1

2012-01-02 | 医科歯科ニュース

「神の手」福島氏、患者の死のなぜ

 

 脳深部組織の手術を巡って訴訟に直面する福島氏に、m3.com編集部記者が独占取材を行いました。提訴されたのは、関西の脳神経外科病院で福島氏が担当した手術の後に、患者が腫瘍内出血を起こして、四肢麻痺を経て死亡した事例です。この事件がメディアで報じられたのは今年4月。しかし、報道からは経過や真相が分からず、福島氏本人に詳しくお話いただきました。

患者側は福島氏の手術ミスが原因で死亡に至ったと主張しています。それに対して福島氏は腫瘍組織の取り違いがあった事実は認めるものの、患者は悪性腫瘍の原病死で取り違いとはかかわりないと断言します。
福島氏のインタビューを皮切りに、失敗から教訓を探っていく「失敗の研究」を連載していきます。

「神の手」福島氏、患者の死のなぜ

 

独占インタビュー、正中部の脳深部組織取り違え──Vol.1(失敗の研究)

 

2011年11月9日 星良孝

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不覚や事故の中からこそ学べる教訓はある。苦い経験から現代医療の課題を探りたい。
「失敗の研究」連載第1弾は「神の手」と呼ばれる米デューク大学の福島孝徳氏。
腫瘍摘出と患者の死がかかわる訴訟に直面する中、m3.com独占で初めて問題の手術を語った。



福島孝徳(ふくしま・たかのり)氏。デューク大学脳神経外科教授。1942年東京都生まれ。68年東京大学医学部卒業。ベルリン自由大学、メイヨークリニック、三井記念病院などを経て、91年に渡米。大学教授を歴任し、98年、カロライナ頭蓋底手術センター所長、デューク大学教授に就任。複数の大学の教授職、千葉県の塩田病院付属福島孝徳記念病院最高顧問を兼任し現在に至る。(写真:村田和聡)

 近年、日本でも医療訴訟が増え、正確な医学的知見に基づかない主張を内容とする提訴も目立っていると感じています。在米20年、訴訟天国の米国で訴えられたことのない私が今、日本で訴訟を起こされております。これにつき正確な報道がされていません。

 新聞や雑誌などメディアが伝えた内容には大きな誤解と誤報道が含まれています。事実をここでお話しいたします。全国の医師に注意を促したいという思いがあります。

 「神の手」と呼ばれる脳神経外科医の福島孝徳氏の名が全国紙で報じられたのは今年4月。「神の手が医療ミスで1億1000万円の損害賠償を求めて訴えられた」と伝えるものだった。

 メディア上で何度も取り上げられた福島氏が「医療ミスを起こした」との報道内容もさることながら、訴訟にまで至り、その上に損害賠償請求も高額だったことも相まって、驚きを持って受け止められた。

 福島氏は初めて沈黙を破り、「真実は、高度悪性腫瘍で死亡したもの。手術とは無関係」「死亡に至る医療ミスを起こしたわけではなく、患者の主張を中心とした既存の記事内容は一方的」など語る。

 医療従事者ならば、誰しもが自らの立場に置き換えて第一報を受け止めたに違いない。報道からは事の本質は見えにくい。何が問題だったのか。福島氏に直接、患者の死を巡って何が起きていたのかを聞いた。詳細を連載で伝えていく。

 まずは患者との接点から──。

 きっかけは2006年8月ころでした。関西に住む30代の女性が手紙で手術を依頼してきました。病名は脳深部組織、右の視床に生じた神経膠腫でした。

 手術を引き受けることをいったんは断りました。理由は幾つかありました。

 そもそも私は腫瘍ならば、悪性腫瘍を基本的には引き受けていません。多くのケースで予後改善が見込めないからです。

 良性腫瘍の摘出を専門としています。頭蓋咽頭腫や聴神経腫瘍など、腫瘍が正常な脳神経組織を圧迫しているような症例が対象です。抑制された機能は、腫瘍を取り去れば元通りになります。1回の手術で関連症状の改善が見込めます。

 この患者は神経膠腫。神経細胞のいわば鞘となって支持するグリア細胞が腫瘍化したのが神経膠腫です。神経膠腫はグレード1から4までの4段階に分類でき、グレード1、2であれば、5年生存率は90%近くなのに対して、グレード4の悪性となれば余命は1年足らずです。

 さらなる問題は神経膠腫が視床で発生した点でした。視床は卵が左右に並んだ形でくっついており、幅20mm程度の脳深部組織です。体性感覚、視覚、聴覚、痛覚などの感覚情報を大脳皮質に送る中継の役割を果たしています。視床は生命活動への影響が大きく、摘出できません。

 だから私はいったんは手術を断りました。

グレード1と聞いて受諾

 ですが、日ごとに感覚麻痺が強くなり、患者さんは、手術をしてほしいと再三にわたり私の手術を強く希望してきました。担当の脳外科医も手術を引き受けてほしいと伝えてきました。

