さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

三島訪問記(番外編)

2006-08-24 23:06:09 | 
番外編ということで、今日は三島から帰ってくるときのお話しをします。
車で三島へ行くのは初めてであるということは、以前書きました。
初めてということは、つまり道がわからないということです。

見知らぬ土地に行くとき、道順の下調べをします。
大体はインターネットの地図などを見るのですが、土地勘のある山梨県内なら「ここをあぁ行って、ここをこぅ曲がる」ぐらいで分かるのですが、他県のまったくもって未知の土地へ赴くとき、そうは行きません。
都市部では道が入り組んでいて、どこをどう曲がればよいのかとか、どこに接続しているのかとかいうことが、皆目見当がつきません。
そういう場合、便利なのがカーナビゲーションという装置なわけですが、残念ながらわたしの車には、そういう便利なキカイは積んでいません。
よほど、地図を買おうかどうか悩んだのですが、たった一度の三島訪問で、しかもたぶん一度行けば道は覚えてしまうだろうし、地図を買うのをためらっていました。
そんな時、わたしは携帯の便利なサービスを思い出しました。

その名も「EZ助手席ナビ」。
簡単に言えば、携帯がカーナビの代わりになるのですが、有料サービスということもあり、なかなか使う機会がありませんでした。
よし、じゃあよい機会だし、一日パックもあることだからと、このサービスを使ってみることにしました。
わたしの携帯は俗に言うGPS携帯。その「助手席ナビ」というサービスも、GPSを利用して自己の位置を把握しつつ、目的地への距離を測るというようなものです。
機能自体はカーナビと大差なく、しかもちゃんとしゃべります。地図も明確ですし、結構細かい道路なんかものっています。
「おぉ、なんだ。便利じゃんか」と、ちょっとした掘り出し物を当てた気分でした。
ところが、このGPS装置。ちょっと問題がありました。
その問題とは、少しでも電波の調子が悪かったりすると、通信を切断してしまうんですね。
まぁ人工衛星を使っている機能なのですから、当然といえば当然なのですが、それが長時間に渡るとえらいことになります。

三島からの帰り、旧鎌倉往還である国道138号線を走っていました。
最後に、携帯が「2km先、左折です」と声を発してから、だいぶ時間がたちました。
「Oくん、そろそろどこか曲がるんじゃないの?」
「えぇ。そろそろだと思うんですけど。あ、あそこに看板がありますよ。あそこを下るんじゃないですか」
見ると。確かに、青地に白で「山中湖」と書いてあります。
「え、でも携帯黙ったままだよ。」
といって、そのまま看板をスルー。
「え、でも。この先有料道路ですよ」
「えーっ!」
と驚いても、後の祭り。携帯からようやく出てきた言葉は、
「ルートから、外れました」
なんですとーッ。遅い!遅いよ!
このあたりは山間で電波のとどきが悪かったのでしょうか。のちに地図の更新が止まっていたことが判明しました。
結局、須走ICから東富士五湖道路を走り、山中湖ICでおりるというルートを辿って、都留へと向かいました。

この事件から得た教訓は、
1.カーナビを完全に信用してはいけない。
2.カーナビよりも、自己の目で見たことの方が正しい。
3.きちんとした距離感覚を、掴んでおくべき。
ということになります。

さて、いちおうこれで三島訪問記はお終いです。
次回からは、また別のシリーズが始まる予定です。
では。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パチパチパチ (クリタ)
2006-08-25 20:25:46
いやぁ、あの2日間をここまで細かく書いてくれた兄弟に、惜しみない拍手を捧げるよ。もちろん、手と手を叩くのではなく、自分の尻をパチパチと叩く、そういう拍手を惜しみなくさせてもらうよ。パチパチパチ、パチパチパチパチ。
返信する