 私は手術を引き受けることにしました。腫瘍はグレード1であると聞きました。MRI画像上、腫瘍のサイズは3cmと大きくなっていたものの、生検組織から「毛様細胞性グレード1」と診断されていました。私としては、視床そのものは切除できなくとも、視床から突出した腫瘍細胞を部分切除できると考えました。他の組織への拡大を阻止できる可能性があるからです。

 福島氏は脳外科の手術の準備段階から携わるわけではない。手術の中心となる腫瘍の切除に集中できるよう、チームの中堅医師が、術前準備、皮膚切開、開頭のほか、閉頭、縫合などを担う。

 主治医の開頭が済んで福島氏が手術台に向かう時には、患者はドレープ(手術用の布)で覆われている。布の一部に空いた窓から、開頭の術野が露出するが、福島氏から、布の下の患者の姿は見えない。

 この手術では想定外があった──。

 2006年10月、私は入院先の大阪の病院から依頼される形で、手術執刀チームの一人として治療に参加しました。

 手術で進入すべきは、右の側脳室正中後部でした。側脳室の空洞の後面に視床があり、取るべき腫瘍は脳の深部に存在しています。一般に、側脳室内腫瘍はまれで、通常、脳外科医が経験するのはなかなかないでしょう。ですが、私は100例以上を経験していました。

 側脳室正中後部への手術で、20年来、私は手術の際の患者体位を決めています。側脳室正中後部の手術では、右側に病巣がある場合には、患者には右を下にして側臥位で横になってもらいます。そうして患者の頭の後の方から正中右側を開頭して、右の視床へ向かって斜め下に進入していく。

 逆に左側に病巣がある場合は、左を下にして側臥位で横になってもらいます。ポジショニングは大切です。

 2006年の手術の際、私は手術台に向かって驚きました。事前の指示と異なっていたからです。

チーム医療連携の不備

 患者は私が手術の時の体位として決めている側臥位でありませんでした。患者はやや状態を起こした背臥位の半座位となっていたのです。頭の前の方を開頭してあったのです。

 このようなポジショニングは日本の従来のやり方、ヨーロッパから伝来した方法でした。私は、ロサンゼルスの小児脳外科のマッコム医師の方法にヒントを得て、過去20年来、側臥位とするポジショニングを編み出しました。私の教科書にも載せて、これを普及させてきました。

 しかしながら、今でも私の方法が伝達されていなかった。残念に思っています。


頭部や脊髄に数cmだけを切開し、300種類もの道具を使い脳神経組織の手術を行う。侵襲度の低い福島氏の開頭手術は「鍵穴手術」と呼ばれている。(写真:村田和聡)

 福島氏がこのケースの手術で決めている側臥位ではなく、体位は半座位だった。さらに、わずかなずれも問題となった。

 実は患者のポジショニングと関係して、頭部の回旋も重要でした。患者の頭の回旋がわずかですが、逆になっていたのです。

 つまり、開頭を担当した医師は、右に視床があるからと右に回旋させていました。背臥位である以上、右を狙うには回旋を左にしなければならなかったのです。半座位で患者の右側に存在する腫瘍を取る場合には、患者の頭部を左に10度ほど回旋させます。開頭を担当した医師は、右に腫瘍があるからと、右に回旋させてしまいました。

 私の執刀前には大変分かりにくい状況でした。

 脳神経外科の手術において、左右の特定は、正中部の場合では困難と言えます。わずか10度の頭部の回旋で間違いが起こり得るからです。前頭部では10度、より後頭部に近い場所では15度で左右が異なってきます。まさしく今回の手術対象だった視床は正中部に位置しており、軸の回旋の少しのずれで左右が合わなくなってしまう。一般の外科で右手と左手を間違えた、呼吸器外科で右の肺と左の肺を間違えたといった取り違え事件とは全く異なります。今回も約10度の錯角が生じていました。

 体位の違いがあったからといっても、対応できないわけではありません。手術の続行も可能です。

 「ポジショニングを直せ」「これでは無理だから手術をやめよう」とは求めませんでした。開頭された状態で、固定されていたため、容易にポジショニングの変更はできません。ポジショニングをその場で変えると感染といったリスクが発生します。手術を中止して後日行う選択肢もあり得ますが、患者の負担を考えるとそのまま実行しないわけにはいきませんでした。

 背景にあった問題として、チーム医療の重要性を強調したいと思います。段取りについて十分な打ち合わせが必要なのです。

 仕方なく私は手術に入りました。

 体位と頭部の回旋の食い違いは神経膠腫の切除取り違えにつながった。ではなぜ手術開始し、腫瘍摘出の段階に至っても福島氏は右視床と左視床の違いに気がつけなかったか。福島氏は手術開始後の問題をさらに説明する。(次回へ)

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